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コーナーセンサーは必要?おすすめ商品と後付けにかかる費用を紹介
目次
コーナーセンサーとは?
コーナーセンサーとは、車の前後バンパーの四隅に超音波センサーを取り付けて、車の四隅にある障害物を検知する装備です。
前後のバンパーにある丸形のくぼみがコーナーセンサーです。他の車や壁、ガードレールなど障害物の距離を検知し、アラームや音声などで運転者に知らせてくれます。縦列駐車で狭い場所に車を停めたい時に擦りやすい、車の四隅の間隔がわかるのでとても便利です。
バックで駐車する際に、ATレバーを「R」に入れると起動する「バックソナー」も、同等の機能を持つセンサーです。バックソナーはリアバンパーの真後ろ左右2箇所と、コーナー2箇所の計4箇所に取り付けられ、車後部全体の距離を検知します。
パーキングセンサーとの違い
コーナーセンサーはフロント・リアバンパーの四隅にセンサー取り付けられていますが、中にはリアバンパーのみにセンサーが取り付けられているものもあります。パーキングセンサー(もしくはバックセンサー)は、リアバンパーのコーナー左右2箇所と真後ろ2箇所の計4箇所に取り付けられていて、ギアを「R」に入れてバックする時に起動します。
役目としてはコーナーセンサーと同様のため、純正仕様ではコーナーセンサーとパーキングセンサーは兼用されていることが多く、とても便利なアイテムと言えるでしょう。
コーナーセンサーは必要ない?
コーナーセンサーは、狭い路地などで車両感覚がつかみづらいコーナーを、障害物に接触させることなくすり抜ける場合に有効です。障害物の位置が見えづらいと、複数回の切り返しを強いられます。
いくらパワステでステアリングが軽いとはいえ、前進と後退を繰り返すことでバンパーが接触してしまう可能性は上がってしまいます。運転に自信がある人でも、コーナーセンサーがあることで運転が楽になるため、新車購入時にオプション設定がある場合はコーナーセンサーを選択する人が多いとも言われています。
なお、車種によってはオプションではなく、標準装備されている場合もあります。
コーナーセンサーがない時代
コーナーセンサーがまだ一般的でなかった時代に活躍したのが、フロントバンパーに装備する「コーナーポール」です。
右ハンドルの場合、コーナーポールは車両感覚がつかみづらい対角線上、左フロントバンパーのコーナーにあります。基本的にはオプション装備で、その本体はフロントバンパーにあり、バンパーから生えているような形状になっています。車種によってはバンパーに完全に内蔵されており、必要な場合に電動でポールが伸びてくる仕様のものもあります。
また、後付けでバンパーに接着するタイプも車用品量販店で購入できました。ただし、外装用の強力な両面テープで固定するタイプは落ちる可能性が低いのですが、吸盤で貼り付けるタイプは角度が変わったり、脱落したりすることがありました。
コーナーポールとコーナーセンサーの違いについて詳しく知りたい方はこちら
コーナーセンサーは後付け可能!その費用は?
コーナーセンサーは、新車購入時にオプションで選択するか、標準装備でない限り使うことはできないのでしょうか?そんなことはありません!コーナーセンサーは、後付けできる汎用製品があります。
車用品量販店やネットにて簡単に手に入れることができます。DIYも可能ですから、現在コーナーセンサーが付いていない車でもすぐに使用が可能になります!ネットでの価格は、1,000円台から購入できる商品もあります。また、コーナーセンサーに加え、パーキングセンサーの機能も兼ねた商品もあります。
コーナーセンサーの取り付け費用
車種や取り付けるお店によって差がありますが、30,000円ほど考えていた方がいいでしょう。正規ディーラーにて純正部品を取り付けるとなるとさらに高額になります。
バンパー、内装の脱着と専用の配線が必要となりますので、工数が多く費用に跳ね返ってくるためです。例えば、多くのコーナーセンサー製品は、バンパーに穴をあける工具が必要になります。
また車内にコーナーセンサーの情報を表示するインジケーターを設置する必要があります。キレイに取り付けるためには、配線を隠すために内装の取り外しなどもしなくてはなりません。時間も手間が掛かりますので、自信がない方や面倒な方はお店で取り付けてもらった方がいいでしょう。
コーナーセンサーのおすすめ商品3選!
