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乗るだけでオシャレ度が増す?ちょいワルオヤジに乗って欲しいフランス車たち【推し車】
「おフランスの車で、ちょいワルオヤジに乗って欲しい車はあるか」というのも難しいオーダー。特に近年のシトロエン車や一昔前のプジョー車など、日本ではかなり好き嫌いが分かれるうえに、ちょいワルオヤジ向きではなかった印象です。
しかし古い世代の車までさかのぼって探してみれば結構あるもので、今回はそんな中から、比較的メジャーな3車種を紹介します。
シトロエン タイプH(1947年)
ハイエースに負けない道具感タップリなフランス車ならコレだ!
名前を聞いてピンと来ない人でも、「シトロエンのバン」と言われればアレかな?と思ったり、画像まで見せれば、国産車ベースのカスタムカーが存在するので、おおコレか!と納得すると思います。
言うなればフランス製旧車版ハイエース。FF1BOXバンゆえに、旧車マニアなら「日野コンマースの元ネタかな?」と思うかもしれません。
FFなので荷室は低床で広大。内装は自由で住んでよし、遊んでよし、商売してよしですい、イカしたフロントマスクや波板外板と、ちょいワルオヤジ向けのモテ要素が詰まってます。
中古車の流通はほとんどありませんが、それだけにレア度も満点。軽自動車ベースのカスタムカーもありますが、本物が欲しいですね。
アルピーヌ A310(1971年)
V6モデルはポルシェ911にも負けない性能だったフレンチクーペ
某アニメでも主要登場人物が愛車にしてるためか、意外と日本でも馴染みがあると思うこの車。
同じアルピーヌでも、近年リメイクされ知名度も高いA110は、ラリーで活躍した名車という印象が強いためサワヤカ過ぎ。リメイク版はともかく、旧モデルはものすごく狭いです。
さりとて、このモデル以降のアルピーヌV6(GTA)やA610だとスーパーカー色が強いため、威嚇するような顔つきもちょっとワルく。V6モデルは当時のポルシェ911にも負けない性能を誇った、A310くらいがちょうどよいと思います。
当時はポルシェ並だったんだぜ?と言ってニヤリとできるフレンチクーペ、ちょいワルオヤジ向けには最高でしょう!
プジョー508セダン(2代目・2018年)
国内外問わず、現行モデルでは数少ない「背中で語れるセダン」
最近よく見かける、タダ者ならぬ雰囲気、たたずまいから、「なんだこの車は?!カッコイイ!」と振り返ると、テールのデザインがまたシブイやら大人びてるやら。国産車はもとより、ドイツ車とも全く違うミステリアスな車、プジョー508。
一時期、アクの強いデザインが続き、日本だけでなく世界的に敬遠されたらしく、現在のプジョー車は落ち着いたデザインが魅力となっていますが、特に508セダンはその代表格。
すさまじい高性能でも、ギラギラしているわけでもないのに、すれ違えばハッと振り返り、その背中で「国産やドイツ車とは違うのだよ」と語るこの車こそ、ちょいワルオヤジのためのフレンチセダンです!
- 最新「508」中古車情報
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本日の在庫数 95台 平均価格 276万円 支払総額 45~556万円
※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。
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- 執筆者プロフィール
- 兵藤 忠彦
- 1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...