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憎めない?「ぼくタンダーです♡」トヨタ「タンドラ」のコピー版が中国で爆誕
トヨタ タンドラとは
トヨタ タンドラは、北米トヨタが販売するアメリカで大人気のピックアップトラックです。2代目以降は全長6m前後のフルサイズピックアップトラックとなり、2021年にフルモデルチェンジした最新の3代目タンドラは、さらに迫力あるデザインに生まれ変わりました。
フロントフェイスは「T」型を模したのLEDヘッドライトと、前面の2/3を覆う巨大なグリルで構成され、テールランプはボディに埋め込まれまれたように見える凝った縦長形状。フルサイズのダブルキャブピックアップトラックらしいどっしりとした風格が強調されました。
エンジンは先代からダウンサイジングされたものの、300系ランドクルーザーと同じ3.5L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載。最高峰のハイブリッドモデルは最大出力433PS、最大トルク80.6kgf・mを発揮します。
ところが、中国トラックブランド「SVH」の新型ピックアップトラックが、この最新のタンドラによく似ていることで物議を醸しています。
以前よりは少なくなったが中国はコピー車が多い
中国車の特徴を挙げるとすれば、どこかで見たことがある外観に、どこかで見たことがある内装。以前より少なくはなったものの、やはりコピー品と思わしき車は多い傾向にあります。
ただし世界中の自動車メーカーとの合弁会社がある中国の車は、コピー品に見える車が実は正規品であったり、一流自動車メーカーのデザイナーをヘッドハンティングして起用している場合もあり、一概にコピーともいえない車種もあるため余計にややこしいことになっています。
- 執筆者プロフィール
- 伊藤友春
- 1981年生まれ。自動車専門Webライターとして執筆活動中。自動車の構造に明るく、ほとんどの整備や修理をDIYでこなす。輸入車・コンパクトカー・変わったデザインやコンセプトの車が好きで、現在の愛車はその最た...