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【厳選】日本国内の自動車博物館10選|旧車や消防車の博物館がおすすめ

【厳選】日本国内の自動車博物館10選!

日本には多数の乗用車メーカーが存在し、現在でも日本国内の基幹産業として世界をリードしております。

今回は、そんな日本の自動車産業の歴史が垣間見える博物館を10館厳選し、魅力を伝えていきたいと思います。

国内自動車メーカーの歴史はこちら!

日本の自動車博物館① トヨタ博物館

自動車の歴史ここにあり!

あと今日は久しぶりにトヨタ博物館へ
蒸気自動車撮ったり新しく入ったかわいこちゃん撮ったりしてた pic.twitter.com/rb3jHh3zH3— 凪は冬眠中です (@nagi_petari) 2017年2月23日

まずは、トヨタ自動車が運営するトヨタ博物館を紹介します。トヨタ博物館は1989年4月にトヨタ自動車創立50周年を記念し、1989年に設立されました。

トヨタ博物館には本館と新館があり、それぞれ異なるコンセンプトで自動車が展示されています。

本館の展示の特徴としては、自動車の誕生〜日本車の登場と、モーターリゼーションの発展と多様化に時代を分けて自動車の歴史を説明する展示です。

歴史的な名車や、トヨタ車のみならず日本の歴史を切り開いて来た国産車が多数展示してあります。

新館では、企画展示ゾーン及び日本のモータリゼーションの歩みと生活文化の変遷を展示するゾーンがあります。展示車両は約20台で、合わせて各時代の生活の様子を示す文化資料約2,000点を展示しています。

その他、時期によって企画展があります。過去の企画としては、流線型の時代とクルマたち、トヨタモータースポーツコレクション等があります。

トヨタ博物館の概要

住所 〒480-1118 愛知県長久手市横道41-100

開館年 1989年4月

展示台数 常設展示160台
入館料:大人1000円 中高生600円 小学生400円
営業時間 9:30~17:00
定休日 月曜日

トヨタ博物館 公式ホームページ

日本の自動車博物館② ホンダコレクションホール

展示物は走れます!

ホンダコレクションホールは、MOTO GPやSUPER GTといった大きなレースイベントを開催するホンダ所有のサーキット「ツインリンクもてぎ」内にある博物館です。

ここでは保管車両の8割以上が動態保存(エンジンがかかる状態にある)というのが大きな特徴です。そして、サーキットの中の博物館らしくレーシングカーの展示数が非常に多いことで知られています。

また、ツインリンクもてぎで開催されるレースに準じた企画展も貴重な車両の展示が多く、人気が高いです。

動態テストの様子を見ることができる

古いレーシングカーは複雑な技術の結晶であり、定期的に状態を確認しないとすぐに動かなくなってしまいます。

そのためツインリンクもてぎでは定期的に動態確認テストを実施し、サーキット内を走行させています。通常の入場料で貴重なレーシングマシンの走行が見られる為、平日でも人気があります。

ホンダコレクションホールの概要

住所 〒321-3597 栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1

開館年 1998年

展示台数:450台

入館料:無料(別途ツインリンクもてぎの入場料が必要)

営業時間 :土日祝 9:30~17:30
  平日 10:30~17:30

定休日:ツインリンクもてぎ休園日に準ずる。

ホンダコレクションホール 公式ホームページ

日本の自動車博物館③ 日産ヘリテージコレクション

日産の歴史を知るならここ

日本の自動車メーカーとして最も長い歴史を持つのが日産自動車です。
しかし、日産は乗用車を展示する博物館を持ってはおりません。

しかし、日産が所有する300台の名車を見学可能な場所が存在しています。それが、「日産ヘリテージコレクション」です。

日産が築き上げてきた80年以上の歴史をダットサン、スカイラインGT-R フェアレディZなどの名車を踏まえながら、学んでいくことができます。

国内や海外で活躍したレース車両も豊富に展示しており、訪れたあなたを満足させてくれることは間違い無いでしょう。

日産ヘリテージコレクションの概要

住所 :〒252-8502 神奈川県座間市広野台2-10-1

収容台数:約300台

入館料:無料

営業時間:10:00~12:00 or 14:00~16:00のどちらか

*事前のインターネット予約が必要です。

日産ヘリテージコレクションHP

日本の自動車博物館④ ヤマハコミュニケーションプラザ

スポーツカーとレーシングバイクを見たい!

