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デートカーの進化系?今でも根強いファンが多い4~5人乗り国産オープンカーたち【推し車】

今では考えられない話ですが、1980年代から1990年代にかけ、特にスポーツカーというわけではない小型大衆車や軽自動車に至るまでオープンカーが設定されていた時期がありました。ちょっとキビキビ走る日常のアシとして多用されたクーペにも、当然設定されていたのです。

今思うと、一部の人気モデル以外は街で走る姿を見かける事もほとんどなく、事情が異なる海外はともかく、なぜ日本で売っていたのかよくわからない車も多かったものです。

その中でも、実用性の高さから今でも根強いファンがいる、国産4~5人乗りオープンカー厳選3台をご紹介します。

トヨタ セリカコンバーチブル

(上)4代目T160系(中)5代目T180系(下)6代目T200系のセリカコンバーチブル

日産 シルビアやホンダ プレリュードと並ぶ80~90年代定番のデートカーだったセリカには、3代目A60系から海外版にコンバーチブル(2ドアオープン)も設定、日本でも9台限定で実験的に販売しました。

以降、1985年にモデルチェンジした4代目T160系(1987年追加)、5代目T180系(1990年同)、6代目T200系(1994年同)と、モデル途中で追加されるコンバーチブルが、WRCで活躍するGT-FOURともども、セリカの定番派生モデルとなっていきます。

日米貿易摩擦への配慮からかボディ架装はアメリカで行われ、天気がよいカリフォルニアあたりでワイワイ乗れば楽しそうな、4人乗りオープンカーでした。

最新「セリカ」中古車情報
本日の在庫数 204台
平均価格 151万円
支払総額 30~520万円

スバル ヴィヴィオT-TOP / GX-T

(上)ヴィヴィオT-TOP・(下)ヴィヴィオGX-T

軽のオープンといえば、スズキのカプチーノやダイハツのリーザスパイダーとコペン、ホンダのビートやS660と全て2シーターと思いがちですが、なんとスバル唯一のオープンカーが4人乗り。

ヴィヴィオT-TOP(1993年発売)および、SOHCスーパーチャージャー版GX-T(1994年発売)の2種類で、転倒時の頭部保護を担う太いアンチロールバーがあるとはいえ確かにオープンであり、しかもリヤガラスは電動昇降式と、なかなか贅沢な作りです。

よほど大型ボディでない限り後席が広々とはならない4~5座席オープンの中でも、極めつけに小型で特異な存在なのは間違いなく、珍車やレア車の定番車としてもよく紹介されています。

最新「ヴィヴィオ」中古車情報
本日の在庫数 47台
平均価格 93万円
支払総額 34~256万円

日産 シルビアコンバーチブル / ヴァリエッタ

(上)S13シルビアコンバーチブル・(下)S15シルビアヴァリエッタ

デートカーのセリカにコンバーチブルがあるなら、ライバル車にあってもおかしくないわけで、シルビアの5代目S13には電動ソフトトップ(幌)の「コンバーチブル」、7代目S15には電動メタルトップのクーペカブリオレ版「ヴァリエッタ」がありました。

いずれも4人乗りオープンカーで、オープン時にはアンチロールバーもなく後席まで十分な爽快感を味わえます。

クーペの最上級グレードより120万円以上高い約325万円と格段に高価だったS13コンバーチブルはともかく、S15ヴァリエッタは279.8万円からとリーズナブルでしたが、多座オープンカーにフル乗車で楽しむ習慣のない日本より、海外向けの車だったかもしれません。

最新「シルビア」中古車情報
本日の在庫数 337台
平均価格 338万円
支払総額 145~1,400万円

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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