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Bクラス

更新

【ベンツBクラス】維持費や実燃費と性能からカスタムの評価まで

メルセデス・ベンツ 新型Bクラスがスクープ!

メルセデス・ベンツ Bクラスのテスト走行がスクープされました。全体にカモフラージュがかかっているものの、ヘッドライトの形はわかりやすくなっています。

メルセデス・ベンツ Bクラスが装備を追加!

メルセデスベンツ_bklasse_外装

メルセデス・ベンツは、B180の装備を数多く追加し、価格を改定して7月26日より発売すると発表しました。

変更点としては、オプションを装備したベーシックパッケージと、EASY-VARIO PLUS(バックレスト折りたたみ角度調整機能、後席シートスライド機能、ラゲッジフロアボード調整機能)、後席テーブルなどが標準装備されます。価格は34万円値上げの360万円になります。

同時に装備と価格が見直された車種はこちら!

メルセデス・ベンツ Bクラスとは?

メルセデスベンツ_bklasse_外装

メルセデス・ベンツ Bクラスとは、ドイツの自動車ブランド、メルセデス・ベンツが販売している5ドアハッチバック車です。カテゴリー上は、Cセグメント(全長が4,200~4,500mm)の車です。メルセデス・ベンツAクラスとプラットフォーム(車の骨格部分)は共通の姉妹車です。

メルセデス・ベンツBクラスは、コンパクトな車体にFF(フロントエンジン前輪駆動)レイアウト、5ドアハッチバックと日常の使い勝手を重視しているモデルです。しかしながら、メルセデス・ベンツらしい作りこみがあり、国産車とは違った個性のある5ドアハッチバック車となっています。

メルセデス・ベンツ Bクラスの歴史

メルセデスベンツ_bklasse_リア

初代Aクラスが登場した1997年、それまでの最小クラスであったCクラスからより小型の乗用車を、メルセデス・ベンツも手がけるようになりました。2005年、Aクラスのモデルチェンジに伴い、共通のプラットフォームで、よりホイールベースの長い、メルセデス・ベンツBクラス(T245/W245型)が販売されました。

ラインナップは、1.7リッター直列4気筒エンジンと2リッターの直列4気筒搭載車で、ヨーロッパでは、2リッターディーゼルエンジン、1.5リッターガソリンエンジン車も用意されました。

Aクラスと比較してホイールベースが長い分、居住スペースが広くなっていました。FF(フロントエンジン前輪駆動)のため、Eクラス並みの室内空間があります。そして、2代目W246型が、2011年より販売開始されました。

メルセデス・ベンツ Bクラス外装について

メルセデスベンツ_Bクラス
メルセデスベンツ_Bクラス

Aクラスがスポーティなハッチバックスタイルなら、Bクラスはファミリーユーザーを意識したワゴンのような形状が特徴です。Cピラーからリアのラインは、直角に近く、実用性の高さを感じさせます。ベンツの共通のフロントマスクは、欧州メーカーらしく、ブランドイメージの統一性があります。

日本の立体駐車場に納まるサイズ全高1,545mmにするために、日本仕様は全車スポーツサスペンションを装備して車高を下げています。先代のBクラスより洗練されたデザインですが、Aクラスより実用性のあるCセグメント車としての本質は変わっていません。

メルセデス・ベンツ Bクラス内装について

メルセデスベンツ_b-klasse_内装
メルセデスベンツ_b-klasse_内装

ベンツBクラスのインテリアは、先代より高級感が増しています。ドイツ車らしい、座り心地のいいシートは、長時間のドライブでも疲れません。12色のLEDアンビエントライトが、室内をカラフルに彩ります。

インテリアの使い勝手や質感は、メルセデス・ベンツらしさを感じさせます。また、ホイールベースの延長により、充実した広さの室内空間があります。特筆すべきは、ラゲッジスペースで通常状態で488L、リアシートを倒すと1,547Lもの広さがあります。

