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「違う、そうじゃない」便利とおせっかいは紙一重だった、クルマの懐かし装備3選

高機能、高性能を競うのは今も昔も変わらない

駐車場に並ぶ車
©️Kadmy/stock.adobe.com

車の性能向上は、いつの時代もエンジニアが追い求めてきたものであり、自動車ユーザーが望んできたものです。現在でも日進月歩で技術は進歩しています。

こうした中、1980年代から90年代ごろには、何か目新しい装備が無いと「新型車のインパクトがない」と言われ、無理に無駄な装備を付けていた時代があります。昔の車にあった、今考えるとありがた迷惑でおせっかいな装備を紹介していきます。

日本では意味がない!?ヘッドライトワイパー

©️Tyler Olson/stock.adobe.com

「ヘッドライトワイパー」で真っ先に浮かぶのは、ボルボの車たちです。90年代に走っていたボルボには、多くの車種にヘッドライトワイパーが装備されていました。日本車でも少数ですが装備されている車がありました。

ヘッドライトカバーが現在のようなプラスチックではなくガラス製の時代には、超長距離を走行する欧州車にとって必要な装備だったのでしょうが、日本の車の使い方では、ほとんど活躍しなかった装備です。

現在のLEDヘッドライトには、降雪時にワイパーが必要ではないかという話もありますが、実際にヘッドライトワイパーを備えた車で降雪地帯を走行していると、ワイパーが凍り付いて動かなくなり、役目を果たさなかったことも筆者は経験済みです。

その他、サイドウィンドウ用のワイパーやサイドミラー用のワイパーが付いている車もありました。

ちなみに、コーティングしても親水式のモノを使っても降雨時には見にくくなるのが、サイドミラー。

ヘッドライトワイパーやサイドウィンドウワイパーはありがた迷惑ワイパーですが、サイドミラー用ワイパーは現代に復活してほしいものです。

執筆者プロフィール
Red29
Red29
1980年代生まれ。国産ディーラーでの営業職として働き、自動車関連の執筆者として独立。ユーザー目線に立った執筆を心掛けています。愛車はトヨタプリウス。ホットハッチに代表される、小規模小パワーのクルマが...

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