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ソフト99のレインドロップを実際に使って評価!洗車機との違いも検証

レインドロップとは

レインドロップは、老舗企業のSOFT99が販売する自動車用ガラス系コーティング剤です。

発売は2019年で、日刊自動車新聞社主催の「用品大賞2019 洗車・コーティング部門賞」という形で評価を受けたほどの商品です。

レインドロップと他社製品の比較

クロスは製品とは別に筆者が用意したもの

同じようなエアゾルタイプや霧吹きタイプの、シュっと吹いて拭くだけの商品はレインドロップ以外にもあります。

それらと比較しても、ボディの撥水が3か月や、ガラスの撥水が2か月という耐久性能はいたって平均的です。主成分のシリコン、ケイ素系樹脂、アルコール類という並びは、ガラス系コーティング剤で一般的なもので、内容に関しても大きな違いは読み取れません。

今回紹介するレインドロップは弱酸性ですが、他社製品のペルシードでは撥水タイプが中性、親水タイプが弱アルカリ性でした。ペルシードに関してはこちらの記事で解説しています。

ボディの保護を目的とするコーティングで、いずれもコンパウンドレスを謳っています。その商品で、汚れを落とすことはあまり考慮に入りませんが、液性があるため若干の効果は期待できます。

細分化して考察すると、油汚れに強いアルカリ性、イオンデポジットや鉄粉に強い酸性、塗装や部品に刺激が少ない中性と区別できます。下洗いに使うシャンプーなど、溶剤全般に気が使えるのであれば、その特性を理解して選びたいところです。

1本あたりの内容量は中型車4台分が目安

また、1本の内容量の目安は、概ね中型車4台分という製品が多く、レインドロップやペルシードも同様でした。

選ぶときに、4台分がいくらで購入できるのか、液性はどうなのか、という点が選ぶポイントとして考えることになるでしょう。

価格の差は付属品

ペルシードにはパッケージのほか、クロスが付属している

ペルシードや他のコーティング商品と、価格の差は付属品からきていると言えるでしょう。

例えば、ペルシードのパッケージと比較して、レインドロップは簡易包装、付属のクロスが無いという点が、安さの要因であるように見受けられます。

レインドロップは親切な商品表示が嬉しい

しかし、レインドロップがパッケージの手を抜いたという訳ではなく、使用時や作業時の注意はかなり細やかに説明されています。

具体的には、「ガラスから施工して、次にボディを施工する」や、「ふき取り後に夏は10分、冬は30分の乾燥をすると強固に密着する」、「ガラス撥水施工時に10度以下の時は、暖房やデフォッガーを利用し、ガラスを温めて作業をする」、「自社製品のガラコ、ガラコワイパー、ガラコウォッシャーなどを推奨する」などが書かれています。

中でも、プロ施行のコーティング車に関して、保証書にある免責事項の注意を促す文言や、着色、防眩、超音波などの特殊ミラーなど施工しないなど、長年の販売経験による注意もぬかりなく書かれており、気になるところに手が届く内容になっています。

ユーザーサポートの点では、他社製品の内包される長い説明書や、スッキリさせるための文言の少ない包装と異なり、購入前に使用方法、注意点などを把握でき、優れた点といえるでしょう。

執筆者プロフィール
渡辺 喬俊
渡辺 喬俊
1986年生まれ、元システムエンジニアからクルマ業界へ転身、社外品サスペンションの試作や、ドライビングサポートのセンサー部品テストドライバーの仕事を経験。愛車はSW20 MR2とBP5 レガシィ。壊れない車が欲し...

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