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三菱『コルト』が復活!9年ぶりに欧州市場へ、10月から販売開始予定

三菱『コルト』が9年ぶりに欧州市場へ!10月から販売開始予定

2023年6月9日、三菱の欧州事業統括会社であるミツビシ・モーターズ・ヨーロッパ・ビー・ブイは、新型5ドアコンパクトハッチバック『コルト』の欧州発売を発表しました。

「コルト」の名称は1962年の『コルト600』誕生以降、三菱車のメインネームおよびサブネームとして長く親しまれてきたネーミングです。2014年以降はコルト名前が付けられた車が不在でしたが、この度9年ぶりに欧州でコンパクトハッチバックの三菱 コルトが復活することになります。

新型三菱 コルトは、2023年10月より欧州での販売開始が報じられています。

基本構造はルノー『クリオ』、細部は三菱デザイン

新型三菱『コルト』は「ルノー・日産・三菱自動車 アライアンス」間での技術共有により、改良新型ルノー『ルーテシア』(欧州名『クリオ』)のOEM車両として販売されるようです。

車体の基本構造はルノー クリオと共通であるものの、三菱のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」の要素と取り入れ、前後バンパーやグリルの形状はよりシャープなデザインにまとめられています。

スリムデザインのフルLEDヘッドライト下部には、L字型のLEDデイタイムランニングランプを配置。リアはワイド感を強調するスポーティで安定感あるデザインとし、欧州の街並に映える外観に仕上げたと三菱は述べています。

インテリアには多機能な大型ディスプレイオーディオが

インテリアデザインの大部分もルノー『クリオ』と共通であり、そのなかでも大きなトピックはスマートフォン連携ディスプレイオーディオと、臨場感のある音を奏でるBOSEプレミアムサウンドシステムの採用です。

センターコンソールに備わるディスプレイは標準の7インチのほか9.3インチも選べ、タッチ操作により走行モードやエンジンの出力特性やステアリングフィール、車内環境などが個別設定できる「マルチセンス」システムをコントロール可能。走行モードは「マイセンス」「スポーツ」「エコ」の3つから選択できるとのことです。

また先進安全装備は、衝突被害軽減ブレーキをはじめとして、後側方車両検知警報や後退時交差車両検知警報、駐車支援システムなどを搭載。三菱は、新型コルトの充実した機能により、安全で安心なドライブを提供できると説明しています。

1.6Lエンジン+2モーターのハイブリッドモデルもラインナップ

新型『コルト』にはハイブリッドモデルとガソリンエンジンモデルが用意され、1.2kWhのバッテリーを搭載したハイブリッドモデルは1.6Lガソリンエンジンに駆動用と発電用の2つのモーターを使った構成に、マルチモードの自動変速機を組み合わせるとのこと。

ガソリンエンジンモデルには排気量1.0Lエンジンが搭載され、ターボエンジンには6速MT、自然吸気エンジンには5速MTが設定されると報じられています。

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