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国産SUVの中古車|100万円台で手に入るおすすめ5選【2022年最新情報】

200万円以下の予算で狙える中古SUVをセレクト

今、日本をはじめ世界中で人気を集めるSUV。大きなタイヤと床下が高いということで悪路に強く、しかも荷物も積みやすいため、幅広い用途に使えることが魅力です。日本でも数多くのSUVが発売されており、簡単に中古車を探すこともできます。

今回は100万円台、つまり200万円以下の予算で狙える中古SUVを紹介しましょう。比較的、新しめで信頼性の高いモデルをセレクトしました。


鈴木 ケンイチ
1966年9月15日生まれ。茨城県出身。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。見えにくい、エンジニアリングやコンセプト、魅力などを“分かりやすく”“深く”説明することをモットーにする。

都会的なスタイリッシュデザイン

トヨタ「C-HR」

2016年12月より発売開始となった「C-HR」

2016年12月より発売されているトヨタのコンパクトSUVが「C-HR」です。サイズ的には、同じトヨタの「ライズ」「ヤリスクロス」よりも大きく、「RAV4」よりも小さく、昨年に発売されたばかりの「カローラクロス」と同等といったところ。

特徴は「デザイン」と「走り」。四角いボディではなく、抑揚の大きな丸みを帯びたデザインが採用されました。走りはパワーこそ大きくないものの、ドライバーの意思に忠実に動く、非常に楽しい味付けがなされています。

2016年モデルのC-HR 「G」

パワートレインは1.2リッター・ガソリン・ターボ・エンジン車とハイブリッドの2種を採用。トヨタが「もっといいクルマづくり」として生み出したTNGAプラットフォームを「プリウス」に次いで採用するなど、開発にも力が入っています。

発売直後にヒットして、2017年のSUV新車販売台数ナンバー1を獲得しています。100万円台の予算で狙うのであれば、2019年式以前のガソリン車、もしくは2017年のハイブリッドでしょう。

コンパクトなボディと広い室内を両立!

ホンダ「ヴェゼル」

2013年12月にデビューした「ヴェゼル」

ホンダの人気コンパクトSUV「ヴェゼル」。100万円台の予算で中古車を探すのであれば、2013年12月にデビューし、2021年3月まで発売されていた先代モデルがおすすめとなります。

「ヴェゼル」の特徴は、コンパクトカーである「フィット」をベースにしたSUVということ。「フィット」はクラスの割に、室内が広いということが美点ですが、その良い部分が「ヴェゼル」にも受け継がれています。コンパクトSUVで、しかもクーペ的なシルエットでありながらも、十分な室内の広さが確保されています。

2013年12月にデビューした「ヴェゼル」

パワートレインは、1.5リッターのガソリン・エンジン車とハイブリッドの2つを用意。ホンダらしい、きびきびとしたスポーティな走り味も特徴です。ハイブリッドを探すのであれば2017年式以前、エンジン車であれば、2020年式の車両もターゲットとなります。

頼れる「タフ」な車

日産「エクストレイル」

2013年12月に発売となった現行モデルの「エクストレイル」

日産の屈指の人気SUVとなる車が「エクストレイル」です。2013年12月に発売となった現行モデルであっても、2018年式以前を狙うのであれば、100万円台の予算で十分に探せるでしょう。

現行の「エクストレイル」は、日産のミッドSUVとして十分なオフロード性能と実用性を備えつつ、先代よりも、ぐっとモダンなルックスに進化しています。

2013年の時点では、2リッターのガソリン・エンジン車のみで発売されましたが、2015年4月にハイブリッドを追加。2015年12月の一部改良にて自動ブレーキを標準装備に、2017年6月にマイナーチェンジを実施。このようにモデルライフは長いものの、改良が続けられており、ライバルに伍する商品力を今も保ち続けています。

2015年4月に追加されたハイブリッドモデル

年式によって仕様がだいぶ異なりますので、中古車を購入する際は先進運転支援機能などの内容を、よく確認・吟味するようにしましょう。

パワフルな走りとランニングコストに優れた車

マツダ「CX-3」

2015年2月にデビューした「CX-3」

近年、SUVラインアップの充実に励むマツダ。そのマツダSUV群の中で、最もコンパクトなモデルが「CX-3」となります。ベースとなっているのはコンパクトカー「マツダ2(旧名・デミオ)」。単に小さいSUVということではなく、「小さいけれど、ちょっとよいSUV」を目指した車として、2015年2月にデビューしました。

ルックスは、他のマツダ車と同じ「魂動デザイン」を採用しており、小さくても躍動感は抜群。車両価格は、当初、237万6,000円からと、やや高めに設定されたこともあり、インテリアの質感も上々です。さらに、このクラスとしては他にない1.5リッターのクリーン・ディーゼル・エンジンを搭載しました。

大幅改良がされた2018年式の「CX-3」

パワフルでランニングコストに優れるクリーン・ディーゼルを愛車にしたい人には、ぜひともおすすめです。マツダ車は毎年のように改良が実施されており、「CX-3」も2017年に2リッターのガソリン・エンジン車を追加。2018年5月に大幅改良が実施されています。

本格的な悪路走行能力を体験!

スズキ「ジムニー」

2018年に登場した現行型の「ジムニー」

現在、発売されている軽自動車の中で唯一、本格的な悪路走行をこなせるSUVがスズキの「ジムニー」です。最新モデルは2018年7月に発売されたもので、スクエアなデザインを特徴とします。

「ジムニー」は伝統的に3ドアなので、「しょっちゅう後席に人を乗せる」という人にはおすすめできません。しかし、本格的な悪路走行能力を備えるゆえの「本物の道具感」は、誰にも負けるものではありません。新車価格が約150~185万円ですが、中古車の相場も高めに推移しています。先代モデルも人気が高いため、正直、中古車価格に割高感を感じてしまう人もいるでしょう。

しかし逆に言えば、人気が高く、しかも根強いため、手放すときも高価買取が期待できます。非常に古いモデルも中古車として取引されるため、長く乗っても売り物になるのも「ジムニー」ならではの魅力ではないでしょうか。


SUV人気は、まだまだ加熱する一方で、各メーカーから多くの新型車が登場しています。中古車の数も多いので、購入するときはモデルごとの特徴や相場価格、内容をよく吟味して選ぶようにしましょう。

執筆者プロフィール
鈴木 ケンイチ
鈴木 ケンイチ
1966年9月15日生まれ。茨城県出身。国学院大学卒。大学卒業後に一般誌/女性誌/PR誌/書籍を制作する編集プロダクションに勤務。28歳で独立。徐々に自動車関連のフィールドへ。2003年にJAF公式戦ワンメイクレー...

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