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クラッチオイル(クラッチフルード)とは?交換方法&費用や漏れた時の対処法まで

クラッチオイル(クラッチフルード)とは?交換は必要?またその時期は?など、クラッチフルードについて徹底解説します。 クラッチフルード交換の重要性や、交換を怠ると車にどういった症状が出るか、漏れた場合の対処法など、クラッチフルードの疑問についても記載いたします。

クラッチオイル(クラッチフルード)とは?

エンジンルーム

MT(マニュアル)車でギアシフトをする際は必ずクラッチを操作して行います。現在市場に出ているMT車のほとんどがクラッチには油圧式を採用しています。

クラッチを踏んだ際の油圧を、クラッチ機構にスムーズに伝達する為のフルード、それがクラッチフルードの役目です。

クラッチフルードは、クラッチペダルの搭載されているMT車のみに必要で、AT(オートマチック)車や油圧式でないMT車(ワイヤー式など)には必要ありません。

成分はエンジンオイルとは違い、ブレーキフルード(ブレーキ液)と同じグリコール系の液体が使われています。

俗称でクラッチオイルと呼ばれていますが実はオイルではありません。見た目が似ているだけで成分は全く違いますので、誤ってエンジンオイルを入れない様に注意しましょう。

クラッチオイル(クラッチフルード)とブレーキフルード(ブレーキ液)は同じ?

実はクラッチフルードとブレーキフルードは全く同じ成分です。

クラッチフルードとブレーキフルードのマスタータンクが同じ車種もあるくらいなので、基本的には使いまわしてしまっても問題ありません。

クラッチオイル(クラッチフルード)の交換は必要?

車 整備

クラッチフルードは、クラッチを作動させるたびに使用します。もちろん使用すればするほど、劣化し色が黒く変色します。

劣化したクラッチフルードをそのまま使用するのは危険ですし、車検に通らない可能性も出てくるので必ず交換は必要になってきます。消耗品と考えていただいて結構です。

交換時期の目安としては5年くらいと言われていますが、車に乗る頻度によってもかなり差が出てきますので、フルードの状態を小まめにチェックし、変色していたら交換した方が無難でしょう。

クラッチオイル(クラッチフルード)の交換を怠るとどうなる?

運転する人

クラッチフルードはクラッチペダルを踏んだ際の油圧をスムーズにクラッチ機構に伝達させる為のオイルです。

長い年月使用して劣化したクラッチフルードを使い続けると、油圧の障害が起こりスムーズにギアシフトできなくなってしまう可能性があります。

プロのレーサーの方はクラッチの切れが悪くなるとすぐに交換するくらい繊細なものなのだそうです。

クラッチオイル劣化の原因としてもう一つ、オイルに吸水性があるという点です。
水分を含んでしまうことで純度が下がり、潤滑剤としての役目を果たしてくれなくなってしまいます。

そして最も恐ろしいのが、水分を含んでしまったことで金属の錆を誘発し、そこからオイルが漏れてしまう原因にもなってしまいます。
クラッチオイルが漏れてしまうとギアシフトができなくなってしまい、安全な走行が不可能になってしまいます。

どうしても忘れがちになってしまうクラッチオイルの交換ですが、大変な事故を引き起こしてしまう要因になることもあるので、念頭に入れておいた方が良いでしょう。

クラッチオイル(クラッチフルード)の交換費用は?

クラッチフリード

出典:https://www.amazon.co.jp/

商品名:MOTOREX(モトレックス) クラッチフルード MOTO HYDRAULIC FLUID 100ml 90313 [HTRC3]
参考価格(Amazon):857円(税込)

クラッチフルードはそれほど高価なものではありません。1000円から高いものでも4000円程で入手できます。

交換作業は工具や専門的な知識も必要で誤った交換作業を行うと重大な事故を引き起こすことがあります。

できればディーラやカーショップに持ち込み交換してもらう方が良いでしょう。
工賃も3、4000円程で作業してもらえます。

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クラッチオイル(クラッチフルード)の交換方法

もしご自身でクラッチフルードの交換作業する場合は、工具と車のクラッチのブリーダープラグ(フルードを排出する箇所)を把握する必要があります。

工具については空のペットボトルとフルードを吸い上げる為の耐油燃料チューブ、レンチを用意しましょう。

クラッチの油圧部分は車種によって異なるので、あらかじめ調べておくと良いでしょう。

耐油燃料チューブ

出典:https://www.amazon.co.jp/

商品名:サンヨー 耐油燃料チューブ3×6(F-3) 40m F3
参考価格(amazon):2,800円(税込)

クラッチフルードを吸い上げる為の燃料チューブです。
クリアタイプなので流体をしっかり確認できるようになっています。

サンヨー 耐油燃料チューブの購入はこちら

クラッチオイル(クラッチフルード)をタンクから抜く

今回は車体下にクラッチフルードのブリーダプラグがあると仮定して説明します。

車体をジャッキアップさせ、車の下(場合によってはホイールハウスの奥にあるのでタイヤを外す必要があります)に潜りブリーダープラグを見つけて下さい。キャップが付いているかと思いますので、手で外して前述の燃料チューブを差し込んで下さい。

この時初めに用意した空のペットボトルに、プラグに差し込んだ逆側のチューブの口を入れておいて下さい。セットしたらレンチでブリーダープラグを少しだけ緩めておきます。

この状態で車のクラッチペダルを踏むとクラッチフルードがチューブから排出されます。

フルードを抜きながら新品のフルードを入れるので全て抜き切らないように注意してください。
※クラッチフルードは容量が少ないので、クラッチペダルを3回踏んだだけでも抜け切ってしまいます。

クラッチオイル(クラッチフルード)を注入する

車のボンネットを開けて新品のクラッチフルードを注入して下さい。

注入口は車種によって異なるので、こちらもあらかじめ調べておくと良いでしょう。フルードを抜く、新品のフルードを注入するといった作業を繰り返しながら慎重に行ってください。

ホース内のフルードが透明になれば中身が全て新品になった合図です。※古いフルードは茶色になっています。

チューブを外して、プラグを締めて作業は完了です。

クラッチオイル(クラッチフルード)が漏れてしまったら?

車 車庫

クラッチフルードを交換したにも関わらずクラッチの切れが悪くギアシフトがスムーズでなかったり、クラッチフルードの量が急激に減るなどした場合は漏れていることが考えられます。

・クラッチマスターシリンダー
・レリーズシリンダー
・クラッチホース

これらの部品から漏れてしまっている可能性が高いです。非常に危険な状態なのでただちに交換してください。

部品の交換は無理に自分で行わず、ディーラーかカーショップ、または信頼のおける工場に行きましょう。

クラッチオイル(クラッチフルード)の交換はプロにお任せ!

エンジンルーム

クラッチオイル(クラッチフルード)とは?交換方法、費用や漏れた時の対処法まで紹介してきましたがいかがでしたか?

交換作業は専門的な知識が必要になりますので、できればディーラーかカーショップに持ち込むことを推奨します。費用もさほどかかりませんので、無理にDIYで行わない方が無難です。

交換を怠ってしまい漏れの症状が出てしまうと修理の費用も膨れ上がり、修理に時間もかかってしまいます。

クラッチフルードはなかなか目に見えない部分の消耗品なので、気が付いた時にはクラッチの状態が悪くなってしまっていることがあります。
今回のこの記事をみて、そういえば・・・と思っていただければ幸いです。

大切なお車を長く大事に乗るにはまず内側から綺麗にしてあげましょう。

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