MOBY(モビー)自動車はおもしろい!

MOBY[モビー] > カー用品 > アイテム > シーケンシャルウインカーをDIYで後付けする方法&流れるウインカーおすすめキット10選
アイテム

更新

シーケンシャルウインカーをDIYで後付けする方法&流れるウインカーおすすめキット10選

高級輸入車をはじめ、国産車のオプション装備としても採用例が増えてきた「流れるウィンカー」ことシーケンシャルウィンカー。流れるウィンカーは最新の車にしか装着できない特別な装備ではありません。シーケンシャルウィンカーにするためのいくつかの方法と、DIYで流れるウィンカーにできるキットを紹介します。

シーケンシャルウインカーとは?

©MemoryMan/stock.adobe.com

流れるように点灯する「シーケンシャルウィンカー」は、正式には「連鎖点灯式方向指示器」といいます。流れるように見えることで、車の行きたい方向が周りに認知されやすくなるのと当時に、光の拡散性が低いLEDの欠点を補う効果がある最新のウィンカーです。一部車種の上級グレードや、オプション装備として採用例が増えており、ドレスアップアイテムとしても人気上昇中。後付けで流れるウィンカーにできるパーツも販売されています。

「流れるウィンカー」車検に通る?

2014年10月の道路交通法改正で、今まで禁止されていた流れるウィンカーの装着が容認されるようになりました。そのため、アフターパーツのシーケンシャルウィンカーであっても車検は通ります。ただし、光色や光量などの一般的なウィンカーの規定に加え、以下のような独自の規定が追加されており、それらすべての条件を満たさなければ車検を通すことはできません。

  • 点灯は水平および垂直方向に反復しないこと
  • 内側から外側もしくは放射状に広がって点灯し、それぞれが左右対称であること
  • 点滅周期が毎分60〜120回以内かつ、すべてのウィンカーが同一周期で点滅すること
  • すべての光源が点灯し終えるまで消えることなく、消える際はすべての点灯が同時に消灯すること

非搭載車をDIYでシーケンシャルウインカー化する・後付けするには?

純正採用されていない車にシーケンシャルウィンカーを組み込む方法は2種類あります。ひとつは、ヘッドライト自体に加工を施しシーケンシャルウィンカーを埋め込む方法。もうひとつは、シーケンシャルウィンカーが組み込まれたLEDテープを取り付ける方法です。ただし、いずれの方法も電気配線やパネル脱着などの作業がともなうため、取り付けるためには、ある程度の電気配線の知識やDIYの経験を有していることが条件になります。

ライト自体をシーケンシャルウインカー化する

車種専用設計のシーケンシャルウインカーと交換する

シーケンシャルウィンカーに変更するもっとも簡単な方法は、ヘッドライトやテールランプユニットそのものをシーケンシャルウィンカーが組み込まれたものに交換することです。ただし、交換できる車種は純正オプションなどでシーケンシャルウィンカー付きのランプユニットがある車種や、アフターパーツメーカーが製作を手がける人気車種に限られます。

難易度:★★★★☆

シーケンシャルウインカーを自作し、流れるウインカー化する

純正品や社外品でシーケンシャルウィンカーが用意されていない車向けには、自作したウィンカーをランプユニットに加工して組み込む方法があります。しかし、自作シーケンシャルウィンカー製作は非常に高難易度。現在は、専用キットが販売されているためマイコン制御の知識は必要ありませんが、電気回路の知識は必須です。また、ランプユニットを破損させずに分解する「殻割り」ができる技術も必要です。

難易度:★★★★★

ライト自体は加工せず、シーケンシャルウインカー付きLEDテープを使う

シーケンシャルウィンカー付きのLEDテープを使えば、車種を問わず簡単に流れるウィンカーに変更できます。LEDテープは薄く目立たず、カットして長さも自在に調整可能。既存の配線に割り込ませるだけで動作させられるため、あらゆる車種をシーケンシャルウィンカー化することができます。ただし、車検に対応する色や点灯状態の商品を選ぶことは必須。防水性や耐久性のある商品を選ぶことも大切です。

難易度:★★★☆☆

LEDテープを使ったシーケンシャルウインカーの後付け方法

1.LEDテープの点灯確認

LEDテープを購入したら、まずは点灯確認をしましょう。ウィンカーだけの製品はプラス線とマイナス線の2本の配線が出ています。デイライトと一体になった製品は、もう1本のプラス線を加えた計3本の配線があります。車載バッテリー端子にそれぞれプラス線とマイナス線を接続して正常に動作するかを確認します。

2.取り付け場所を決めてテープをカット

取り付ける位置と配線の取り回しを決め、余分なテープをハサミでカットします。カットする位置はマーキングがされているため、必ずその位置を切るようにしましょう。

3.LEDテープの防水加工

LEDテープ自体は防水仕様でも、カットした部分は防水ではありません。カットした端面はコーキング剤や熱収縮チューブを用いて防水処理を施す必要があります。コーキング剤は多くのテープ素材と同じシリコン系を使うのがベスト。そのうえに熱収縮チューブをかぶせるとより安全です。

4.テープの貼り付け

装着面の汚れと油分を落としてLEDテープを貼りつけます。多くの製品には両面テープがあらかじめ貼りつけられているものの、両面テープの粘着力が弱い場合もあります。その場合は高品質な両面テープに交換しましょう。気温が低い場合は取り付け箇所やテープを温めればしっかりとくっつきます。

5.配線をつなぎ、点灯確認

エレクトロタップやギボシ端子を用いて、ウィンカー配線へ確実に接続します。プラス線は、それぞれ既存のウィンカーおよびボジションランプの配線のプラス側に接続。マイナス線はボディアースに接続します。配線を邪魔にならないようにまとめ、正常に動作するか点灯確認をおこないましょう。

動画で確認したい方はこちら

執筆者プロフィール
MOBY編集部 カー用品チーム
MOBY編集部 カー用品チーム

\ この記事が役に立ったらシェアしよう /

MOBYをフォローして最新記事を受け取ろう

すべての画像を見る

画像ギャラリー

コメント

利用規約

関連する記事