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ポジションランプ(車幅灯・スモールランプ)とは?青色LEDは車検に通る?

ポジションランプについて徹底解説!車幅灯、スモールランプとも呼ばれていますね。LEDランプに交換する際の注意点についてもご紹介!青色LEDはOK?自動車に取り付けられている様々なランプ。それぞれの意味や機能を正しく把握することで、愛車の理解も深まります。

ポジションランプ(スモールランプ・車幅灯)とは?

ポジションランプとは

出典:http://www.liberal-aero.com/

ポジションランプとは、スモールランプとも呼ばれる「車幅灯」のことです。
夜間に、対向する人や自動車などに対して自車の車幅を知らせる目的で取り付けられています。

ハンドルコラムにあるスイッチで灯火の点灯と消灯が切り替えられ、1段ひねるとまずこの車幅灯と尾灯(テールランプ)・番号灯(ナンバー灯)が点灯し、さらにもう1段ひねると前照灯(ヘッドライト)が点灯するようになっているのが一般的ですね。

ポジションランプのスイッチ

出典:http://www.nissan.co.jp/

ポジションランプ(車幅灯・スモールランプ)の保安基準

道路上を走る自動車は「道路運送車両の保安基準」を満たしていなければなりません。
車幅灯に関する規定をまとめると、以下のようになります。

個数と取り付け位置

・個数は2または4個で、左右対称に取り付けられていること
・車体の最外側から400mm以内
・照明部上縁の高さは地上2.1m以下、下縁の高さは地上0.25m以上

ポジションランプの色・明るさ・大きさ

・色は白色で、全てが同色であること
 (ウインカーと兼用のものについては、橙色でも可)
・夜間に前方300mの距離から点灯を確認できること
・光源は5W以上30W以下
・光度は300cd(カンデラ)以下
・照明部の大きさは15平方cm以上

ポジションランプの見通し範囲

・車幅灯の上方および下方15°まで、内側45°から外側80°の範囲で見通せること

このように、車検の基準でもある保安基準では車幅灯の色や明るさについての規定はありますが、
ランプの種類についての制限はありません。
つまり、規定をクリアしていれば車幅灯をLEDに変更しても問題なく車検は通る、ということですね。

青色LEDは車検に通る?ポジションランプ(車幅灯)の注意点

【Amazon】 LEDポジションランプ

ポジションランプ(車幅灯・スモールランプ)をLEDに交換する場合、いくつか注意しなければいけない点があります。
下に記す基準を満たさない場合、車検が通らなくなりますので注意しましょう。

ポジションランプの色・色温度

ポジションランプ(車幅灯・スモールランプ)は「白色であること」が原則ですので、青色やピンクなど、他の色に変更すると保安基準に不適合となってしまいます。
とうぜん車検も通らなくなってしまいますので、交換するLEDのは白色から選びましょう。

また、LEDの光の色をK(ケルビン)という色温度の単位で表示している製品があります。
この場合、だいたい6,000K付近が白色の目安になりますが、実際に点灯させてみたときに青白く見えたりしないかを確認しましょう。

ポジションランプの明るさ

暗すぎるのは論外ですが、ポジションランプ(車幅灯・スモールランプ)は他の自動車の迷惑になるほど明る過ぎてもいけません。
ポジションランプ車は、夜間で前方300mから先の距離から見えなければなりません。

LEDポジションランプの指向性

LEDの光は指向性(まっすぐ前方に進む性質)が高いので、LEDに交換してみたものの見通し範囲の規定を満たすことができず車検に合格できなかった、という話もよく聞きます。
LEDランプの前に拡散レンズを取り付けたものや、複数のLEDランプを使用している製品を選ぶとよいでしょう。

LEDポジションランプの熱対策

LEDランプは消費電力が低い印象がありますが、思いのほか発熱するものです。
高輝度のLEDランプを狭いカバーの中に設置すると熱が内部にこもってしまい、その熱がLEDランプの寿命を縮めるだけでなく、最悪の場合ポジションランプ(車幅灯・スモールランプ)のカバーを溶かしてしまうこともあります。
多少高価になりますが、熱対策にヒートシンクと呼ばれる放熱用の金属を備えた製品を選んでおくと安心でしょう。

車幅灯LEDのヒートシンク

出典:http://zeronagano.jugem.jp/

道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2009.10.24】

第123条 車幅灯の灯光の色、明るさ等に関し、保安基準第 34 条第2項の告示で定める基準は、次の各号に掲げる基準とする。この場合において、車幅灯の照明部の取扱いは、別添 94「灯火等の照明部、個数、取付位置等の測定方法(第2章第2節及び同章第3節関係)」によるものとする。
一 車幅灯は、夜間にその前方 300m の距離から点灯を確認できるものであり、かつ、その照射光線は、他の交通を妨げないものであること。この場合において、その光源が5 W 以上で照明部の大きさが15cm2以上(平成 18 年1月1日以降に製作された自動車に備える車幅灯にあっては、光源が5W 以上30W以下で照明部の大きさが15cm2 以上)であり、かつ、その機能が正常な車幅灯は、この基準に適合するものとする。
二 車幅灯の灯光の色は、白色であること。ただし、方向指示器、非常点滅表示灯又は側方灯と構造上一体となっているもの又は兼用のもの及び二輪自動車、側車付二輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車に備えるものにあっては、橙色であってもよい。
三 車幅灯の照明部は、車幅灯の中心を通り自動車の進行方向に直交する水平線を含む、水平面より上方 15 °の平面及び下方 15 °の平面並びに車幅灯の中心を含む、自動車の進行方向に平行な鉛直面より車幅灯の内側方向 45 °の平面及び車幅灯の外側方向80 °の平面により囲まれる範囲においてすべての位置から見通すことができるものであること。
四 車幅灯は、灯器が損傷し、又はレンズ面が著しく汚損しているものでないこと

出典:http://www.mlit.go.jp/

ポジションランプ(車幅灯)の交換は手軽なカスタマイズの一つ

車幅灯のカスタマイズ

ポジションランプ(車幅灯・スモールランプ)に関する記事はいかがでしたでしょうか?

保安基準の規定を理解していれば、ポジションランプをLEDランプに交換することは最も手軽にできるカスタマイズの1つです。
自分で手を加えていくことで、より愛着も増していくことでしょう。

皆さんもこの記事を参考に、愛車のカスタマイズに挑戦してみてはいかがでしょうか。

ポジションランプ(車幅灯・スモールランプ)

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