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世界で愛される名車ランキングTOP10・2022年最新情報【世代を超えた傑作集】
目次
「世界で愛される名車」ってどんな車?
皆さんは「世界で愛される車」と聞いて、どんな車を思い浮かべますか?
自分の好きな車、身近な車、見たことのある車がまず出てくると思いますが、それを環境も文化も異なる、世界中さまざまな国や地域で「愛される車」となると選ぶのがとても難しく、少人数ですら意見がまとまらないかもしれません。
今回は世界中で販売された車のなかでも、長く愛されてリメイク版も出たような車や伝説のように語り継がれ、再来を望まれるようなストーリー性のある車、世界中でないと困るような車などから、日本でも馴染み深いものを10台選んでみました。
皆さんが愛する車、これは確かに愛されているなと納得するような車が、一台でも含まれていれば幸いです。
10位:日産 スカイラインGT-R(BNR32以降・日本)
車好きをひきつける万国共通の魅力
1960年代の日本グランプリで生まれた「スカイライン伝説」が今も息づく日本ほどではありませんが、1989年から3世代13年にわたり販売された第2世代スカイラインGT-R(BNR32/BCNR33/BNR34)も、伝説に彩られた世界的名車の一台です。
レースで勝つための「RB26DETT」エンジンを搭載、「大衆向けセダンベースの4WDスポーツ」がチューニング次第でスーパーカー並のポテンシャルを叩き出す魅力は、世界共通かもしれません。
ただし、最高で3,000万円オーバー、海外オークションならそれ以上の中古車価格は少々過熱気味で、スピンオフで独立した「GT-R」(R35)の方が安くなっています。
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本日の在庫数 1463台 平均価格 431万円 支払総額 30~8,252万円
9位:ポルシェ 911(ドイツ)
昔も今も変わらぬ「最新の911は最良の911」
1964年に登場した初代ポルシェ 911は、リアエンジンという特殊なレイアウトにより幾度となく廃止の分岐に立たされたスポーツカー。しかし、独特な挙動と走行性能に魅了された世界中のファンが廃止を許さず、いまやポルシェブランドの牽引役として8代目992型まで進化しています。
992型の外観はワイドボディが標準となり、1970年代のビッグバンパーモデルに近いスタイリングに改められました。5眼メーター中央のタコメーターだけは旧来の物理針を残しており、空冷エンジン時代から続く911らしい雰囲気は健在です。
しかし、その中身は別物。カレラSに搭載された3.0L水平対向エンジンの出力は450馬力に達し、パフォーマンスや細かなドライビングフィールはl代を重ねるたび確実に改善されています。「最新の911は最良の911」と言われるように、最新の992型がもっとも愛されるべきポルシェといえるでしょう。
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本日の在庫数 958台 平均価格 1,950万円 支払総額 257~8,035万円
8位:スズキ ジムニー(日本)
世界に誇るオフローダー界の小さな巨人
世界中で愛されるためには、小型軽量にして安価で頑丈といった要素も重要ですが、それを満たしつつただの実用車にとどまらず、本格オフローダーとしての能力も高い「小さな巨人」がジムニーです。
今はなきホープ自動車が1960年代に開発、同社の自動車事業撤退でスズキが引き継いだ軽オフローダーですが、排気量を上げた海外仕様(現在のジムニーシエラ)は道路インフラが弱い新興国だけでなく、イギリスなど小型車を愛する先進国でも人気。
基本は4世代50年以上変わらない保守的な車ですが、だからこそレジャー、スポーツ、日常に欠かせない足から軍用まで世界中で手広く使われる日本の世界的名車です。
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本日の在庫数 5597台 平均価格 155万円 支払総額 19~549万円
7位:メルセデス・ベンツ W201(190Eなど・ドイツ)
「最善か無か」のコンセプトが活きた傑作
日本でも「ベンツ」といえば、この型のカタチを思い浮かべる人が多いかも知れません。
まだ現在のようにCクラスやEクラスといった車名になる以前、メルセデス・ベンツのスローガン「最善か無か」の通りに徹底した高品質にこだわった小型セダンで、日本の5ナンバーサイズに収まるほどコンパクトながら重厚感がある、典型的な「小さな高級車」です。
その後のメルセデス・ベンツは、斬新なデザインや最新装備の搭載、Aクラスなどスペース効率に優れるFF車も加えたラインアップを売りにしていきますが、初代Eクラス(W124型)とともに旧時代の最終傑作と言えるW201型は、現在も未だ色褪せない魅力を放っています。
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本日の在庫数 751台 平均価格 356万円 支払総額 47~1,150万円
6位:シトロエン 2CV(フランス)
伝説的なフランス人の意地と合理性の結晶
第2次世界大戦前に開発されたものの本格量産前に戦争が勃発、フランスがドイツに占領されていた時代は農家の壁や屋根裏に隠され、戦後改めて発表された際には酷評されつつ、発売されるや大ヒット作という、デビューから波乱のエピソードを持つ2CV。
まさにフランス人の誇りと意地を見せつけるような車ですが、「4つのタイヤがついたこうもり傘」というほど簡素にして最低限のコンセプトながら、乗り心地や実用性には何の問題もなく、サハラ砂漠で故障した際には分解して1台のバイクに組み直して脱出した、など逸話も多数ある面白い車です。
多数のユニークな派生車を加えつつ1990年まで販売されましたが、リメイク版の登場が待たれます。
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本日の在庫数 16台 平均価格 229万円 支払総額 143~354万円
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...