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自分で改造すると査定ダウン…メーカーのコンプリートカーは査定アップの理由
改造するよりコンプリートカーを買うほうがお得?
近年、徐々に車種整理が進んでいる新車市場。選べるクルマが少なくなるなか、『個性的なクルマに乗りたい』『人と同じクルマは嫌だ』という方も一定数いるのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、コンプリートカーという選択肢。コンプリートカーとは、市販車をベースにさまざまな手を加え、よりスポーティやラグジュアリーな方向にカスタマイズした状態のクルマを指します。
メーカー直系のものでいえば、トヨタの「GR」やホンダの「Modulo X」、日産の「NISMO」「AUTECH」などが代表的でしょう。
一般的に”改造車”はマイナス査定となるケースが多いですが、コンプリートカーの場合、むしろプラス査定になることがあります。一体なぜなのでしょうか。
カスタムパーツが割安で手に入るから、購入時にお得!
すでに”カスタムが完成した状態”で引き渡されるコンプリートカーには、いくつかメリットがあります。まず挙げられるのは、「割安でカスタムパーツを装備できる」という点です。
通常カスタムを行う場合、クルマを購入してからパーツをひとつずつ揃えるため、カスタムにかかる費用が割高になってしまうことがほとんど。一方でコンプリートカーの場合は、パーツがある程度セットで組まれているため、費用を安く抑えることが可能です。
また、メーカー直系のカスタムカーであるため、クオリティも担保されています。クルマにぴったり合ったパーツが装着されており、その完成度は抜群。オリジナルのシルエットを崩さないのも魅力のひとつといえます。
カスタムに関する知識がない方でも、コンプリートカーを選択するだけで「個性的なクルマ」に乗ることができるのです。
- 執筆者プロフィール
- 成田 佑真
- 1993年生まれ。普段は医療機器販売を行っているが、暇があれば自動車関連記事を読み漁る。現在の愛車はA4。子どもの頃からマークⅡに憧れ、社会人になりマークXを購入。週末は必ず手洗い洗車を行い、ドライブに出...