メルセデス・ベンツ Bクラス スペック

メルセデス 2.0L直4DOHCターボ(M260)
ベンツBクラス ベンツ B180 ベンツ B250 4MATIC Sports
エンジン種類 直列4気筒DOHCターボ 直列4気筒DOHCターボ
排気量 1.6L 2.0L
最高出力 90[122]/5,000 155[211]/5,500
最大トルク 200[20.4]/1,250 350[35.7]/1,200
トランスミッション 7AT 7AT
駆動方式 FF 4WD
使用燃料 ハイオク ハイオク
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm
全長 全幅 全高
4,400 1,785 1,545
ホイールベース 車両重量 乗車定員
2,700 1,450~1,600 5
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

メルセデス・ベンツBクラスは、3つのグレードと、2種類のエンジンで構成されています。B180と、B180 Sportsには、1.6リッターの直列4気筒ターボエンジンを、B250 4MATIC Sportsには、2リッターの直列4気筒ターボエンジンを搭載しています。B180はFFで、B250 4MATIC Sportsには4WDの設定しかありません。トランスミッションは、日本仕様では、7速DCTのみです。

ヨーロッパでは、ダウンサイジングターボと呼ばれる、直噴ターボによって排気量を小さくし、パワーと燃費を両立させたエンジンが増えてきています。Bクラスも例外ではなく、先代の1.7リッターから1.6リッターにダウンサイジングしました。最大トルク20.4kgfが、1,250rqmから発生するなど、低速トルクが充分あり、扱いやすいエンジン特性となっています。

メルセデス・ベンツ Bクラス 走行レビュー

メルセデスベンツ_Bクラス

・思っていたより、燃費が良く小回りがききます。

・走り出すと気になりませんが発進時にはもっさり感があります。街乗りは燃費が悪いかもしれません。あとナビの地図データ更新料金が高すぎます。

・Aクラスより安定感があります。女性でも分かりやすいほど直進・コーナリングに安定感が増しています。スタートは遅いですがDCTなので仕方がありません。クラッチがスムーズにつながると低速トルクでスイスイ進みます。以前のCVTより格段に加速感がUPしています。ECOモードオフだと発進時がスムーズです。ギクシャク感はあまり感じません。

・スタート時の加速が若干もたつきます。速度が出ると充分なパワーがあるようです。先代よりも、足回りが柔らかくなったせいか乗り心地は良いです。

メルセデス・ベンツ Bクラス 実燃費について

メルセデスベンツ_bクラス

燃費が思っていたより悪く、街乗りでリッター5km程度です。内装は後席に奥行がないように思えます。ナビが使いにくいのも気になります。走りは重いですがこれは安定している事象です。

燃費 9km/Lでした。良かった点は後席の広さ。ラゲッジの広さ。レーダーセーフティで安全性が高い。ディスプレイが大型化してバックカメラが見やすく、ACCは非常に便利で楽。マイナーチェンジで乗り心地が良くなったと思います。 後部ドアも広くて大きいので乗降が楽。シート位置が高いので見晴らしが良く運転しやすい、また16インチタイヤなので乗り心地が良い。ベンツマークがついているので誰にでも分かる車なのが良い。

気になった点は地上高の低いため下を擦りやすい。車内色が黒で暗い。天井は薄い色の方が良かったです。 スタイルは良くはない。エアコンの効きがイマイチだった。エンジン音が大きいのでもっと静かなほうが良かった。すぐに飽きがきてしまう車である。後部シートがリクライニングしない。物入が少なく小さいのはつらい。 価格が安くはないので登録済み認定中古車を安く手に入れるのが賢い。純正ナビは使いずらくタッチパネルではないので非常に不便。

総評として、ファミリーカーとして購入しました。車高1550mm以内なのでマンション立体駐車場も利用可能でした。 おおむね満足していますが、やはり何か物足りません。格好は良くないのでそれほど愛着もわかないし、 単純に生活に利用するためだけの車になってしまった。趣味の車には向いていない。実用車として 後席に人を乗せる事が多い人には良いチョイスだと思います。

燃費 12km/Lです。良かった点は運動性能が高くパワーが十分あります。足回りもよく,ハンドリングも良い。大きめハッチバックという,スポーツとはかけ離れたイメージでしたが楽しい走りができます。DCTのつながりがかなり洗練されていて変速ショックがほとんどなくスムーズに加速できます。高速での燃費がよく18km/lを超える場合もあります。また高速での乗り心地がよく、継ぎ目やへこみの振動をおさえこみ,余計な揺れを感じさせません。

