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車内が広く・乗り心地がいい軽自動車ランキングTOP10!広く安い軽自動車はある?
車内が広い軽自動車ランキングTOP10!
車内が広い軽自動車のメリットを反映しつつ、2022年現在、生産・販売されているモデルで高い実用性をもつ10車種をピックアップしました。
「室内長」「室内幅」「室内高」の3つのスペックに注目して、車内空間が広大でゆとりがあるのはどの軽自動車か、購入を検討しているなら参考にしてみてください。
第10位:ダイハツ ムーヴ

第10位となったのはダイハツ「ムーヴ」です。1995年に初代が登場したと同時に、軽トールワゴンタイプのブームを築き上げたモデルとなります。
2014年に登場した6代目となる現行型は、昨今のトレンドとなるスーパーハイトワゴンと比較して車高では見劣りするものの、室内の長さや幅では十分に対抗できる車種です。
室内高は1,280mmと少し物足りなさを感じるものの、同じトールワゴンタイプの車種では互角の実力。室内幅の1,320mmと室内長の2,080mmは軽自動車ジャンルでもトップレベルのスペックとなります。
なお、OEM車種としてスバル「ステラ」が存在し、同じスペック値で販売されているのも注目です。
ダイハツ ムーヴの詳細情報
- 室内長:2,080mm
- 室内幅:1,320mm
- 室内高:1,280mm
- 最新「ムーヴ」中古車情報
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本日の在庫数 7697台 平均価格 71万円 支払総額 6~1,318万円
第9位:ホンダ N-WGN

第9位となったのはホンダ「N-WGN」です。ホンダの軽自動車ラインアップ“Nシリーズ”のトールワゴンタイプにあたり、2020年に2代目が誕生しています。
スクエア系統のボディ形状のとおり、十分な車内空間を実現していることが特徴です。室内長は2,055mmと少々物足りなさを感じるものの、室内幅は1,350mm、室内高は1,300mmと同じトールワゴンタイプの車種ではトップクラスのスペックを実現しました。
インテリアの質感レベルが高いのも評価されており、ゆとりの車内空間と併せて高級感を味わいたいならおすすめのモデルです。
ホンダ N-WGNの詳細情報
- 室内長:2,055mm
- 室内幅:1,350mm
- 室内高:1,300mm
- 最新「N-WGN」中古車情報
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本日の在庫数 2653台 平均価格 96万円 支払総額 18~1,198万円
第8位:ダイハツ ムーヴキャンバス

第8位となったのはダイハツ「ムーヴキャンバス」です。第10位にランクインしたムーヴの派生車種であり、後席乗降用ドアがヒンジ式ではなくスライド式となっていることが特徴です。
ムーヴキャンバスの強みとなるのは「前後左右への広さ」です。車内空間のスペックをチェックしてみると室内高が1,275mmと物足りなさを感じますが、一方で室内幅は1,345mm、室内長は2,180mmと、スーパーハイトワゴンにも負けていない広さを実現しています。
スーパーハイトワゴン並みの室内高は求めていないながらも、前後左右への広さを求めるなら購入候補に挙げやすいでしょう。
ダイハツ ムーヴキャンバスの詳細情報
- 室内長:2,180mm
- 室内幅:1,345mm
- 室内高:1,275mm
- 最新「ムーヴキャンバス」中古車情報
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本日の在庫数 5251台 平均価格 151万円 支払総額 48~1,475万円
第7位:スズキ ワゴンRスマイル

第7位となったのはスズキ「ワゴンRスマイル」です。トールワゴンタイプ軽自動車「ワゴンR」の派生車種であり、丸みと可愛さを感じさせるデザインで人気を博しています。
ワゴンRスマイルの車内空間のスペックを確認してみると、室内高は1,330mm。ライバル車種と考えられるムーヴキャンバスと比較しても50mm以上高い設計となっており、トールワゴンタイプで頭上空間の広さを求めるなら適した選択肢となりそうです。
また、室内長が2,185mm、室内幅は1,345mmと十分な広さも兼ね備えており、トールワゴン人気を作り出したワゴンRの特徴を磨き上げた車種となっています。
スズキ ワゴンRスマイルの詳細情報
- 室内長:2,185mm
- 室内幅:1,345mm
- 室内高:1,330mm
- 最新「ワゴンRスマイル」中古車情報
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本日の在庫数 1213台 平均価格 160万円 支払総額 98~215万円
第6位:ダイハツ タント

