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軽トラック人気おすすめランキング!軽トラックの選び方も紹介

軽トラックの選び方

@nannzi/stock.adobe.com

軽トラ選びは、いつ、どこで、どのような用途で使うかに応じて最適な仕様やグレードを選び分けることが大切です。

現在、軽トラを新車販売しているのはダイハツとスズキのみであり、その他のメーカーが販売する軽トラはすべてOEM車両。商用車である軽トラの荷台は、多くの業務に対応できるように設計されているため、業務用途で使うならどの車種を選んでも大きな問題にはなりません。

しかしグレード体系や装備の有無は1車種のなかで用途に応じて細分化されているため、特殊な業務や趣味、アウトドアレジャーなどに用いる場合は、選択する車種ごとの荷台寸法差やグレードによる装備の違いによって軽トラの使い勝手に大きな差が生まれます。

荷台の使いやすさで選ぶ

近年の軽トラの荷台寸法は、おおむねどの車種もダブルベッドとほぼ同じ寸法となる長さ1,940×幅1,410mmに揃っています。ビールケースやコンテナ、畳や板材などの規格品を最大限積める設計になっているため荷台面積に関してはどの軽トラもほぼ同じです。

ただし荷台高は車種によって数十ミリの差があり、重い荷物を扱う場合はなるべく荷台高が低い車種を選ぶことで身体への負担を減らすことができるでしょう。農作業や漁業で使うなら防錆塗装がしっかりした車種を選ぶことをおすすめします。

また、テールゲートを水平に保つチェーンの有無はグレードによって異なり、夜間に荷台を使用する場合はLED照明の有無も重要です。メーカーによってはダンプやリフトなどの特装車も用意されており、軽トラ選びは荷台面積よりも使用目的に応じた細かな荷台機能に着目するとよいでしょう。

キャビンの快適性で選ぶ

短距離移動ならほとんど問題にならないものの、レジャー用途で長距離移動をするならキャビンの居住性や快適性は欠かせない要素です。

車種によっては頭上空間を広く確保したハイルーフ仕様や、車内後方の空間を拡張することでシートのスライド量やリクライニング機構、荷物スペースが追加されたビッグキャビン仕様が用意されています。積載量より快適性を最優先にするならキャビンが広いモデルを選びましょう。

乗車時の足元空間はフルキャブとセミキャブとで大きく異なる点にも注意が必要です。フロントタイヤの直上に座るフルキャブは足元空間が広く確保できるのに対し、車体前方にホイールハウスがあるセミキャブは前面衝突安全性と直進安定性には優れるものの、中央よりに配置された操作ペダルにより無理な運転姿勢を強いられます。

内装の細かな点にも注目

頻繁に乗り降りする場合はシート高にも着目しましょう。高すぎても低すぎても乗降性は低下するため身長に合わせて選びたいところです。また、シートの防水性や滑りやすさ、表皮の耐久性も軽トラにとっては重要な要素です。

業務以外に使うなら、乗降性よりもシート生地の手触りやクッション性を優先させるとよいでしょう。レジャー用途に使うならエアコンやパワステが備わっていることはもちろん、小物収納スペースやUVカットガラスなどの細かな装備の有無にも注目すべきです。

エンジン性能で選ぶ

どの軽トラも最大積載量350kgの状態で使える動力性能が備わっているため、エンジン出力は軽トラ選びの決め手とはなりません。とはいえ荷物を積むほど確実に加速性能は鈍るため、組み合わされるトランスミッションによっては加速性能に不満を覚えがちです。

動力性能を優先させるなら、ターボチャージャーやスーパーチャージャーエンジンが搭載された軽トラを選びましょう。ただし、高出力エンジンを搭載した軽トラは現在生産されていないため中古車で購入するしかありません。

軽トラックのおすすめランキングTOP10

第10位:三菱 ミニキャブトラック(U61T/U62T型)

1966年から生産されているミニキャブトラックは、7代目からスズキ キャリイのOEMに切り替わったため、1999年から2014年まで15年に渡って生産された6代目が三菱最後の自社製軽トラになります。

6代目は安全基準を引き上げるためにセミキャブオーバーを採用。年式によってフロントフェイスに違いがあるものの、全年式で共通する大きく四角いヘッドライトは現在の基準で見ると斬新で個性的なフロントフェイスです。

当時は珍しい黒やシルバーのボディカラーを採用した「黒トラ」「銀トラ」などの特別仕様車に加え、乗用モデル並の快適装備やドレスアップパーツを追加したグレードも存在しました。購入するなら荷台長が70mm延長された2000年11月以降のモデルがおすすめです。

最新「ミニキャブトラック」中古車情報
本日の在庫数 660台
平均価格 64万円
支払総額 12~250万円

第9位:スバル サンバートラック(TT1型/TT2型)