オートバイで有名なヤマハ発動機の本社近くにあるのがヤマハコミュニケーションプラザです。

これまで市販してきた二輪車や、ケニー・ロバーツやバレンティーノ・ロッシを擁し、世界グランプリを席巻した二輪車両の展示はもちろんのこと。ヤマハ発動機がトヨタ自動車とエンジンの共同開発を行なっている事実は自動車ファンの間ではあまりにも有名です。

そのためトヨタと共同開発した4輪車両の展示もあり、レクサス LF-A、トヨタ 2000GTといった名車が展示してあります。

その他、エンジンメーカーとしてF1に参戦していたこともあり、F1マシンの展示や、ヤマハが過去に発売しようとしたスーパーカー「OX99-11」の展示があり、バイクファンのみならず、自動車ファンも満足させる内容であると言えます。

ヤマハコミュニケーションプラザの概要

住所:静岡県磐田市新貝2500

収容台数:64台

入館料:無料

営業時間:9:00~17:00
     10:00~17:00のどちらか(日によって異なります。HPをご確認ください)

定休日 月によって異なります。HPをご確認ください。

ヤマハコミュニケーションプラザ 公式ホームページ

日本の自動車博物館⑤ スズキ歴史館

浜松市の歴史も知ることができる

昼は浜松にあるスズキ歴史館に参りました。事前予約は必要なものの、無料でかなり楽しめました。 pic.twitter.com/rvNc4oTHdT— にしP (@765niship) 2017年2月16日

国内バイク4大メーカーの一角を占め、自動車でも軽自動車の雄として日本のみならず世界市場でも独特の存在感を放つスズキ。スズキが創業の地浜松に構えた博物館がスズキ歴史館です。

展示の特徴は車両だけではなく、自動車がどのように生産されているのかを示した生産ラインの展示が独特であることです。普段あなたが乗る自動車がどのように造られているのかを知るチャンスです。

また、浜松市の伝統を伝えるコーナーもあり、スズキ車を産み出す浜松市の事も知ることが出来ます!

スズキ博物館の概要

住所 〒432-8062 静岡県浜松市南区増楽町1301

展示台数 常設展示 約50台

入館料 無料

営業時間 開館時間:9:00〜16:30(予約制)

休館日:月曜日、年末年始、夏季休暇等 

スズキ純正部品の湯呑みを買おう!

※スズキの聖杯、湯呑み。今はこのデザインじゃなくて残念だが、純正パーツとして売ってるためパーツコードがふってありスズキのお店で取り寄せ可能らしい。 pic.twitter.com/26rxCukxct— りっぱ (@torikawa85) 2017年2月15日

スズキには純正部品として湯呑みを取り扱っており、(魚の鱸(すずき)とかけていると言われる)ディーラーで発注することが可能ですが、スズキ歴史館でも900円で購入が可能です。立ち寄った際はぜひ購入したいですね!

【自動車の歴史】スズキの歴史、ルーツと車種の特徴を知ろう!

日本の自動車博物館⑥ マツダミュージアム

博物館も地域密着!

歴代のロータリーがずらり、ル・マン制したあのマシンも マツダミュージアム見学記 https://t.co/hdfEiEb1bS pic.twitter.com/qUb0Uk3BJp— 産経ニュース (@Sankei_news) 2017年3月3日

国産車初のロータリーエンジン搭載車や、日本チーム初の『ルマン24時間レース』総合優勝など、独創的な技術とクルマで世界中にファンを持つマツダが、地元広島県にオープンしたのがマツダミュージアムです。

展示の特徴は、マツダの歴史を丁寧に掘り下げた展示です。

東洋コルク工業として創業→後輪トラックを製造→ロータリーエンジンの開発→ロードスターの発売→ルマン24時間レース総合優勝
といった歴史がここを訪れればすぐに理解できます。

もう一つの特徴が、エンジンの展示です。一見地味ではありますが、エンジニア達のこだわりや機能美、ロータリーエンジンのコンパクトさなど、様々なマツダのこだわりを発見する事ができます。

【自動車の歴史】マツダの歴史、ルーツと車種の特徴を知ろう!

マツダミュージアムの概要

住所 〒480-1118 広島県安芸郡府中町新地3-1

展示台数 常設展示 約20台

入館料 無料

営業時間 13:30~見学ツアーを実施(要予約)

定休日 土、日、祝日、その他マツダの定休日に準じる。

マツダミュージアム 公式ホームページ

日本の自動車博物館⑦ クルマのテーマパーク MEGAWEB(メガウェブ)

都心からも近くて行きやすい

FIA世界ラリー選手権(WRC)参戦、トミ・マキネン チーム代表とヤリ-マティ・ラトバラ選手が、#メガウェブ ヒストリーガレージの「モータースポーツ ヘリテージ」を見学!#YarisWRC #TOYOTAGAZOORacing #Rally #ラリー #Toyota #トヨタ pic.twitter.com/b5tBFntfA6— MEGAWEB_PR (@MEGAWEB_PR) 2017年2月2日

トヨタがお台場のパレットタウン内に展開しているのが、クルマのテーマパーク MEGA WEB(メガウェブ)です。お台場で買い物のついでに立ち寄ることも可能な好立地です。

MEGAWEBでは、トヨタが発売する約80台の現行車両の他に、モータースポーツ車両の展示、歴史的なヒストリックカーの展示があります。

またMEGAWEB独特の見どころとして、古い車両をレストア(復元)する光景を見学できる施設があります。古い車両を新品同様にする匠の作業は必見です!