第6位となったのはダイハツ「タント」です。2003年の初代登場時は唯一のスーパーハイトワゴンタイプであり、人気・トレンドを開拓した車種となります。
2019年に登場した4代目は、「DNGA」(Daihatsu New Global Architecture)と呼ばれるダイハツの車作りに対するコンセプトが込められており、室内空間の広さを磨き上げています。
車内空間のスペックをチェックすると、室内長は2,125mm、室内幅は1,350mm、室内高:1,370mm。いずれもトップクラスの実力であり、車体左側に備わった「ミラクルオープンドア」と加わって、タントの魅力に挙げられます。
なお、OEM車種としてスバル「シフォン」が存在し、同じスペック値で販売されているのも注目すべきでしょう。
ダイハツ タントの詳細情報
- 室内長:2,125mm
- 室内幅:1,350mm
- 室内高:1,370mm
- 最新「タント」中古車情報
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本日の在庫数 15492台 平均価格 105万円 支払総額 6~270万円
第5位:スズキ スペーシア

第5位となったのはスズキ「スペーシア」です。スポーティな「カスタム」、SUVチックなデザインの「ギア」とバリエーションの豊富なスーパーハイトワゴンタイプ軽自動車となります。
スペーシアも、ほかのスーパーハイトワゴンと同様に車内空間の広さが特徴です。特に抜きん出ている箇所が室内高で、スペック値は1,410mmとトップクラスの数値を実現しています。
フロントシートの左右距離を広げたり、リアシートのヘッドクリアランスを拡張したりと、“リラックス”を目的とした広大な車内空間が注目されているようです。
スズキ スペーシアの詳細情報
- 室内長:2,155mm
- 室内幅:1,345mm
- 室内高:1,410mm
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本日の在庫数 4038台 平均価格 110万円 支払総額 15~201万円
第4位:三菱 eKクロス スペース/eKスペース

第4位となったのは三菱「eKクロス スペース」「eKスペース」です。
販売競争が激しくなっていたスーパーハイトワゴンタイプに新たな刺客として、日産&三菱の合弁会社「NMKV」で企画開発されたモデルとなります。
2020年に登場した2代目の車内空間スペックをチェックしてみると、室内幅は1,335mmでありライバル車種と比較して少し不利な印象。一方で、室内長は2,200mm、室内高は1,390mmと互角の実力を発揮しています。
ホイールベースを長めの設計としたことで、2列目シートのスライド量を増加させて足元空間を拡張。普通乗用車にも匹敵するゆとりの空間を実現しています。
三菱 eKクロス スペース/eKスペースの詳細情報
- 室内長:2,200mm
- 室内幅:1,335mm
- 室内高:1,390mm
- 最新「eKスペース」中古車情報
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本日の在庫数 687台 平均価格 108万円 支払総額 23~208万円
第3位:日産 ルークス

第3位となったのは日産「ルークス」です。
三菱側のeKクロス スペースおよびeKスペース(以下、eKスペースシリーズ)と同様で、合弁会社であるNMKVで企画開発されている車種。2020年に2代目へ生まれ変わりました。
車内空間のスペックもeKスペースシリーズと同様で、室内長は2,200mm、室内高が1,390mmとなっていることが特徴。
320mmのスライド量を誇る2列目シート、ロングホイールベース設計で余裕をもたせた足元空間は大人が乗車しても十分な快適性を実現できるでしょう。
日産 ルークスの詳細情報
- 室内長:2,200mm
- 室内幅:1,335mm
- 室内高:1,400mm
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本日の在庫数 2948台 平均価格 113万円 支払総額 10~1,169万円
第2位:ホンダ N-BOX

