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【ホンダゼストスパークは魂を熱くする車】カスタム例や内装から実燃費まで
目次
ホンダ・ゼストスパークとは
ホンダゼストのスポーツモデルであるホンダゼストスポーツに置き換わった車がホンダ・ゼストスパークです。個性的なエクステリアデザインは高く評価され、外装のビジュアルに惹かれて購入を決意する人も多いです。
そんなホンダゼストスパークについて語る前に、派生元であるホンダゼストについて解説します。
ゼストスパークを製造したホンダの詳しい解説はこちら
ホンダ・ゼストスパークの前身ゼストって?
ホンダ・ゼスト
ホンダ・ゼストは2006年に本田技研工業から販売された、トールワゴン型の軽自動車です。最大4人乗り5ドアで、操縦性と安定性の高いボディシャーシが特徴でした。
ライフの派生車種であるザッツの後継車として、ライフのプラットフォームをそのまま作用されたホンダゼストは、高い室内高と荷物を積みやすく設計されていて、スポーツサスペンションを標準装備していました。
軽自動車初のサイドカーテンエアバッグが装備された事で「衝突安全性能総合評価」を獲得しています。
ザッツ、ライフについては以下の記事を参考にして下さい。
【ホンダライフは縁の下の力持ち】歴代車種の実燃費&価格情報!JB5やJB1の人気型式も
スポーティなデザインのエクステリア
▲画像はホンダ・ゼストスポーツ
ホンダ・ゼストは2006年の販売当初
・ファミリーをターゲットとした「ゼスト」
・若者をターゲットにした「ゼストスポーツ」
以上2種類のモデルを販売していましたが、とりわけゼストスポーツに注力した販売展開をしていた為、スポーツタイプがヒットしました。
女性デザイナーを起用したことが、それまでの男ならではの考えで作られた軽自動車のデザインと一線を画したことに繋がり、功を奏した結果となりました。
質感の高さを強調されたインテリア
ホンダがゼストを宣伝する際、中でも力を入れてプロモーションされていたのは「内装の質感」でした。外装が女性デザイナーを起用したことは前述したとおりですが、内装デザインは男性デザイナーが起用。
標準モデルは暖色系のカラーで統一され、スポーツモデルが黒でまとめられています。
ホンダゼストのエンジン・ミッション
機構はライフと殆ど共通しています。エンジンはP07A型 直列3気筒 SOHC 6Valve PGM-FI仕様 660cc。NA仕様とターボ仕様でトランスミッションはインパネシフトの4速ATのみとなっています。
これら特徴をもつホンダゼストはその後、2008年にマイナーチェンジし、その際、スポーツタイプが廃止となり、スポーツタイプに代わるモデルとして
・プロジェクタータイプのディスチャージヘッドランプ
・専用フロントグリル・バンパー
上記2点が新装備として採用された「ゼストスパーク」が登場したのです。
ホンダ・ライフの詳しい解説についてはこちら
【ホンダライフは縁の下の力持ち】歴代車種の実燃費&価格情報!JB5やJB1の人気型式も
ホンダ・ゼストの現在の中古車価格はこちら
- 最新「ゼスト」中古車情報
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本日の在庫数 200台 平均価格 27万円 支払総額 10~68万円
ホンダ・ゼストスパークの外装
エアロパーツ装着モデル「スパーク」
ホンダゼストスパークと、従来のモデルであったゼストとの大きな違いの1つが、エアロパーツです。
大開口の専用フロントバンパーグリルなどを採用し、個性的でありながらも精悍で迫力あるエクステリアデザインが高く評価されました。エアロパーツ以外にも、ホンダゼストスパークはディスチャージライトを全グレードに標準装備していました。
ゼストスパークだけのエンブレム
ホンダゼストスパークのリアに装着されるロゴは「ZEST(ゼスト)」ではなく「Spark(スパーク)」となっていました。
また、ロゴの位置もゼストがリアゲートガーニッシュの右側だったのに対し、ゼストスパークはリアゲートガーニッシュ下の左側に移動しました。エンブレムはいわば車の名刺ともいえる部分なので、ただの派生モデルではなくゼストと差別化がきっちりされていたことになります。
インパクトの高いエクステリア
▲画像はスズキ・ワゴンR
ホンダ・ゼストスパークが現役で新車販売されていた当時、ライバルと言われていた車はスズキ・ワゴンRなど軽自動車の代名詞ともいえる存在。