データシステム(Data System)【コーナーガイドセンサー】ボイスアラームタイプ CGS252-V
データーシステムが販売するこちらの商品は、ボイスアラーム付きのコーナーセンサーです。センサーは2つなので、リアかフロントにつけるのか選ぶ必要があります。
ボイスアラームタイプでは、警告音に加えボイスアラームも搭載されており、女性もしくは男性の声どちらかを選ぶことができ、ボイスアラームが不要な場合、警告音だけに切り替えることも可能です。
データーシステムが販売するコーナーセンサーは、このタイプ以外に
- スピーカータイプ
- 距離表示モニタータイプ
この2種類が販売されています。
【Coccar】汎用駐車8個カーソナー車コーナーセンサー
Coccarが販売するこちらの商品は、フロント4ヵ所、リア4ヵ所の合計8ヵ所のセンサーを用いたコーナーセンサーです。
センサーが障害物を検知すると、ブザー音だけでなく距離も表示してくれます。とっさの場面において直感的に判断できるよう、シンプルで見やすい表示方法を採用しています。
カラーバリエーションも豊富で、8つの種類から選択可能です。
- ブラック
- レッド
- グレー
- ホワイト
- フィアットレッド
- シャンパンゴールド
- ブルー
- シルバー
また、8つもセンサーがいらないという方は、リアだけのタイプやワイヤレスタイプなどタイプの異なるコーナーセンサーも販売しているので好きなものを選びましょう。
【ツーフィット】穴あけ加工不要 アシストバックセンサー
ツーフィットが販売するアシストバックセンサーは、穴あけ施工不要なコーナーセンサーです。
センサーはテープ状になっており、リアバンパーの内側に貼り付けるだけで反応してくれます。テープの長さは260㎝あるため、横幅の広い乗用車でも問題なく取付できます。
感度も調整することができるため、緊急時のみ必要だという方は感度を下げておくという使い方も可能です。
ただし、磁力線を利用したセンサーなので、バンパーがスチール製であったりバンパー裏に金属製のステーなどを多く取り付けている場合、利用できないことがあるので注意しましょう。
トヨタ車向けの後付けコーナーセンサー5選
アマゾンでは車種別のトヨタ純正コーナーセンサーが購入できます。
トヨタの純正コーナーセンサーは高品質なうえ、センサーユニットと制御ユニット、ブザーユニットがセット販売となっており、機能が独立しているため単体での取り付けが可能です。
そのため、トヨタ純正コーナーセンサーを他車種に流用した例もあります。車種ごとに配線の長さが異なるため、流用して使う場合は同クラスのセンサーキットを購入しましょう。
ノア/ヴォクシー用
- 適合型式: ZRR70G,ZRR75G,ZRR70W,ZRR75W
- 適合年式: 2010/04-
プリウスα用
- 適合型式: ZVW41W,ZVW40W
- 適合年式: 2011/05-
ウィッシュ用
- 適合型式: ZGE20G,ZGE25G,ZGE20W,ZGE25W,ZGE22W
- 適合年式: 2012/09-
アベンシス用
- 適合型式: ZRT272W
- 適合年式: 2012/02-
プリウス/プリウスPHV用
- 適合型式: ZVW30 ZVW35
- 適合年式: 2012/10-
ホンダ車向けの後付けコーナーセンサー2選
ホンダ車向けのコーナーセンサーもアマゾンで購入できます。
ただし、こちらはフロントおよびリアコーナーセンサーの交換用部品のようです。どこかしらのセンサーが破損した場合の保守部品として購入してみてもよいでしょう。
その際は、必ず車種と品番を確認するようにしてください。
フィット用フロントコーナーセンサー
- 対応型式:GK3,GK4,GK5,GK6
- 適合年式: 2016/11-
フリード用リアコーナーセンサー
- 適合車種: GB5,GB6,GB7,GB8
- 適合:2016/09-
後付けコーナーセンサーはオートバックスで買える?
以前はオートバックスでもコーナーセンサーが購入できた模様です。
しかし、アフターパーツのコーナーセンサーで唯一の国内メーカー生産品であったデータシステムのCGS282が販売終了となったため、現在はオートバックスではコーナーセンサーを取り扱っていないようです。
もちろんオートバックスでは得体の知れない中国製コーナーセンサーは取り扱わないため、コーナーセンサーを後付けするには、ネットショップで購入するしかありません。
オートバックスでは、過去に持ち込みでコーナーセンサーを取り付けた例もあるようですが、原則としてオートバックスのようなカー用品店ではバンパー加工などは行わない傾向にあります。
ネットショップで購入したコーナーセンサーを取り付ける場合は、自分で作業するか、自動車整備工場などを頼る必要があります。
コーナーセンサーの後付けおすすめ商品3選!
Cocar コーナーセンサー
何よりも安さが特徴のコーナーセンサーです。4つのセンサーが備わり、白・黒・シルバーのほか、ブルーやレッドなどセンサー色のラインナップも豊富。LCDディスプレイに表示される数値やゲージ、ブザー音で障害物との距離を知らせてくれます。
専用サイズのホールソーが付属しているため、ドリルと配線工具だけを用意すれば取付可能です。ただし購入者の口コミでは壊れやすいうえに、部品の梱包ミスも多い様子。しかし1,500円程度の価格でコーナーセンサーが後付けできるのは非常に魅力的です。
GoolRC パーキングセンサー
フロント・リア合計8センサーが備わるコーナーセンサーです。モノクロではあるもののグラフィカルなモニター表示は、センサー感度に応じて数値とゲージが変化。音量も3段階で調整可能です。
購入者の口コミでは、コンパクトカーでもフロント側センサーのケーブルが短く取り付けが困難だった模様です。その欠点さえ除けば、やや高価なぶん機能性が高い後付けコーナーセンサーと言えるでしょう。
A/A リバースパーキングセンサー
LEDのカラー液晶による見やすいモニターディスプレイが特徴の後退専用コーナーセンサーです。キットには4つのセンサーが備わるものの、モニターディスプレイには後退の絵柄しか描かれていないため、フロント側に流用して使うのは難しいでしょう。
検出距離は0.3〜2mで、警報距離は0.3〜1.5m。他の製品と同様に、障害物に近づくほど警告音の間隔が短くなります。専用ホールソー付きであるため、取り付けにもそれほど手間がかかりません。
コーナーセンサーは必需品?
コーナーセンサーがその威力を発揮するのは、狭い路地や縦列駐車など限られたスペース内で、車をぶつけたり擦ったりすることなく操縦したいときです。最近の車はかなり大型化しており、軽自動車も決められたサイズのギリギリまでを使い切ったデザインになっています。
しかし、駐車場のサイズはそれほど変わっていません。特に古い駐車場は、現在の3ナンバーの車には狭すぎます。そのようなシチュエーションでは、コーナーセンサーが大活躍することでしょう!
昔は、パワステ、ABSがオプションだった時代がありましたが、現在では多くの車種で標準装備となりました。これからはコーナーセンサーも、パワステやABSと同様に標準装備になるのではないでしょうか。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...