第2位となったのはホンダ「N-BOX」です。2011年の初代登場以降、2021年には累計販売台数が200万台を突破するなど日本の自動車市場で爆発的なヒット作となったスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車となります。
注目すべきは「低床フロアによる車内空間の広さ」。燃料タンクを車体中央に備えた「センタータンクレイアウト」により、室内長は2,240mm、室内高は1,400mmとスーパーハイトワゴンタイプではトップクラスのスペックを誇ります。
車内空間のスペックは普通乗用車にも匹敵するとされており、ワンランク上の余裕を感じるなら購入検討時に有力候補となるでしょう。
ホンダ N-BOXの詳細情報
- 室内長:2,240mm(スロープ仕様:2,060mm)
- 室内幅:1,350mm
- 室内高:1,400mm
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本日の在庫数 7838台 平均価格 112万円 支払総額 19~336万円
第1位:スズキ エブリイワゴン

第1位となったのはスズキ「エブリイワゴン」です。2位にランクインしたN-BOXと異なり、FR(フロントエンジン・後輪駆動)レイアウトの通称「キャブオーバーワンボックス」と呼ばれるジャンルに該当した車種となります。
車内空間のスペックをチェックしてみると、室内長は2,240mm、室内幅は1,355mmとN-BOXとほぼ互角。室内高はハイルーフ仕様の1,420mmが最も高い数値となっており、N-BOXに勝っている部分となります。
近年流行している車中泊やキャンプ、サーフィンなどのレジャーでの活躍も目立ちますが、その理由に車内空間の広さが当てはまると考えれば納得できるスペックです。N-BOXなどのスーパーハイトワゴンとは異なるタイプとなるものの、購入候補に該当するモデルとなるでしょう。
スズキ エブリイワゴンの詳細情報
- 室内長:2,240mm
- 室内幅:1,355mm
- 室内高:1,420mm(ハイルーフ仕様)、1,315mm(標準ルーフ仕様)
- 最新「エブリイワゴン」中古車情報
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本日の在庫数 2100台 平均価格 116万円 支払総額 12~418万円
中古で安い!広い軽自動車3選
軽自動車で車内空間の広さを求めるなら、スーパーハイトワゴンもしくはワンボックスタイプの車種が理想ですが、近年のレジャー需要に伴って新車の納期が伸びたり、中古車でも価格が高騰したりしているようです。
しかし、残念ながら生産終了となってしまったりモデルチェンジで旧型となったモデルなら、お手頃価格で購入できるケースがあります。
この項目では、中古車での価格相場が比較的低く、手に入れることが容易な車内空間の広い軽自動車を3車種ピックアップしました。
ダイハツ ウェイク

近年販売されていた5ナンバー軽乗用車で、屈指の室内高スペックを実現していた車がダイハツ「ウェイク」です。2014年から2022年まで生産・販売されていたモデルとなります。
ボディの寸法をチェックしてみると、全高が1,845mmと抜きん出ており、乗用タイプの軽自動車では一歩頭が飛び出している数値を実現していました。開発コンセプト「ファインビジョン」「ウルトラスペース」を実現すべく限界まで頭上空間の広さを追求した結果です。
取り組みの成果が現れているポイントが車内空間のスペック。注目の室内高は1,455mm。ほかのモデルが1,400mm前後となっているのに対し、一歩リードした広さを強みとしていました。
残念ながら2022年で生産終了となったため、ディーラーでの在庫以外は中古車での購入となります。中古車相場をチェックすると、平均が120万円程度となっているものの、100万円を切る本体価格もあるようです。
ダイハツ ウェイクの詳細情報
- 室内長:2,215mm
- 室内幅:1,345mm
- 室内高:1,455mm
- 最新「ウェイク」中古車情報
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本日の在庫数 1622台 平均価格 112万円 支払総額 36~250万円
スズキ スペーシア(初代)