そんな中、ホンダ・ゼストスパークはリアスポイラーの大型化も手伝いインパクトのあるヴィジュアルで市場に登場し、好セールスをたたき出しました。
スズキの新型ワゴンRの最新情報についてはこちら
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ホンダ・ゼストスパークの内装
2006年、ゼストの発表当時から内装の質感の高さが謳われていましたが、ゼストスパークでも内装の高いレベルは健在していました。ゼスト同様、黒を基調とした大型のシートは、ラグジュアリー感こそないもののしっかりとした座り心地と高い評価を得ています。
また、当時の軽自動車にありそうでなかった装備として、Wグレードにはフルオートエアコンが標準装備していました。オプションとはいえ、リアモニター付きオーディオも選択可能という事で、操縦性と高い安全性に加えて居住空間性も評価されていたといえるでしょう。
ホンダ・ゼストスパークの性能とスペック
静寂性と高い走行性能がもたらす効能
ホンダゼストスパークは、概要だけ見ているとどうしてもエアロ装備や外装の評価ばかりが目につきますが、自動車としての性能も評価されています。リアルタイム4WDは、通常ほぼFF状態で走行できます。
オフロードや前輪が滑りやすい雪道などでは降臨にも適切な駆動力を配分し、安定した走行を実現しています。
最小回転半径4.5mという小回りは、とくに道の狭い日本の道路事情に特化しており、変速ショックの少ない4速ATは坂道などでスムーズな加速を実現しました。ロックアップ機構では最適なギアチェンジを電子制御してくれる技術も搭載されている為、運転がしやすくなっています。
また、ホンダゼストスパークは高剛性シリンダーブロックを採用。エンジンの振動とノイズを大幅に低減し、音楽も楽しめる仕様になっていました。
ホンダゼストスパークは標準タイプの「G」「Gターボ」、上級タイプの「W」「Wターボ」大きく分けて以上2種類が準備されており、最後に販売されていたモデルは「ダイナミックスペシャル」という特別仕様車でした。
以下は、特別仕様車を除いた基本的なスペックです。
排気量:658㏄
燃費:17.2~21.0km/L
価格:1,254,750~1,626,000円
ホンダ・ゼストスパークの中古車価格
ホンダ・ゼストスパークは、2012年を最後に製造が終わったため、中古ならお得に購入することができます。
【ゼストスパークの中古車価格帯】
平均価格:約500,000円
価格帯:250,000~1,100,000円
ゼストスパークの現在の中古車価格はこちら
- 最新「ゼストスパーク」中古車情報
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本日の在庫数 300台 平均価格 35万円 支払総額 10~81万円
ホンダ・ゼストスパークの実燃費
ゼストスパークのカタログ燃費は170km/Lでしたが、実燃費はどうでしょう?
ゼストスパークの実燃費のレビューを集めてみました。
・燃費は、普通に走れば18~19km/lです。
・スタイルが良い
・エコ運転に心がけても平均燃費13㎞(積雪路・四輪駆動)程度です。フルタイムでないのに、燃費は悪い。
・エコ運転を心掛ければリットル18km以上です。広い室内と安全性も良い。
との口コミがあります。
口コミによれば、燃費性能にばらつきはあるものの、カタログ性能とほぼ大差がなく、そういう意味では誠実な車といえるでしょう。
ホンダ・ゼストスパークのカスタム例
ホンダゼストスパークは、エアロパーツだけではなくドレスアップパーツも豊富で、若者をターゲットにしたモデルがあった事も助け、カスタムしやすいと評価されていました。
特にその中でも電装やライトなどを始めとした、夜になった時に効果を発揮したカスタムパーツが多く、きらびやかにどう光らせるかをテーマに改造する方も多かったようです。
ホンダ・ゼストスパークは魂を熱くさせる車!
ホンダゼストスパークについてまとめてみましたが、いかがでしたか?ゼストは「刺激・熱意」といった意味があり、スパークには「魂を熱くさせる」という意味合いで名付けられたゼストスパーク。
軽自動車としての機能は高く、乗り心地は年数がたった今でも評価されています。是非、興味を持って頂けたらあなたも中古車市場で探してみてくださいね!
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...