スバル最後の自社製軽トラックとなる6代目サンバートラックは1999年から2012年まで製造されました。6代目サンバートラックの特徴は、軽自動車全体でみても珍しいコイル式4輪独立サスペンションと、車両後端に4気筒エンジンを搭載するRRレイアウトを採用している点です。

6代目サンバートラックは3気筒エンジンに比べ低振動であるうえ、エンジンがキャビンから離れているため静粛性も高く、重心が後ろにあるぶん不整地走行時でも空車時でも安定したトラクションを発揮してくれます。

最新「サンバートラック」中古車情報
本日の在庫数 851台
平均価格 62万円
支払総額 13~205万円

第8位:ホンダ アクティトラック(HA6/HA7型)

アクティトラックは1977年に登場した初代以来、一貫してエンジンを車体中央に搭載したMRレイアウトを採用する唯一の軽トラです。2009年12月から2021年4月まで製造された4代目を最後にホンダは軽トラを製造していません。

4代目アクティトラックの前後重量分配は49:51とされ、空車時でも高いトラクションを発揮。加えて、MRならではの軽快なハンドリングにより「畑のNSX」や「農道のフェラーリ」などの異名で呼ばれていました。4WD専用グレードの「アタック」にはデフロック機能も備わります。

2023年現在でも新車に近い個体が多く残っており、なかでも「ベイブルー×ホワイト」「フレームレッド×ブラック」のボディカラーを採用する特別仕様車「スピリットカラースタイル」は、数ある軽トラのなかでも独特な雰囲気を放っています。

最新「アクティトラック」中古車情報
本日の在庫数 568台
平均価格 65万円
支払総額 14~318万円

第7位:マツダ スクラムトラック(DG16系)

スクラムトラックは、1989年に登場した初代からスズキ キャリイのOEMとして販売されるマツダの軽トラであり、現行型4代目は2013年に登場した11代目キャリイと共通です。

ただし、キャビンが拡張されたスーパーキャリイに相当するグレードは用意されず、LEDはヘッドライトなどの豪華装備は省かれます。また、ボディカラーはホワイト1色のみで、キャリイにはあった5速自動MTの5AGSも設定されていませんでした。

しかし安全装備や走行性能に関わる部分は共通で、強化リアサスペンションやパワステ、デフロックが備わる4WDの農繁グレードの設定も用意されています。使い勝手の高いグレードだけを厳選した実用的ラインナップがスクラムトラックの特徴です。

最新「スクラムトラック」中古車情報
本日の在庫数 219台
平均価格 89万円
支払総額 24~423万円

第6位:三菱 ミニキャブトラック(DS16系)

スズキのOEM車両に変わった7代目ミニキャブは、11代目スズキ キャリイとまったく同じ構成です。

ただし、グレード名だけは三菱の名称に準じ、ミニキャブトラックの「M」グレードはキャリィの「KCエアコン・パワステ」に相当し、「G」グレードがキャリィの上級グレード「KX」、「みのり」は「KCエアコン・パワステ農繁仕様」にあたります。

7代目ミニキャブにスーパーキャリイにあたるビッグキャビンモデルのラインナップはなく、マツダ スクラムトラックよりもさらにグレードや装備が厳選されています。特徴と呼べるのはスクラムトラックでは選べないシルバーのボディカラーが選べる点のみです。

最新「ミニキャブトラック」中古車情報
本日の在庫数 660台
平均価格 64万円
支払総額 12~250万円

第5位:スバル サンバートラック(S500系)

サンバートラックは2012年からダイハツ ハイゼットトラックのOEM車両へと変更され、7代目となる現行型サンバートラックは、2014年に登場した10代目ハイゼットトラックのOEM車両です。

7代目サンバートラックは全車運転支援機能が標準装備であり、非搭載グレードは用意されていません。また、ビッグキャビン仕様の「ジャンボ エクストラ」に相当するグレード「グランドキャブ」は設定されるものの、標準キャビンのハイルーフ仕様はサンバートラックでは選べません。

細かな装備品の有無はスバル向けに微調整されており、ハイゼットに備わるディスプレイオーディオは上級グレードでも選べず、ボディカラーもホワイトとシルバーメタリックの2色のみの設定です。

第4位:トヨタ ピクシス トラック(S500系)

トヨタのピクシスシリーズは、ダイハツ車をトヨタで販売するためのシリーズブランド。初代ピクシストラックは2011年から販売開始され、2代目は現行型10代目ダイハツ ハイゼットトラックのOEM車両です。

ピクシストラックの細部はグレード名まで含めてハイゼットトラック同じであるものの、ハイゼットトラックにラインナップするビッグキャビン仕様のジャンボとハイルーフ仕様が用意されず、ディスプレイオーディオも選べません。