現行モデルのスペーシアで予算的に難しいなら、2013年から2017年まで生産・販売された初代モデルもおすすめです。
ダイハツ タント(3代目)、ホンダ N-BOX(初代)としのぎを削り、激しい販売競争を演じた車種として歴史に名を残しています。
車内空間のスペックに目を向けてみると、室内長は2,215mm、室内幅は1,320mm、室内高は1,375mm。いずれの数値も、2022年現在で市販されているモデルと比較して引けを取らない性能となり、2列目の足下空間は大型ミニバンの2列目シートにも引けを取らない余裕があるようです。
中古車価格をチェックしてみると、平均の相場価格は80万円前後となります。初期型の2013年式で格安の物件が多く出回っており、乗り潰す覚悟なら適した選択肢となるでしょう。
スズキ スペーシア(初代)の詳細情報
- 室内長:2,215mm
- 室内幅:1,320mm
- 室内高:1,375mm
- 最新「スペーシア」中古車情報
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本日の在庫数 4038台 平均価格 110万円 支払総額 15~201万円
スズキ パレット

極力まで予算を抑えるなら、前述の初代スペーシアの前身モデルとなる「パレット」もおすすめにピックアップしたいモデルです。2003年に登場したダイハツ タントの初代モデルが開拓したスーパーハイトワゴン人気。タントが2世代目へ進化したのと同タイミングで対抗馬として生まれた車がパレットです。
車内空間は、室内長が2,070mm、室内幅が1,280mm、室内高が1,365mmと当時ではジャンル屈指の性能をもっており、2022年現在で生産されているモデルにも匹敵する実力があります。
広い車内空間を実現するためにあえてロングホイールベースのプラットフォームを取り入れたほか、2代目タントでは採用が見送られた「両側スライドドア」をいち早く取り入れたのも強みです。残念ながら、2008年から2013年までの生産・販売となり、後継車種としてスペーシアが誕生したと同時にモデル廃止となりました。
中古車市場をチェックしてみると、平均の相場価格が40万円前後となります。自動車税の累進課税に引っかからない2011年から2013年に生産された車種が多く出回っているようです。
スズキ パレットの詳細情報
- 室内長:2,070mm
- 室内幅:1,280mm
- 室内高:1,365mm
車内が広い軽自動車のメリットは?

コンパクトなボディサイズが魅力の軽自動車ですが、天井が高く床が低い、スーパーハイトワゴンやスーパートールワゴンといった車内の広さをウリにするモデルが売れ筋です。
車内が広い軽自動車のメリットとは何でしょうか。
スライドドア付きならミニバン並みの使い勝手
スーパーハイトワゴンやスーパートールワゴンはスライドドアを採用しています。スライドドアは、小さな子どもの乗り降りや狭いスペースでのドアの開閉に便利です。
4人家族で、大荷物を運んだりしないのであれば、ミニバンより車両価格や維持費の安い軽自動車は魅力的です。
コンパクトサイズでもたっぷり積める
車内空間を広くとるために工夫されている軽自動車は、ほかのモデルに比べて多くの荷物を積むことができます。
キャンプやアウドドア、サーフィンなどの趣味に出かける方や、自転車を積むことがある方にとっては、車内が広い軽自動車はおすすめです。
1人から2人なら車中泊も広々楽しめる
スーパーハイトワゴンやスーパートールワゴンは、座席を倒すとフルフラットになり、車中泊を楽しむこともできます。1人から2人であれば大人でも広々。
ミニバンより車両価格や維持費が安いため、メリットといえます。
車内空間が広い軽自動車はたくさんある!

室内が広い軽自動車は多いことがわかりました。一番の理由としてあげられるのは、室内空間が広い軽自動車が人気な傾向にあるからです。
今回は各軽自動車のスペースに関するデータに注目してみましたが、実際には自分で触れて、試してみて初めて自分や家族に合う軽自動車が何なのかを見つけることが出来るに違いありません。
広く使いやすく格好もよく尚且つ燃費もよく経済的な車が増えてきたのは本当にうれしいことですね。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...