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リアディフューザーの効果とは?取り付け方法や車検対応基準とおすすめ汎用商品から自作例まで

リアディフューザーとは|効果はある?

マクラーレン・セナの大きなリア・ディフューザー

新型マクラーレン・セナのリア

レクサス LS「TRD」のリア・ディフューザーは控えめ

レクサス LS スポーツマフラー&リヤディフューザー 2017 TRD

リア・ディフューザーとは?

リアディフューザーとはサーキットを走るレーシングカーに装着されている装備で、車体後ろの下部(バンパー下)に取り付けるエアロパーツです。

リアディフューザーは車体床下の気流を後方に拡散し、車体底面を強制的に負圧にすることで車体後部にダウンフォースを発生させ、リアタイヤのグリップを増すことでコーナーリングスピードを向上させることができます。

ウイングやスポイラーのように空気抵抗を増すことでダウンフォースを生み出すわけではないので、直線においてトップスピードが伸びないという原因を緩和することもできる優れたエアロパーツです。

フロントスポイラー・ウイングについて詳しくはこちら

効果はある?

リア・ディフューザーは空気の流れを整えて車の走行安定性を向上させるのが目的です。
しかし、一般的な公道の走行では、空気抵抗が車の走行安定性を左右させるような速度は出せません。一概には言えませんが、最低でも時速80キロ以上のスピードがなければ効果がなく、しっかりとその効果が出るのは、時速150キロ以上となります。

時速200キロを超える高速で走るレーシング仕様の車では、逆にリア・ディフューザーは必須アイテムの一つとなります。

以上のことから、日本国内の一般道路、高速道路での走行では、効果があるかどうか以前のお話となってしまいます。ただ、ドレスアップが目的なら、見た目のかっこよさ、迫力を増す効果はあると言えます。

なお、リアディフューザーの効果を最大限に得るためには、車体底面の気流をスムーズにするために底面全体をフラットなカバーで覆う必要がありますが、一般的な乗用車の底面には部品が露出してたままでカバーはありません。

デメリットは?

サーキット走行など、高速で走る車にリア・ディフューザーがあることによるデメリットは特段の車の設計がない限りは、ない、といって過言ではないでしょう。

強いてデメリットをあげるなら、ドレスアップが目的の場合、保安基準を満たしていないと車検が通らなくなり、公道を走れなくなる、という点となります。

リアディフューザーは車検に通る?車検対応基準を紹介

使用中の車に新たな自動車部品を装着する場合、下記条件を満たすことが求められます。

 1)自動車部品を装着したときの寸法および車両重量が一定範囲である
 2)指定する自動車部品を溶接またはリベット以外の取付け方法により装着

寸法は表の通りとなっており、取り付けにおいては取り外しが可能なボルト・テープで留めれば問題ありません。

自動車部品を装着したときに寸法(長さ、幅および高さ)および車両重量

全長全幅全高車両重量
小型自動車
軽自動車
±3cm±2cm±4cm±50kg
普通自動車
大型特殊自動車
±3cm±2cm±4cm±100kg

リアディフューザーの取り付け位置・方法

自動車メーカー純正品・他メーカー専用品のリアディフューザー

リアディフューザーが純正品もしくは専用品の場合、取り付け位置は明確で取り付けに必要な部品も揃っていますので安心して作業ができます。

取り扱い説明書の通りに作業数れば取り付けることができますが、車種によってはリアバンパーもしくはその一部を取り外して、代わりにディフューザーを取り付けることもあり、作業が大掛かりになる場合があります。

汎用品のリアディフューザー

汎用品のディフューザーを取り付ける場合は、まず愛車に装着が可能か車の年式を確認してから購入してください。

 ※ディフューザーが未塗装の場合、まずディフューザーを塗装
 ※マスキングテープ、ボルト、両面テープなど部品の用意
 ※必要に応じてドライバー、ドリルなど工具の用意

 ①ディフューザーを取り付ける場所の汚れを落とす
 ②取り付け位置にディフューザーをあてがって、マスキングテープにて位置決め
  ・ボルトで固定する場合は穴の位置をマーキング

<両面テープで固定する場合>
 ③両面テープで固定する場合はディフーザーにテープを貼ってからボディに固定

<ボルトで固定する場合>
 ③位置決めの際にマーキングした場所に穴を開ける
  ・穴を開ける反対側にある部品に注意する
 ④確実に固定されていることを確認

リアディフューザーのおすすめ汎用商品3選

Liebeye リアディフューザー(汎用) 塗装済み

Liebeye リアディフューザーは3サイズから愛車に合うサイズを選ぶことができます。

 ・Sサイズ:355 x 150 mm
 ・Mサイズ:585 x 145 mm
 ・Lサイズ:850 x 16 mm

すでに塗装済みですから、フィッテイングして位置を決めたら、車体に両面テープで固定するだけの簡単な作業です。

口コミ・評価

「とても綺麗な仕上がりで満足です」
「付属の両面テープは白色ではなく、製品に合わせて黒色がよかった」
「信頼性の高い3M製の両面テープにして欲しかった」

Liebeye リアディフューザー(汎用)未塗装

先に紹介した製品の「未塗装」商品ですので、愛車に合わせて塗装してから取り付けます。

取り付け方法は同じく付属している両面テープで固定するだけです。

口コミ・評価

「取り付けるだけでリアのイメージが変わります」
「マッドブラックに塗装後、ビスでしっかりと止めました」
「あくまでもファッションで性能が良くなるものではありません」

BMW 3シリーズ F30 Mスポーツ リアディフューザー未塗装

この製品は車種・仕様・年式指定ですので、それ以外の車にはきれいに取り付けることができません。

口コミ・評価

「塗装、取付は業者に依頼しました」
「一切加工することなく取り付けることができました」
「取り付け業者の方はかなりよい品物と褒めていました」

執筆者プロフィール
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宮代ツトム

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