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クロスロード

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【ホンダクロスロードは短命SUV】実燃費やカスタム例から車中泊や内装への評判は?

ホンダクロスロードってどんな車?

初代クロスロード

ホンダ 初代 クロスロード 1994年
Riley CC 表示 2.0
出典 : https://ja.wikipedia.org/

1993年、クロスロードは英国・ローバーグループ(現:ランドローバー)からOEM供給を受けランドローバー・ディスカバリーの姉妹車として登場しました。

車名であるクロスロードは英語で交差点・十字路の直訳であり、「人々の趣味、想い、夢、可能性が果てしなく広がる未来への旅立ち・出会いの出発点」という意味で名付けられました。

1998年まで製造された初代モデルは、当時流行していたRV(レクリエーショナル・ビークル)、要するに日本におけるキャンピングカーブームに合わせ作られた経緯があります。

名前こそ「クロスロード」だったものの、実際には本格的な四輪駆動のイギリス車だったため、ホンダのディーラー網であるベルノ店でも一部しか整備が出来ず、ホンダがその後自社開発し発表したCR-Vが登場するまでのつなぎ的な存在として、5年間だけ販売されました。

完全なホンダ車として復活した2代目

ホンダ クロスロード 2007 外装

CR-Vの登場によりスッと市場から姿を消したはずのホンダクロスロードでしたが、2007年2月、突然の復活を果たします。前年の2006年にモデルチェンジしたCR-Vがクラスチェンジとなり、初代・2代目のCR-Vが逆につなぎになった形で、それらのユーザーを引き次ぐ受け皿になる車種として登場したのです。

初代クロスロードがOEM車であったのに対し、2代目はホンダストリームをベースにほぼすべての仕様が変更になりました。

走りを感じたいというユーザーの声に応えるように、アクティブな動力性能を重視した設計となっており、細かなニーズに対応できるように幅広い使い方を意識し、高い車高と四角い形により幅方向に広い居住性が確保され、3列7人乗りを実現しています。

4WD車はVSA(横滑り防止装置)の機能を拡張し、坂道発進をアシストするヒルスタートアシスト機能が採用されています。これは、車両挙動を安定させるVSAの機能を使い、坂道発進の際に車が後退してしまうのを防ぐ役割があります。

ホンダ クロスロード 2007

初代と比べ、CR-Vを愛用していた層も取り込むことが出来たクロスロードは人気車となり、長期間生産され続けるかと思われましたが、2010年の夏に、再び生産終了となってしまいました。

4年弱という短い販売期間で、販売台数も競合他社の同クラス製品と比べると少ないため、中古車市場ではレア商品かつ人気車種となっており、2017年でもなお、多くの中古クロスロードが100万円以上で販売されています。

ホンダ クロスロードの現在の中古車価格はこちら

最新「クロスロード」中古車情報
本日の在庫数 202台
平均価格 130万円
支払総額 40~270万円



初代クロスロードと2代目の違い

初代 クロスロード

2代目 クロスロード

2代目クロスロード

見た目からして前々違う初代・2代目のクロスロードですが、実際のスペックがどのくらい違うのかを比べてみましょう。

●ボディタイプ
初代:3ドア/5ドア SUV
2代目:5ドア クロスオーバーSUV

●エンジン
初代:EF1型:3.9L V8 OHV 180PS
2代目:R20A型:2.0L 直4 SOHC i-VTEC 150PS
    R18A型:1.8L 直4 SOHC i-VTEC 140PS

●駆動方式
初代:4WDのみ
2代目:FF/4WD

●変速機
初代:4速AT
2代目:5速AT

サスペンション
初代:前:車軸式
   後:車軸式
2代目:前:マクファーソンストラット
    後:ダブルウィッシュボーン

●初代クロスロードのサイズ
 全幅:1,800mm
 全高:1,950mm
 車両重量:1,970kg

 2代目クロスロードのサイズ
 全幅:1,755mm
 全高:1,670mm
 車両重量:1,410-1,530kg

殆どすべてが変更されており(初代から2代目まで10年空いていることもありますが)、特に注目すべきはボディの大きさです。2代目は、幅こそ変わらないものの車高が低くなっており、重量が4分の3ほどになっています。

2代目クロスロード 最終モデルのデータ

ホンダクロスロード 20X 2007年

排気量:1799㏄~1997㏄
燃費:12.4~13.8㎞/L
価格:1,932,000~2,919,000円

ホンダクロスロードは1.8Lと2.0Lの直列4気筒 i-VTECエンジンを搭載。全車5速ATの組み合わせということで、FFと走行状況に応じて後輪にも適切な駆動力を瞬時に配分する4WDシステムを採用しています。

4WD車には、坂道発進時にブレーキペダルから足を離しても、一時的にブレーキ圧を保持しスムーズな発進を可能とするヒルスタートアシスト機能を搭載し、使い勝手を向上させています。排気量や、先に記載した重量などを考えると、悪くない燃費といえるでしょう。

ホンダクロスロードの実燃費は?

実燃費のデータに関して、インターネット上の口コミ、評価を調べると、基本的には街中で走る事を考えると9~10km/Lを推移するとするならば、相当無茶な使い方をしない限り、カタログ表記と大差ないようです。中には、もう少し燃費が良ければうれしいとの意見もありました。

どちらにしても、燃費が良いという訳ではありませんので、車に対して燃費を重視する場合は注意が必要です。

代表的な評価は次のようなものがあります。

「街乗りリッター10キロ前後」
「もう少し燃費よければうれしい」
「このクラスではこの燃費が妥当」
「10km/Lまではいかない」
「燃費がよいとは言えない車」

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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