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ホンダ・ヴェゼルが一部改良!価格改定にもSNSで反響続出

2025年10月2日、ホンダは「ヴェゼル」を一部改良し発売しました。

コンパクトSUVの代表的な車種として挙げられるヴェゼルの一部改良に、SNSでも注目が集まっているようです。

では、具体的にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。

そもそも現行型ヴェゼルはどんな車?

現行型のホンダ「ヴェゼル」は、2021年4月23日に発売されたコンパクトSUVです。

ヴェゼルの開発はホンダ独自の「マン・マキシマム/メカ・ミニマム(M・M)思想」に基づいており、人のための空間を最大限に、機械のためのスペースを最小限に抑える設計が採用されています。

たとえば、この思想を実現する「センタータンクレイアウト」を先代から継承し、コンパクトなボディながらも広々とした室内空間と多彩なシートアレンジを両立しています。

また、エクステリアは、クーペライクなプロポーションを際立たせる「スリーク&ロングキャビン」を採用し、前後を貫く水平基調のラインは、伸びやかで力強い印象です。

一方、インテリアは「かたまり感」を意識したソリッドな造形を基調としており、SUVらしい力強さが表現されています。

身体が触れる部分に柔らかな素材を使用することで、上質さと快適さの両立が図られています。

下位グレードのオプション装備が充実!SNSでも装備に言及する声多数

今回の一部改良では、「G」「e:HEV X」「e:HEV X Huntパッケージ」といった下位グレードに、利便性を高める新たなメーカーオプションが追加されました。

新たに設定されたのが、「Honda CONNECTディスプレー」「ワイヤレス充電器」「ETC2.0車載器」をセットにしたオプションです。

これにより、上位グレードに限られていた装備を、より幅広いユーザーが選べるようになりました。

なお、Honda CONNECTディスプレーは、スマートフォンとの連携機能を強化し、ナビゲーションの自動地図更新や、エアコンやドアロックをスマホから操作できる「リモート操作」機能などを備えています。

たとえば、夏場に車内が高温になった際でも、乗車前にエアコンを起動して快適な温度にしておくことが可能です。

さらに、ライトの消し忘れ通知や車両位置の確認機能など、日常の使い勝手を向上させる機能も搭載されています。

また、スマートフォンを車の鍵として使える「Hondaデジタルキー」や、車内でインターネットが利用できる「車内Wi-Fi」なども利用可能で、アウトドアや移動中のテレワークといったシーンにも対応できる設計となっています。

下位グレードでも選べるようになった装備について、SNSでは、「リモート操作で空調をつけられるのは便利」「ワイヤレス充電がうれしい」といった肯定的な意見が多く見られました。

一方で、「ワイヤレス充電が安定しない」「スマホ機種によって動作が違う」といった実用面での指摘も散見されます。

快適装備の拡充によって使い勝手が大きく向上した一方で、装備の使い勝手には個人差もあるようです。

そのため、購入時には、自分の利用環境やスマートフォンの対応状況を確認してからオプションを選ぶと安心です。

全グレードで値上げ、SNSでは惜しむ声やライバルと比べる意見も

今回の一部改良では、原材料費や物流費の高騰にともない、全グレードでメーカー希望小売価格が改定されました。

たとえば、ハイブリッドモデルの「e:HEV X」は、FFが299万8600円、4WDが321万8600円に価格が見直されています。

また、アウトドア志向の「e:HEV X Huntパッケージ」は、FFが310万8600円、4WDが332万8600円に設定されました。

そして、今回の一部改良では変更のなかった上級仕様の「e:HEV Z」も、FFが326万8100円、4WDが348万8100円となり、最上位グレードの「e:HEV Z プレイパッケージ」は、FFが369万9300円、4WDが391万9300円に変更されています。

さらに、ガソリン仕様の「G」(4WD)も275万8000円へと引き上げられました。

この価格改定に対してSNS上では、「仕方ないけど、最上位グレードは改良がないのに値上げかぁ」といった声が見受けられました。

また、「この価格帯になると、カローラクロスとかも候補に入る」といったように、他メーカーの同クラスSUVと比較する意見も見られます。

価格改定はコスト上昇への対応としてやむを得ない側面もありますが、ユーザーの間では装備充実とのバランスや、ライバル車との競争力に注目が集まっているようです。

まとめ

このように、今回の一部改良によって、ホンダ「ヴェゼル」は下位グレードを中心に装備が充実し、利便性や快適性が大きく向上しました。

一方で、全グレードで価格が引き上げられたことについて、SNSでもさまざまな議論がされています。

また、ホンダは2025年9月18日に、ヴェゼルの新グレードとして「e:HEV RS」を先行公開しており、こちらも専用デザインやチューニングが施されたよりスポーティなモデルとして注目を集めています。

今回の改良にともなう装備の拡充にくわえ、新グレード「e:HEV RS」の先行公開により、今後のヴェゼル販売動向にもいっそう関心が集まりそうです。

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