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それやると危険!MT車での急ブレーキ時のペダル操作、“クラッチと一緒に踏む派”は今すぐやめるべき理由
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緊急回避をするためにもクラッチは切らないで
急ブレーキを踏むシチュエーションでは、緊急回避も同時に発生する可能性が高くなります。
回避時のステアリング操作に対して車が追従する性能は、エンジン駆動力のつながっているクラッチがつながっている状態の方が高くなりますから、急ブレーキをかける際には、クラッチは切らない(できるなら完全停止する直前にクラッチを切る)というのが安全というわけです。
まとめると、MT車の急ブレーキは、クラッチは踏まずブレーキだけを踏むというのが、制動距離が短くなり、車の回避性能も落とさない最も優れた運転方法ということになります。
MT車に乗る機会がめっきりと減った昨今ですが、急ブレーキ対応は学科試験にも出てくる基本中の基本です。正しく理解し正しく実行するのが、事故回避へつながる第一歩となります。
AT車でもMT車でも、急ブレーキ時にはブレーキだけを強く踏み、次にステアリング操作で回避行動を優先するという心構えで運転するべきです。
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- 執筆者プロフィール
- Red29
- 1980年代生まれ。国産ディーラーでの営業職として働き、自動車関連の執筆者として独立。ユーザー目線に立った執筆を心掛けています。愛車はトヨタプリウス。ホットハッチに代表される、小規模小パワーのクルマが...