シボレー・シェベルからマリブまで総まとめ｜歴代車種の中古車価格と性能をご紹介！

シボレー・シェベルとはどんな車？
歴代のシボレー・シェベル全モデル
シボレー・マリブとは？
4代目から現行モデルまでのシボレー・マリブ
シボレー・シェベルとマリブの中古車価格
シボレー・シェベルからマリブに脈々と受け継がれる魅力！

シボレー・マリブとは？

シボレー・マリブ（Chevrolet Malibu）は初代から3代目まではシェベルの上級グレードの位置付けの車としてラインアップされていましたが、シェベルの生産が終了するとシボレーのセダンとして独立した車種になります。

したがって、マリブの3代目までのボディはシェベルと同じになります。

4代目からのマリブは2代目、3代目シェベルをはじめアメリカ車のほとんどがパワーダウンの影響を及ぼしたアメリカの排ガス規制「マスキー法」の影響を受け小型化、エンジンのサイズダウンが図られています。

4代目以降のマリブはそれ以前までの「アメリカン・マッスルカー」と呼ばれるに部類に属さなくなってしまったため、中古車市場においては人気がなく日本の中古車ディーラーではほとんど見かけることがありません。

マリブはシボレーのセダンの中核をなす車で、アメリカの国民車の一つとして挙げられるものとなっています。

一度、1983年に生産終了となりますが、1997年に復活します。2016年現在では9代目となる新型マリブが製造販売されています。

4代目から現行モデルまでのシボレー・マリブ

4代目シボレー・マリブ（1978年〜1983年）

出典：wikipedia.org　Author：Taxiguy57　パブリック・ドメイン

エンジンはV型6気筒3.3L・3.8Lをベースとして搭載され、オプションでV型8気筒5.0Lなどが搭載されています。

5代目シボレー・マリブ（1997年〜2003年）

出典：wikipedia.org　Author：IFCAR　パブリック・ドメイン

5代目からは、V型8気筒エンジンがラインアップから消え、直列4気筒2.2L・2.4Lといった小さなエンジンがベースとなり、上位モデルでもV型6気筒3.1Lとなります。

大排気量・高出力エンジンが魅力のアメリカ車とは違ったファミリーカーとなり、中古車市場ではほとんど見向きもされなくなってしまっています。

6代目シボレー・マリブ（2004年〜2007年）

6代目も先代のファミリーカーを継承しています。

エンジンも先代の構成とほぼ変わらずの正常進化系とはいえますが、古き良き時代のアメリカ車の雰囲気の欠片もなくなってしまっています。

7代目シボレー・マリブ（2007年〜2011年）

21世紀のアメリカのファミリーカーのお手本、という表現が相応しいモデルです。日本では見かけることがまずないでしょう。

8代目シボレー・マリブ（2011年〜2015年）

8代目も安定のキープコンセプトとなっています。

アメ車好きの方からは何の魅力も感じない車となっていますが、基本性能はしっかりとしており、アメリカのファミリーカーを代表する車の一つとして確固たる地位を築いていました。

9代目シボレー・マリブ（2016年〜）

本国アメリカでは、今でもファミリーカーとして根強い人気のある安定した車となっています。SUVやピックアップトラックの人気が高止まりしている中、質実剛健なアメリカのファミリーセダンとして多くの台数が販売されています。

シボレー・シェベルとマリブの中古車価格

シェベルにはプレミアが！

シェベルとマリブの中古車価格を比較すると、シェベルの方が高くなります。アメリカ車は全体として1960年代の中古車が高くなる傾向にあります。古ければ古い程、価格は高くなり、逆に1970年代の排ガス規制でパワーダウンした車や安くなります。1980年代以降の中古車になると100万円以下の車が目立つ状況です。

シェベルとマリブも同様で、特にマリブはあまり人気がなく低価格です。マリブの1990年代以降の中古車は日本ではほとんど見かけません。1980年代以前のマリブでは多少の流通がありますが、100万円を切るものから高くても200万円程が中古車価格帯となっています。

対してシェベルの中古車価格はとても高くなります。1960年代のものでレストア済みのもので300万円台から500万円台、程度が落ちても200万円前後からといった状況となっています。また、カスタムの程度も中古車価格に大きく影響を及ぼしていることも特徴的です。

シェベルも希少な車となっており、欲しいと思うスペックを持つ車になかなか出会えないものです。乗りたい方は、月日を掛けて根気よく探しているようです。

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