その他、トヨタの現行車の試乗や、ペーパードライバー講習、安全講習など、乗って楽しめるコーナーもあります。(試乗はホームページより要予約)

MEGA WEB(メガウェブ)の概要

住所: 〒135-0064 東京都江東区青海1丁目3番12号

展示台数:現行車80台 クラシックカー等約40台

入館料:無料

営業時間: 11:00~21:00

定休日: 月に1回

MEGA WEB(メガウェブ) 公式ホームページ

日本の自動車博物館⑧ 日本自動車博物館

北陸に位置する大きな博物館

日本自動車博物館行って来たけど宝の山だった pic.twitter.com/6LahR0h4R4— じゃわ (@tom_gt_95z) 2017年2月16日

日本で自動車製造を担う太平洋ベルトから遠く離れた、日本海に面する石川県小松市。しかしそこには立派な自動車博物館が存在するのです。

国内最大級の広さや展示台数はもちろんのこと。それぞれの日本メーカー、海外メーカーを細かく分けたきめ細やかな展示は、あなたを自動車の世界に引き連れてくれること間違いありません。

日本自動車博物館の概要

住所:石川県小松市二ツ梨町一貫山40

展示台数:約500台

入館料:大人1000円 子供500円

営業時間:9:00~17:00

定休日:水曜日(祝日の場合開館)年末

日本自動車博物館 公式ホームページ

日本の自動車博物館⑨ 消防博物館

消防車・火消しの歴史を伝える

昨日 気になってた 四ツ谷の消防博物館に行ってみた^_^ 無料☆ 地下1階の消防車 どこから入れたの? pic.twitter.com/37rDC5oqcu— やたらとジュマリニシティ(寿毬) for me (@jumary_jp) 2016年11月20日

火消しの街お江戸。かつて何度も大きな火災に悩まされた東京には、火消しの歴史を今に伝える消防博物館があります。

そんな消防博物館の地下には、火消しの進化とともに発展してきたたくさんの消防車が展示してあるのです。

さらには消防ヘリという飛び道具まで!クルマ好きが訪れても楽しめるスポットであること間違いなしです。

消防博物館の概要

住所:〒160-0004 東京都新宿区四谷3丁目10番

展示台数:7台 (その他消防の展示あり)

入館料:無料

営業時間:9:30~17:00

定休日:月曜日(祝日の場合開館、翌火曜日が定休日)

東京消防庁<防災館・博物館><消防博物館> – 東京都

日本の自動車博物館⑩ ツカハラミュージアム

お宝車両がゴロゴロと!

No.80 2002年 トヨタ スープラ JGTCテストカー (当時の写真は2000年のテストカー)
ツカハラミュージアムに展示 pic.twitter.com/OFPOkKQHIm— レーシングカー&希少車の現在(いま) (@racingandrare) 2016年10月23日

みちのくの果て青森県。一見自動車文化とは関係が無さそうに見えますが、立派な自動車博物館が存在します。

このツカハラミュージアムでは、フォードT型やルノー35CVなどの黎明期の貴重な名車から、幻のフォーミュラニッポン試作車両や、テストカラーのJGTC(現SUPER GT)スープラまで、独特な各ジャンルの名車が約50台展示してあります。

トヨタカローラ八戸を運営する塚原企業グループが運営するツカハラミュージアム。創業者・故 塚原弘久氏の「クルマを愛し、人を愛し、地域を愛する」の思いから設立されました。

塚原氏の思いはみちのくのクルマ好きのみならず、東北中のクルマ好きや子供達に感動を与え続けています。

ツカハラミュージアムの概要

住所:青森県八戸市北インター工業団地4-2-57 テクノクラフト・シー・アンド・ヴィ内

展示台数:約50台

入館料:大人 500円
   :中学生以下 無料

営業時間:9:30~17:00 (5〜9月)
    :10:00~16:00(10月)

定休日:月曜日

八戸クラシックカーコレクション ツカハラミュージアム

個性豊かな日本国内の自動車博物館

今回は日本国内の自動車博物館を10館厳選してご紹介しましたが、いかがでしたか。東京をはじめ、各国産自動車メーカーゆかりの地には、それぞれの特徴が前面に出た自動車博物館があります。

自動車博物館には、普段は見ることができないような貴重な車や、懐かしい名車が数多く展示されています。大人も子供も楽しむことができるため、観光スポットとしてもおすすめです。

機会があればぜひご覧になっていって下さい。

【現地からレポート】四国自動車博物館もおすすめ!

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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