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「この車ゆめかわ!!」女の子がカワイイと思える名前を持つクルマたち【推し車】
明治初年、新橋駅前(※東京の新橋です)に牧場を開いて以来、乳製品メーカーとして長い歴史を誇る中沢フーズ(現・中沢乳業)が「ク(9月)リーム(6日)」と語呂合わせした9月6日は「生クリームの日!」
お菓子教室やWEB上に生クリームを使ったお菓子のレシピで盛り上がる日ですが、何ならクルマにも甘そうなお菓子系の名前がつけられた車種があります。
もちろん小さな軽自動車の女性向けに多いわけですが、今回は代表的なお菓子系のクルマを3台紹介しましょう。
ダイハツ ミラココア(2009年)
生クリームにココアと砂糖を加えるとチョコクリームができる
ダイハツといえば1998年10月に軽自動車が現行の新規格になって以降、ミラジーノをはじめとするレトロ&女性向け路線のラインナップに余念のないメーカーですが、お菓子系といえば元祖ネコバスカー、ムーヴラテ(2004年)を発売。
ラテはもちろんカフェラテのことで、ムーヴラテ クールと称したアイスカフェラテを意味するカスタム仕様を設定していたあたり、コダワリがあります。
そのムーヴラテ後継で登場したのがミラココアで、さすがにアイスココアを意味するカスタム仕様はなかったものの、角張ったところが一切ない丸みだらけのデザインはまさに甘いココアというたたずまい。
後継のミラトコットは甘い飲み物路線から外れてしまったこともあってか不人気で、是非とも次期型は甘い路線で復活してほしいものです。
- 最新「ミラ」中古車情報
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本日の在庫数 774台 平均価格 35万円 支払総額 8~105万円
スズキ アルトラパン ショコラ(2013年・2代目アルトラパン派生車)
チョコレート風味のウサギはカカオポリフェノールで甘くほろ苦く?
女性が女性のために企画した女性向け軽乗用車の成功作、アルトラパンは初代にレトロ調スポーツ仕様の「SS」、3代目にもレトロ調の「モード」やLC系フロンテをモチーフにした「LC」を設定するなど、個性的な派生モデルを必ずラインナップします。
2代目では大型丸目ヘッドライトなど専用フロントマスクをはじめ、レトロ調内外装を採用した派生モデルが「アルトラパン ショコラ(フランス語でチョコレート)」として追加されました。
見た目はヘッドライト&フロントグリルをゴッソリ入れ替えた程度ですが、どこかで昔見たような懐かしさと、それでいて何にもあまり似ていないような個性的なデザインを特徴としていて、普通のラパンがバニラアイスなら、ラパンショコラはチョコアイス?
ただ甘いだけではなく、ほろ苦さを味わったり、カカオポリフェノールやGABAといった健康志向の意識高い系ユーザーにはうってつけのモデルでした。
- 最新「アルトラパン」中古車情報
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本日の在庫数 5197台 平均価格 81万円 支払総額 10~186万円
スバル シフォン(初代2016年・2代目2019年)
六連星版タントはスバルユーザー向けの甘い贈り物
トヨタの「ピクシス」シリーズ軽自動車はダイハツの主力軽乗用車(タント、ムーヴ)をラインナップしませんが、スバルへのOEMは話が別で、タントもムーヴもダイハツから気前よくOEM供給されています。
基本的にスバルユーザーや関係者のセカンドカー向けで、トヨタで扱うのと違ってダイハツのシェアを脅かさないからだと思いますが、それでもステラ(ムーヴOEM)よりだいぶ遅れて2016年から「シフォン」という甘いシフォンケーキを連想させる名前で販売中。
コンパクト・スーパーハイトワゴンのジャスティ(トールOEM)に加え、スバルディーラーで小さくても広く、スライドドアのあるクルマとしてシフォンが販売されているため、少なくともスバルユーザーが大きく高級すぎないアシに困ることはありません。
なお、元はヴィヴィオ ビストロの3ドア車がビストロシフォンを名乗っていたので、往年のスバルリストにはちょっと懐かしい名前です。
- 最新「シフォン」中古車情報
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本日の在庫数 156台 平均価格 125万円 支払総額 55~226万円
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- 執筆者プロフィール
- 兵藤 忠彦
- 1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...