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平成ボーイズレーサーって知ってる?安い・早い・軽い3拍子が揃った車たち【推し車】

30年以上続いた平成時代に青春を過ごした「かつての若者」にとって、1989年1月はじめまでの昭和時代が「レトロで懐かしい時代」だったのと同様、現在の令和時代に青春を過ごす「現在の若者」にとっては、平成10年代頃までが「平成レトロ」になりつつあります。

今回はそんな平成レトロの時代に登場した、1.0~1.5L級の「平成ボーイズレーサー」で代表的な車種を3台、ご紹介しましょう。

トヨタEP82 スターレットGT(4代目・1989年・平成元年)

歴代スターレット最強のジャジャ馬

トヨタEP82 スターレットGT

平成元年の年末にモデルチェンジした4代目P80系スターレットは、昭和時代末期の先代P70系の2E型から1,331ccへと若干排気量アップ、ハイメカツインカム化した4E型エンジンを搭載。

ターボ車(135馬力)と自然吸気モデルの上級グレード(100馬力・後期型は全車)はEFI化されて、それぞれ歴代最強モデルと称されました。

特にターボ車のGTは、ハイメカツインカム化で低回転のトルク特性を改善、先代の「どっかんターボ」感は薄れたものの、出力向上で昔のFFターボ車らしいジャジャ馬ぶりには磨きがかかっています。

発売から30年以上を経ても戦闘力は高く、ラリーやダートトライアルでは今なお現役で活躍中です。

最新「スターレット」中古車情報
本日の在庫数 43台
平均価格 146万円
支払総額 25~413万円

ダイハツM101S ストーリアツーリング(2000年・平成12年)

110馬力の高回転型エンジンがソソる隠れた実力派

ダイハツM101S ストーリアツーリング 2000年発売中期型
(フロントバンパーやマッドフラップ、塗装などはノンオリジナル・撮影:兵藤 忠彦)

ストーリアといえば、現在もマニアックなファンが多い「X4」(クロスフォー・公称120馬力の713ccターボ車)の話題が多いものの、あくまで生産台数が少ない特殊な競技ベース車。

一般向けに準備されたスポーツグレードは、1.3リッターDOHC110馬力のK3-VE2を積む「ツーリング」と簡略版「CZ」、トヨタOEM版のデュエット1.3V(後のマイナーチェンジ以降は1.3S)。

知名度が低いため「隠れた名車」扱いでしたが、軽ベースの小型軽量車体に高回転高出力型エンジンは刺激的で、ボディ剛性アップやクロスミッション化で実力を引き出せば、排気量の余裕でX4に負けないポテンシャルを持つボーイズレーサーでした。

最新「ストーリア」中古車情報
本日の在庫数 7台
平均価格 134万円
支払総額 50~285万円

スズキZC31S スイフトスポーツ(2代目・2005年・平成17年)

パワーよりハンドリングが評価された新時代ボーイズレーサー

スズキZC31S スイフトスポーツ

昭和63年(1988年)発売、昭和時代最後のボーイズレーサーだったカルタスGT-i以降のスズキは、平成15年(2003年)の初代スイスポ(スイフトスポーツ)を経て、平成17年に2代目スイスポ発売。

1.6リッターDOHC125馬力とスペックは控えめながら吹け上がりが気持ちいいエンジンと、大絶賛されたハンドリングで、ジムカーナやダートトライアルなど各種競技でも大活躍しました。

安全基準強化による車重増加など、時代の変化で排気量こそ上がったものの、安い・速い・楽しいと三拍子揃ったコストパフォーマンスは最高で、平成時代中期を代表する比較的新しいボーイズレーサーとして、今も多くのユーザーに愛されています。

最新「スイフトスポーツ」中古車情報
本日の在庫数 1105台
平均価格 173万円
支払総額 43~388万円

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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