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リバイバルブーム再来の日は近い?今復活したら売れそうなお手軽クーペたち【推し車】

現在は「ミニバンSUV・トールワゴン」と、三種の神器のごとく売れる車が決まっている日本の自動車業界ですが、かつてそれらが全く顧みられなかった時代があったように、流行は移り変わるものです。

現在もカローラシリーズの好調でセダンステーションワゴンに復権の兆しがありますし、EV時代、そしてファミリーカーより個人向けパーソナルカーが重要になってきそうな今後の市場では、次に何が売れてもおかしくありません。

今回は、かつて国産車でも多数が存在したコンパクトでお手軽なクーペから、今復活した売れそうなコンセプトの3台を紹介します。

日産 チェリークーペ(初代・1971年)

日産 初代チェリークーペ1200X-1L(オーバーフェンダーつきがX-1R)

ガソリンを入れて発電、モーターで走るe-POWER専用で絶好調のノート。その最初のご先祖にあたる車が1970年発売のチェリーで、翌年3ドアファストバッククーペを追加。オーバーフェンダー装着のホットモデル、X-1Rもありました。

斜め後方の視界が悪いデザインが今に通用するかはともかく、現行ノートかマーチ後継でチェリークーペを復活させたら面白いかもしれません。

今の日産は軽自動車のデイズとルークス、コンパクトカーのノートが売れ筋ですが、中間のマーチはおそらくEVかe-POWERでのモデルチェンジ待ち。しかし単純に5ドア車では社内外のライバルに勝ちにくく、いっそパーソナルクーペで再出発はどうでしょう?

ダイハツ シャレードクーペ(1978年)

ダイハツ 初代シャレードクーペ

1リッター3気筒エンジンを横置き、キャビンのスペース効率を追求しつつ走行性能や経済性にも優れた国産近代FFリッターカーの始祖には、発売翌年にクーペが追加されました。

当時流行った3ドアファストバッククーペ風に仕立て、リヤクォーターパネルに開けられた丸窓は「マリンウィンドウ」と呼ばれ、今見てもなかなかオシャレです。

このシャレードクーペを、ヤリス登場以降は存在が地味なブーン/パッソ後継として、前席優先の3ドアクーペで復活させてもいいと思います。

人や荷物を載せたい人はタントやヤリスに任せ、その中間は1~2人乗車メインのパーソナルユースへ専念し、ファミリーカーやゲタ車にない魅力を追求してもよさそうです。

最新「シャレード」中古車情報
本日の在庫数 1台
平均価格 40万円
支払総額 40~40万円

トヨタ S-FR(2015年・コンセプトカー)

トヨタ S-FR

86の弟分的なFRエントリースポーツとして東京モーターショー2015に出展。レーシング仕様まで作ったものの、お蔵入りになったのが悔やまれるコンセプトカー。

1.5リッター級FRスポーツは、今やトヨタ陣営のマツダにロードスターが世界中で売れています。そのため、少ない市場を食い合っても仕方ないと思ったのかもしれませんが、今や86は2.4リッターのGR86となり、1.5~2リッター級で初代86の純粋な後継が欲しいところ。

BMWとの協業と同じく、マツダのロードスター後継にトヨタも絡み、オープンスポーツ版をマツダが、クーペ版をトヨタが作るという手もあります。復活すれば人気が出そうなのにとウズウズする車です。

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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