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VTECサウンドなしでも楽しい?EGシビックをEVにコンバート!5速MTでちゃんとうるさい

バンコクのチューナーがEG型『シビック』をEVコンバート

車両の紹介は再生時間9分33秒付近から

YouTubeに、タイ・バンコクのチューニングショップ「ECU=SHOP」が作成した、EG型のホンダ『シビック』の動画が投稿されました。

この動画に登場するEG型シビックは見た目にも数々の改造が施されていることがわかりますが、もっとも挙げるべきトピックは、動力がエンジンではなくモーターから発生する、“EVコンバート”が施されていることです。60kWのモーターを3基搭載し、最高出力約250HP、最大トルク約60kgf・mと高い動力性能を発揮しながら、車重は改造前とそう変わらない約1,150kgに抑えられています。

さらにトヨタの『MANUAL BEV』のような擬似的にトランスミッションを再現したものではなく、実際にシーケンシャル式の5速トランスミッションを搭載。エンジン音はしないものの、代わりに駆動音がモーター回転数に連動して車内へ入り込んでいるため、エンジンがあるかのように聞こえると動画内で評されています。

B型エンジンの高回転時の音は素晴らしいものだったとしながらも、このEVにコンバートされたEG型シビックも、「まさにEGシビックだ」と評されました。

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広がり始めたネオクラシック車のEVコンバート

今回動画に登場したEG型シビックをはじめとした、2000年以前に製造されたいわゆる“ネオクラシック(ネオクラ)”と呼ばれる旧車のスポーツカーなどをバッテリーEVにする試みはすでにチューニングカーの世界で広がりを見せ始めています。

トヨタなど、自動車メーカー自らが手がけることも珍しくなく、日本ではトヨタが東京オートサロン2023で公開したAE86型『スプリンタートレノ』をバッテリーEVにコンバートした『AE86 BEV Concept』のほか、日産もR32型『スカイライン GT-R』のEV化プロジェクトを始動。

非常に高価ではあるものの、一般ユーザー向けにEVコンバートのサービスを提供する事業者も存在し、補修部品の入手が困難となったネオクラ車を再生する手段として提案されています。

ネオクラの魅力には当時のエンジンによるフィーリングも含まれているため、そのフィーリングを手放すことには是非が問われるものですが、その魅力を補って余りある楽しさを与えてくれるようEVコンバートの技術が進歩すれば、カスタムの手法としてより広がりを見せていくのかもしれません。

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