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ナンバープレートのアルファベットとは?どうしたらナンバーに含まれるの?
目次
アルファベット入りのナンバープレートが増えている?
2020年代に入ってから、「品川●●」「横浜●●」の部分、つまり分類番号にアルファベット(ローマ字)が使われているナンバープレートを見かけることが増えてきました。
ナンバープレートの分類番号とは、「品川 300」や「川崎 500」など、地域名のすぐ右側にある3ケタの番号のこと。自動車の種別や用途による分類を示しています。
この部分の数字によって、一般的に「3ナンバー」や「5ナンバー」といった呼び分けをされることとなります。
分類番号の下2ケタのどちらかがアルファベットの場合もあれば、2ケタともアルファベットになるケースもあります。
どうしてこのようなナンバーが生まれるのでしょうか?
分類番号にアルファベット(ローマ字)が導入されたのはなぜ?
国土交通省によると、「希望番号の普及に伴いナンバープレートの番号が枯渇しつつあることから、自動車の種別および用途による分類を表示する分類番号にローマ字を追加する」とのことです。
簡単に言うと、人気の希望ナンバーに振り分ける分類番号は、3桁の数字だけでは枯渇してしまうため、アルファベットを追加しているというわけです。
自動車登録番号の分類番号にアルファベットを導入するための「道路運送車両法施行規則等の一部を改正する省令」は、平成28年(2016年)12月28日に公布され、平成29年(2017年)1月1日から施行されました。
施行後、関係機関と調整を経た上で、4月よりナンバーが枯渇した地域からアルファベットの使用を開始しています。
- 執筆者プロフィール
- 齊藤優太
- 1991年生まれ。自動車販売、教習所での勤務、タクシードライバーの経験を経てライターとなる。現在は自動車ライター/インストラクター(安全運転講師)などを中心にクルマに関する情報を発信している。愛車はア...