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【マツダCX-3 新型vs旧型違いを徹底比較】今回のマイナーチェンジは変更多数!
目次
新型CX-3 マイナーチェンジ!
2018年5月17日、マツダがコンパクトSUV「CX-3」のマイナーチェンジを発表しました。
今回のマイナーチェンジでは外装・内装の質感の向上、スカイアクティブエンジンの改良、予防安全機能の追加などが行われました。
マツダは新型CX-3について、「人間中心」の思想のもと、あらゆる領域を深化させ、従来モデルから持っていた質のレベルを一段引き上げたと述べています。
MOBY編集部はメディア向けに事前に開催された事前発表会に参加してきました。記事前半では、新型CX-3の詳細についてマイナーチェンジ前のモデルとの比較を交えながら徹底解説し、記事後半では、CX-3のオーナーや購入を検討している方向けに、より詳しい情報について解説します。
マツダ CX-3とはどのような車?
CX-3とはマツダのSUVラインアップ「CXシリーズ」の中で、最もコンパクトなモデルで、新世代マツダ車の第5弾となります。
2014年10月に新型コンパクトクロスオーバーSUVの車名が「CX-3」になることが発表され、日本国内では2015年2月より発売開始されました。その後2015年12月、2017年6月に2度の一部改良がなされ、現在に至ります。
マイナーチェンジされたCX-3の主な変更点
●フロントグリル
●インテリアデザインや素材
●電動パーキングブレーキ
●マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)[全車速追従機能付]を装備
●360度ビューモニター追加※オプション
●1.8L 直4気筒DOHC直噴ターボエンジン
●2.0L 直4気筒DOHCガソリンエンジン
新型CX-3の外装はより力強く迫力あるデザインに
新型CX-3のエクステリアデザイン(外装)について、CX-3担当主査の冨山氏は「Exquisite&Edge(気品ある美しさと先鋭さ)をテーマに精巧で上質な美しさをさらに磨き上げた」と語っています。
外装の変更点は、LEDヘッドライト・フロントグリル・テールランプのデザインの改良とフォグランプベゼル・ピラーガニッシュの塗装の変更です。マイナーチェンジ前のモデルから大幅な変更はなく、キープコンセプトのまま最新のマツダデザインに沿ったフェイスリフトとなりました。
デザイン変更点
・ラジエーターグリル
・18インチアルミホイール
・クロームサイドガーニッシュ
・リアランプ
色・素材変更点
・A/B/Cピラー
・ドアトリムパネル
・エアコンルーバーリング
新型CX-3の外装をマイナーチェンジ前のモデルと比較
ラジエーターグリル
左:マイナーチェンジ前のモデル、右新型
マイナーチェンジ前のモデルでは、グリルの端まで水平ライン上に伸びていたデザインが、新型では、縁取りされることによってより力強いフロントフェイスに見えます。
フォグランプベゼル
新型ではフォグランプの周りを覆うパーツ(フォグランプベゼル)がグロスブラック塗装され、より上品な色使いになっています。
ピラーガニッシュ
フォグランプベゼルと同様に、新型ではピラーガーニッシュもグロスブラックに塗装されています。ボディーサイドから見ると黒く輝いて目立ち、よりインパクトがあります。
リアコンビネーションランプ
左:マイナーチェンジ前のモデル、右:新型
テールランプは、マイナーチェンジ前のモデルでは「コの字」型と細く鋭い線で形成されていたのに対し、新型では円形型と水平ラインによる形成に変更されました。LEDの最適配列により均一に発光するため、後続車からの視野性が向上します。
ホイールデザイン
左:マイナーチェンジ前のモデル、右:新型
新型のホイールは、マイナーチェンジ前のモデルと比べ切削面が大きく外に広がったデザインになっています。新型の方がより迫力はあるものの、新旧で好みが割れそうです。
ボディサイズに変更は無し
今回のマイナーチェンジでは、ボディサイズに変更はありません。車両重量のみに新旧で若干の差があります。
新型 | マイナーチェンジ前 | |
全長 | 4,275mm | |
全幅 | 1,765mm | |
全高 | 1,550mm | |
ホイールベース | 2,570mm | |
車両重量 | 2WD:1,230~1,300kg4WD:1,330~1,370kg | 2WD:1,240~1,290kg4WD:1,300~1,360kg |
乗車定員 | 5人 |
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...