気になった点は街乗りでの燃費が悪く、10km/lを切ることが多い。深夜であれば15km/lまで伸びることもあるが,ストップアンドゴーを繰り返すと燃費を伸ばすのは難しい。低速域だと,足が硬いと感じることがある。DCTの発進がぎこちなく上り坂や,駐車時の発進などでは、トルコンATに比べてもっさり感がある。普段乗りでは気にならないが,車高が低いのでラフに段差を超えようとすると擦ることがある。ゆっくり斜め侵入すればほとんど問題ない。

総評は、意外なほどよく走ります。高速での走りが特によく,日本車との違いを感じることができるので遠出が楽しくなる。ほぼ同価格帯のAクラスと比較すると荷室も十分広く、初めての外国産車としては所有しやすい。また所有する喜びを得られる車だと思う。 もちろん上位車種のCクラスなどと比較してしまうと違いを感じるが、ボディサイズ、価格など最も所有に踏み切りやすいメルセデスだと思う。

重めの1,450kgという重量ですが、およそ11.5kmと悪くない燃費です。

メルセデス・ベンツ Bクラス 年間維持費について

メルセデス・ベンツ Bクラス 2018

メルセデス・ベンツ Bクラスの年間維持費を計算してみます。自動車税が年間3万9,500円、重量税が7,500円、自賠責保険が1万2,915円、任意保険は諸条件で幅が出ますが、年間6万円とします。

また、年間走行距離8,000kmと仮定して、ハイオクリッターあたり130円で9万435円、駐車場代年間12万円、オイル交換費6,000円、車検代を5万〜10万円として年間約40万〜45万円程度が維持費となります。

メルセデス・ベンツ Bクラス カスタムについて

メルセデス・ベンツ Bクラス 2018

ブラバスや、カールソンからエアロパーツが出ています。フロントスポイラーが、9万~10万円、リアパネルも9万~10万円です。カールソンのサイドスカートが9万円で、ルーフスポイラーに7万2,000円、フルエアロに38万円くらいかかります。

定番のマフラー交換ですが、カールソンの4本出しマフラーが税込み19万5,000円です。ブラバスからは、15万1,500円でマフラーが販売されています。

手軽なパワーアップパーツとして、PPEがあります。PPEを取り付けるだけで、ノーマルの122PSから、155PSにアップします。このユニットはターボやスーパーチャージャーをブーストアップするパーツで、比較的容易に取り付けられます。税込み7万9,800円です。

ブラバスなどベンツのチューニングメーカーについてはこちら

ベンツのチューニングメーカーまとめ!AMGだけじゃない!ロリンザー・ブラバス・カールソンも紹介

ベンツ Bクラス グレード別価格

メルセデス・ベンツ Bクラス 2018

ベンツBクラスには、3つのグレードが用意されています。1.6リッターのベースグレードB180は、316万円(税込)です。B180 Sportsは、LEDヘッドライト、パーキングパイロット(縦列駐車や並列駐車をサポートする機能)などが搭載されて、395万円。最上級モデル、B250 4MATIC Sportsは、4WDに2リッターエンジンの組み合わせで505万円です。

最新「Bクラス」中古車情報
本日の在庫数 532台
平均価格 203万円
支払総額 30~579万円

メルセデス・ベンツ Bクラスはお手頃サイズのベンツ

ベンツBクラスのアクティブパーク・アシスト機能の紹介動画です。

ベンツBクラスについて紹介しました。ベンツBクラスは、Aクラスと共通のプラットフォームですが、利便性を向上するためにホイールベースを延長し、1クラス上の居住空間とラゲッジスペースを持っています。ファミリーユーザーに適したサイズと、ベンツらしいインテリアの質感と疲れにくい乗り味が特徴です。

マイナーチェンジにより、固かった乗り心地が改善され、立体駐車場に適合する車高に納められるなど、日本市場に対する配慮が感じられます。国産にはない魅力を持つメルセデス・ベンツを手ごろな価格で体験してみてください。

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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