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車の空走距離と制動距離と停止距離の意味の違いとは?車速による計算方法も

制動距離、空走距離、停止距離の具体的な違いを知っていますか?そして車速による計算方法を紹介しています。安全運転をするためにもしっかりと理解して事故を起こさないように備えておきましょう。

車の制動距離とは?

ブレーキをかけてから停止するまでの距離

出典:http://www.jaf.or.jp/

制動距離とは、ブレーキが効き始めてから停止するまでに走行した距離のことを言います。

制動操作から停止するまでの距離から空走距離(足の踏み替えとブレーキペダルの遊びによりブレーキが作用するまでに空走する距離)を減じたものが制動距離となります。

制動距離は速度の2乗と車重に比例し、制動力に反比例するのです。

つまりは、ドライバーがブレーキを掛けて自動車を停止させるまでの距離のうち、実際にブレーキが効き始めてから止まるまでの距離のことを指します。

制動距離は、走行している時の速度やタイヤの摩耗状況の影響を大きく受けて変わってきます。



車の空走距離とは?

空走距離と反応時間の関係

出典:http://weekend.nikkouken.com/

空走距離とは、ドライバーがブレーキを掛けて自動車を停止させるまでの距離のうち、自動車を停止させる必要があると感じた瞬間から、ブレーキを踏みこんで効きはじめるまでに自動車が走ってしまう距離のことを言います。

これまでに要する時間を「反応時間(空走時間)」といい,個人差はあるのですが一般の
ドライバーの平均的な反応時間は0.75秒とされています。

ドライバーが、疲れていたりわき見運転をしていた場合には、空走距離が長くなってしまい、危険になります。

車の停止距離は制動距離と空走距離の合計

出典:http://www.city.omuta.lg.jp/

自動車の運転者が走行中に急ブレーキをかけて自動車を停止させるまでには,一定の距離が必要になります。

運転者が急ブレーキをかけようと判断した地点から自動車が停止した地点までの距離を「停止距離」と言います。

この停止距離は、これまでご紹介してきた「空走距離」と「制動距離」とに分けられます。

雨や雪などによって路面が濡れている場合や摩耗してタイヤの溝が減っている場合では、制動距離が変わりますので結果として停止距離が長くなってしまいます。

まとめると、ドライバーが危険だと判断してからブレーキをかけるまでの距離(空走距離)と、ブレーキをかけ始めてから停止するまでの時間(制動距離)の合計が、車が停車するまでの移動距離(停止距離)となります。
つまり、「停止距離=空走距離+制動距離」となるのです。

路面が濡れてタイヤの溝がすり減っていると超危険!

車速から距離を計算する方法とは?

出典:http://www.onepedal.co.jp/

制動距離の場合

制動距離の計算式は、制動距離=車速(km/h)の2乗÷(254×摩擦係数)

摩擦係数は、乾いた路面では0.7、濡れた路面は0.5という値が一般的なものになります。この摩擦係数は、様々な状況によって変わってきます。

例えば、車速が40km/hで乾いた路面(摩擦係数が0.7)の場合では、

(40×40)÷(254×0.7)=8.99
となり、制動距離は約9mとなるのです。

空走距離の計算

この空走距離は,「反応時間(秒) × 車速(m/秒)」の計算式で求められます。

車速40k/mの場合で、一般的な人の反応時間である、0.75秒で計算してみると

0.75×(40000÷3600)=8.33・・・
となるので空走距離は、約8.3mとなります。

このときのポイントは車速を秒/mに直すして計算することです。

例・・車速が40k/mの場合は、40000÷3600=11.11・・・
となるので車速は約11.1秒/mということになるのです。

車の制動距離・空走距離・停止距離を覚えて計算してみよう

危険を知って安全運転に

制動距離や空走距離、そして停止距離を説明してきましたが、皆さんは全部知っていましたか?

今回、紹介した計算方法はぜひ覚えて実際に計算してみるのも良いと思います。
計算して見ると、思っていたより停車までには長い距離を移動しなければいけないことに気づくかと思います。
前もって、どれだけ危険なのかを把握しておくことで、良い心構えに繋がります。

未然に事故を防ぐためにもしっかりと理解して安全運転を心がけましょう。

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