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自転車や原付を追越したいとき、黄色の線は踏んでもいい?警察に聞いてみた
自転車や原付を追越したいとき、黄色の線は踏んでもいいの?
神奈川県警の担当者は、黄色の実線を踏んだり跨いだりしてもよい場面について次のように話します。
「路線バスやタクシーが止まっているときは、停車している車両となるため、線を踏んだり跨いだりして避けても問題はありません。しかし、速度が遅い原付や自転車など動いている車両を追越すときは、補助標識の有無によって異なるため、ケースバイケースとなります。
例えば、追越しのための右側部分はみ出し通行禁止の場所(補助標識がない場合)で自転車を追越したい場合、線をはみ出さなければ違反ではありません。そのため、自転車を避けるときには、注意しながら追越すようにしてください。」
警察の話からも、黄色の実線が引かれている部分では、例外を除いて線を踏んだり跨いだりしてはならないことがわかります。また、黄色の線が引かれている理由について、神奈川県警の担当者は次のように話しています。
「そもそも黄色の実線は、道路の形状などにより事故の危険性が高い場所に引かれています。よって、黄色の線が引かれている部分では、基本的に線を踏んだり跨いだりしない方が安全だといえます。」
黄色の実線は事故を未然に防ぐために引かれている線であるため、踏んだり跨いだりしない方がいいと言えそうです。また、障害物を避けるために線を踏んだり跨いだりするときは、周囲の状況に注意が必要だといえるでしょう。
- 執筆者プロフィール
- 齊藤優太
- 1991年生まれ。自動車販売、教習所での勤務、タクシードライバーの経験を経てライターとなる。現在は自動車ライター/インストラクター(安全運転講師)などを中心にクルマに関する情報を発信している。愛車はア...