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【フェラーリ】新型車デビュー・モデルチェンジ予想&新車スクープ|2021年10月最新リーク情報
目次
【イコナシリーズ】フェラーリ新型V12はクラシカルなハイパーカーに?
フェラーリが現在開発中と見られる、V12エンジン搭載の新型ハイパーカーを公道でスクープ。
この車種は同社の「Iconaシリーズ」第2弾にあたり、2018年9月発表のフロントエンジンの「モンツァSP1」と「モンツァSP2」に続くモデルとなります。
このモデルはクラシカルな外観になると言われており、撮影された開発車両もサイドミラーがフロントフェンダーに配置されていてレトロ感を演出しています。
リアバンパーにはエキゾーストパイプにみえる穴が開けられており、実際のパイプは見えないものの、大口径になることが予想されます。そのほか、テールライトに統合されたスポイラーや、5スポークホイールなども確認できます。
パワートレインは、「812コンペティツィオーネ」から流用される6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力は830PS、最大トルク692Nmを発揮することが予想されます。
販売台数は第1弾から縮小し、限定300台程度で販売される可能性があります。価格は超高級レンジとして、約2億7,500万円~約3億3,000万円)の間になるとのことです。
ワールドプレミアは、11月の「Final Moniali」イベントと予想されていますが、すでに顧客には披露されており、注文も受けているといいます。
【プロサングエ】フェラーリ初となるSUVのテスト車両をスクープ
フェラーリ初のSUVとして大きな話題を呼んでいる「プロサングエ(仮称)」。
プロトタイプは以前から何度も目撃されていますが、最新のものもこれまでと同様、マセラティ「レヴァンテ」の改造されたボディを用いています。
最新プロトタイプのヘッドライトは、「レヴァンテ」に似たものに取り替えられており、前回のフロント中央に水平LEDストリップを備える「ローマ風」ヘッドライトから変更されていました。さらにバンパーには円形インテークが追加され、グリルのアウトラインが見えてきていますが、最終デザインではないと思われます。追加されたフェンダーフレアからは、よりワイドなトラックを持つことが示唆されています。
はじめて捉えたコックピットでは、トリムを備えるステアリングホイール、デジタルインストルメントクラスタ、円形レジスターなどが確認できました。
市販型は世界最速のSUVになることが期待され、パワートレインには最大4基のeモーターと、80kWhのリチウムイオンバッテリーパックを積み、「GTC4ルッソ」の3.9L V型8気筒ツインターボエンジンのアップグレード版と組み合わされることが有力。フェラーリは以前、プロサングエが「最高の出力と電気モーターを備えた複数のパワートレイン」を持つことを発表しており、V型6気筒、V型8気筒をラインアップするほか、電気モーターと組み合されるV型12気筒エンジンも期待されます。
おそらくV6、V8はランボルギーニ「ウルス」やアストンマーティン「DBX」と対峙し、V12トップモデルはベントレー「ベンテイガ スピード」のW12エンジンに匹敵するでしょう。
ワールドプレミアは、早くて2022年後半と予想されます。
【296GTBスパイダー】すでにスパイダーの開発に着手?予想CGを入手
今年6月にワールドプレミアされた新型ハイブリッドモデル「296GTB」の派生モデル、「296GTB スパイダー」と思われる開発車両がスクープされました。
イタリアの市街地で撮影された車両は、すでにクーペモデルが発表されているにも関わらず厳重なカモフラージュを施しています。
しかし、ルーフ部分に継ぎ目と思われる線がはっきりと確認できることから、取り外し可能なルーフであることは間違いありません。ルーフラインと継ぎ目ラインの形状がわずかに異なるように見えますが、ヘッドライトやテールライトなどは296GTBから引き継がれるでしょう。
市販型では、従来のフェラーリ車に見られるファブリックルーフに代わり、電動ハードトップになると予想される。仮にこの車両がスパイダーであれば、「ポルトフィーノM」、「F8スパイダー」、「SF90スパイダー」、「812GTS」に次ぐフェラーリ5番目のスパイダーになります。
296GTBオープンモデルのデビューは2022年初頭と予想され、車名は「296GTBスパイダー」または「296GTS」が有力です。
予想CGはすでに公開されている
6月24日に発表された296GTBのオープンモデル「スパイダー」が既に開発中の可能性が高いとの情報と予想CGを入手しました。
296GTBスパイダーは「SF90 スパイダー」同様、外部のノイズを徹底的に遮断する「RHT(リトラクタブル・ハードトップ)」を採用すると予想されます。
スパイダーモデルが登場するとしたら、2022年春以降になるでしょう。
【296GTB】V6搭載PHEVスポーツとして世界初公開
6月24日に発表されたプラグインハイブリッド採用のミッドシップスーパーカーです。
車名から分かるように、搭載するエンジンは2,992ccのV型6気筒エンジン。エンジン単体の最高出力は663PS。モーターと組み合わせることによるシステム総合出力は830PSにまで達します。トランスミッションには8段DCTを採用しています。0-100km/h加速は2.9秒、0-200km/h加速は7.3秒を達成。
最高速度は330km/hで、EVモード時は135km/hかつ航続距離は25kmといった具合です。
【シムーン】プロサングエに続く新たなクロスオーバー登場?
フェラーリが現在開発中であるブランド初のクロスオーバーSUV「プロサングエ」とは別の新たなクロスオーバーを予想したCGを入手。
Dejan Hristov氏が作成した予想CGでは、フロントエンドにエアインテークを備える特徴的なバンパーを装備し、ボンネットに沿うような湾曲したLEDヘッドライトを搭載しています。往来のドアミラーやドアハンドルを廃し、Aピラー上部に小さなデジタルカメラを採用したり、軽く触れるだけで自動でドアが開くするシステムを実装したりするようです。
フェラーリがプロサングエを発売すれば、プレミアムSUV市場における主要な自動車ブランドが、SUVモデルをラインナップしたことになります。そうなると、いよいよ第2弾となるSUVモデルの投入も予想されるので、シムーンのようなモデルが登場するのもそう遠くないかもしれません。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部 新型車スクープ&予想チーム