ボディカラーはホワイトとシルバーメタリックが標準設定であり、外観がアップグレードされる「選べるカラーパック」オプションを追加することで「オフビートカーキ」「トニコオレンジメタリック」「ブラックマイカメタリック」の3色のボディカラーが選べるようになります。

最新「ピクシストラック」中古車情報
本日の在庫数 100台
平均価格 104万円
支払総額 22~519万円

第3位:日産 NT100クリッパー(DR16系)

2003年に登場した初代NT100クリッパーは、6代目三菱 ミニキャブトラックのOEM車でしたが、2代目からはスズキ キャリイのOEM車両に変わりました。

グリルデザインとグレード名はNT100クリッパー専用に変更されており、スタンダードグレードの「DX」と上級グレードの「GX」に分けられています。なお、スズキ スーパーキャリイにあたるグレードは設定されておらず、キャリイでは選べるエアコン・パワステレス仕様はNT100クリッパーでは選べません。

「DX」は、スズキ キャリイの廉価グレード「KC」に相当し、デフロックや強化リーフスプリングが追加される4WDの「DX農繁仕様」や、先進運転支援機能が搭載される「DXセーフティパッケージ仕様」がラインナップ。「GX」は4WDのみとなり、LEDヘッドランプ、フォグランプや運転支援機能や集中ドアロックなどが標準装着となります。

最新「NT100クリッパートラック」中古車情報
本日の在庫数 703台
平均価格 97万円
支払総額 23~408万円

第2位:スズキ キャリイ(DA16系)

キャリイは1961年の初代登場以降、世代を重ねるごとにコストパフォーマンスの高さと使いやすさに磨きをかけて進化してきた軽トラです。

2013年8月に登場した現行型11代目キャリイは、はじめて夜間走行時に歩行者を検知できる衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」を採用した軽トラであり、後方への誤発進防止機能を軽トラに採用したのもキャリイが初です。

エアコンパワステレス仕様を選べるなど、他社へ供給するOEM車両よりも細かく仕様を選べる特徴に加え、ゆとりある広い居住性を備えたスーパーキャリイを選べる点が本家スズキの軽トラを選ぶ理由といえるでしょう。また、堅実堅牢なつくりでありながら安価な価格もキャリイの大きな魅力です。

最新「キャリイトラック」中古車情報
本日の在庫数 3421台
平均価格 87万円
支払総額 15~445万円

第1位:ダイハツ ハイゼットトラック(S500系)

ハイゼットトラックは初代が登場した1960年以降、累計750万台以上を売り上げている販売台数日本一の軽トラです。2014年9月に登場した現行型は10代目。2021年には大幅なマイナーチェンジが実施され、ATが廃止になった代わりに軽トラでは前例がないCVTが採用されました。

伝達効率と静粛性、小型化を並立した専用CVTによる加速は、力強く滑らかで燃費性能にも貢献。またCVTの4WDモデルは、軽トラ初の電子制御式が搭載され「2WDモード」「4WDモード」のほか、駆動力を高める「4WDロック」モードも選択可能です。もちろん5速MTモデルもラインナップし、副減速機とデフロックを追加したグレードも用意されます。

ハイゼットトラックは豊富なカラーバリエーションに加え、軽トラの使い勝手を拡大してくれるキーフリーシステムやディスプレイオーディオなどの快適装備によって業務用途だけでなく趣味にも使いやすく仕上げられた革命的な軽トラです。

最新「ハイゼットトラック」中古車情報
本日の在庫数 3671台
平均価格 97万円
支払総額 16~597万円

軽トラックで日常生活を便利で豊かにしよう

©travel/stock.adobe.com

乗員員数が2名に限られる代わりに、オープンデッキの荷台を自由に使える点が軽トラ最大の特徴です。

運搬業務はもちろん、趣味やアウトドアレジャーのトランスポーターとしての用途や、荷台にテントを張って過ごす車台泊も近年のブームとなっており、軽トラの荷台を便利にカスタマイズできるさまざまなパーツも販売されています。

また2022年5月13日の積載制限に関する法改正で、現在は車両の前後左右から10%づつ、合計20%までのはみ出しが許容されるようになりました。これにより市販の軽トラキャンパーは設計自由度が増し、近年はDIYでつくったモバイルハウスを荷台に載せる自作トラキャンを楽しむユーザーも増加中です。

軽トラは、ダブルベッド相当の荷室面積と地上2.5mまでの高さ、乗員を含めた350kgの最大積載重量を思い通りに使える自由な移動空間といえます。お気に入りの軽トラックを選んで、仕事や趣味を充実させましょう。

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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