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世界中で盛り上がる「ドリフト」人気!定番ドリ車は懐かしい平成のあの車【推し車】

日本では競技人口が減り、安価な改造ベース車不足もあって停滞気味ながら、世界的にはまだまだ盛んな「ドリフト」。

モータースポーツとして公式に認知されたのはここ数年の話で、平成時代前半あたりまでは半ばお祭り的なイベントが開催されたり、山奥や港の埠頭で非合法な走りに明け暮れる事が多いものでした。

今回はそんな平成初期から「ドリ車」として走っていた車で、現在も定番の車や懐かしい車を3台、厳選して紹介します。

トヨタ マークII

クレスタやチェイサーといった兄弟車ともども、トヨタセダン勢の主力

トヨタ マークII(6代目X80系ハードトップ)
©Moose/stock.adobe.com

3ナンバーボディとなったX90系以降、現役のドリ車が多いマークII3兄弟(マークII・チェイサー・クレスタ)ですが、5ナンバーボディ時代の車は既に旧車の域に入り、大会ではあまり見なくなりました。

しかし、ツインターボの1G-GTEUを初搭載したX70系からスポーツセダンとして脚光を浴び、新世代2.5Lツインターボの1GZ-GTEを搭載したX80系は「5ナンバーサイズのハイパワーFRセダン」として、初期のドリフトブームを支えた名車です。

ドリフトが勝ち負けだけでなく遊び心あふれた時代、「こういうオヤジグルマでドリフトするギャップがいいんだ」という感覚がよくあり、日産のローレルともども活躍しました。

最新「マーク2」中古車情報
本日の在庫数 9台
平均価格 582万円
支払総額 403~810万円

日産 セフィーロ

スカイラインやローレルの兄弟車でFRだった初代が活躍

日産 セフィーロ(初代A31系)
©Shariff Che’Lah/stock.adobe.com

昭和末期に発売され、安い中古車が出回った平成初期〜中期に活躍したドリ車のひとつ。

2代目以降はFF化、広い車内が好評でステーションワゴンも設定され、トヨタのカムリより評判がよかった印象が強い車ですが、初代はR32スカイラインやC33ローレルの兄弟車。

シルビアなどスポーツクーペのユーザー向け上位車種として、若々しい内外装が保守層に嫌われて販売は低迷したものの、中古車としては安くてカッコイイのでドリ車ベースとして都合がよく、兄弟車と並びよく使われました。

しかしマイナー車には変わらないため人気は長続きせず、販売台数も少なかったので急速に消えていき、今やドリ車どころか日本ではほとんど見かけません。

最新「セフィーロ」中古車情報
本日の在庫数 25台
平均価格 169万円
支払総額 55~339万円

日産 シルビア

180SXとともに定番中の定番、シルエイティやワンビアも生んだ

日産 シルビア(6代目S14)
©Moose/stock.adobe.com;

トヨタのAE86やマツダのFC3Sともども、ドリフトブーム初期の定番車として人気だったスポーツクーペで、特にS13シルビアはデートカーとして大ヒットしたため安くて程度のいい中古車が多く、ボロボロになるまで使い倒される代表格でした。

デートカーとしてはバブル崩壊とともに役目を終えましたが、ドリフト人気にあやかってS14後期以降はスポーツ路線に特化、継続生産していた180SXと統合した後継車S15が2002年まで販売していたため、現在もS14以降は多くがドリフトで現役です。

180SXへシルビアの顔を移植したシルエイティ、逆にシルビアを180SX顔にしたワンビアも生み、顔面スワップの代表でもあります。

最新「シルビア」中古車情報
本日の在庫数 333台
平均価格 340万円
支払総額 139~1,400万円

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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