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新型ランクル300の納期はどれくらい?ディーゼル車のほうが遅いってホント?

ランクル300の現在の納期は?

2021年8月2日にフルモデルチェンジし発売された、新型ランクル300(トヨタ ランドクルーザー300系)。予約注文の殺到により、リリース時点で異例の長納期を要するモデルとなりました。2022年6月現在も予約待ちの状態が続いており、トヨタの公式ウェブサイトには「納期は4年以上になる場合がある」と記載されています。

こうした状況の中、ランクル300を注文するべきか迷っている方も多いことでしょう。公式サイトの情報だけでは、4年以内に納車される可能性もあるのか、納期は最大で何年かかるのか、今ひとつ判然としません。そこで、ランクル300の現在の納期について調査しました。

今からランクル300を注文する場合の納車時期

これからランクル300を注文する場合、納期は4〜6年後になるようです。2022年1月にランクル300を契約したユーザーの口コミによると、納車は2026年2月ごろになる予定とのこと。また、一部ウェブメディアには「ランクル300の納期は早くて4年、長くて5〜6年」とのディーラーのコメントが見られます。

一方、4年以内の納車が可能との情報は、ウェブメディアやSNSには見つかりませんでした。以上の調査結果から、今からランクル300の注文をするなら、納車には最短でも4年、最長6年を要すると考えられます。

先行予約していた場合はいつ納車される?

発売前に先行予約していたランクル300については、2022年内に納車される可能性があります。ランクル300の発売当初、納期は1〜2年後になるとの情報が見られました。しかしながら、実際は2021年11月ごろには納車が開始されています。

また、2022年に入ってからは、ランクル300の納車を報告するブログ記事やSNS投稿が多く見られるようになりました。すでに納車を済ませているユーザーの多くは、先行予約の開始以前か直後にランクル300を契約しています。同様の予約をした方は、2022年内に納車を受けられる可能性があるでしょう。

発売直後に注文した場合はいつ納車される?

発売直後に注文したランクル300については、納車は2024年8月以降になると考えられます。2021年7月12日の時点で、ランクル300のオーダー数は年間販売計画台数の4倍を超えていました。

先行予約分を作り終えなければ、発売後のオーダー分は生産されません。このため、発売直後に契約したランクル300の納期は、注文から2年後以降になると考えられます。

ランクル300はなぜ長納期化している?

国内むけの生産台数が制限されているから

ランクル300の納期が長期化する理由は複数あります。根本的な原因といえるのが、国内での流通量の少なさです。ランドクルーザーの主要な販売先は海外であり、日本国内ではありません。このため、国内むけの生産台数が少数に制限されています。

たとえば、200系ランドクルーザー(先代モデル)では、全生産台数の約6割が中東諸国むけとなっていました。次いでオセアニア地域やロシアへの割当てが多く、日本むけの生産台数は全体の1割程度でした。

ランクル300も海外に主軸を置くモデルのため、日本への割当て台数は限られています。にも関わらず、メーカーの予想を超えて国内での需要が大きく高まりました。結果的に生じた供給不足が、長納期化の主な原因となっています。

転売目的の購入が納期に影響しているから

ランクル300の長納期を助長する要素に、いわゆる転売ヤーの存在があげられます。転売目的の業者(または個人)による大量購入が、ランクル300の納期を長引かせる一因になっているのです。

転売対策としてトヨタでは、購入より1年以内に売却しないと誓約することを、ランクル300の購入条件としています。ただ、中古車市場に新車同然のランクル300が見られることから、誓約だけでは転売に対処しきれていないと考えられます。

世界情勢が長納期に拍車をかけているから

新型コロナウイルスの蔓延や、ロシアによるウクライナ侵攻などの世界情勢も、ランクル300の納期を長期化させる要因の1つです。パンデミックや戦争は輸入資源の不足を招き、車の生産を停滞させます。あらゆる国産車の生産が遅れる中、元より生産数の少ないランクル300の納期が極端に遅くなるのは当然といえるでしょう。

納期が長くなるグレードやボディカラーはある?

ランクル300の中でも、人気の高いグレードやボディカラーは特に納期が長くなる傾向にあります。

最も売れている仕様は最上級グレード「ZX」のホワイトで、「GR SPORT(GRスポーツ)」のホワイトも同等に人気です。この2タイプのいずれかを注文した場合、ほかの仕様よりも納車に時間を要する可能性があります。

なお、上記の2グレードにはガソリン車とディーゼル車がありますが、両車で人気に大きな差はありません。

先代の200系ランドクルーザーでは、ガソリン車よりもディーゼル車が人気でした。しかしながら、ランクル300のガソリン車はリセールバリューが高いため、ディーゼル車と同程度に売れています。ランクル300では、ガソリン車とディーゼル車で納期に差はないと考えてよいでしょう。

ランクル300をなる早で手に入れるには?

ディーラーで新車を買う、という正攻法にこだわらなければ、4年も待たずにランクル300を入手できる可能性があります。なるべく早くランクル300に乗りたい方は、次に解説する2つの方法での入手を検討してみてください。

並行輸入車を購入する

並行輸入の利用により、比較的短い納期でランクル300を入手できます。先述のとおり、海外には日本の数倍の規模でランクル300が流通しています。専門業者に輸入を依頼すれば、2〜6ヶ月程度でランクル300を入手できるでしょう。

ただし、並行輸入でランクル300を入手するには、国内正規価格の2倍ほどの予算が必要です。上級グレードであれば、乗り出しに1,500万円ほどかかるでしょう。また、並行輸入車は左ハンドルのため、運転のしにくさを感じるかもしれません。

中古車を購入する

中古車市場を調べると、タイミング次第では新車同然のランクル300が見つかります。理想的な仕様の中古車が見つかったら、購入を検討してみてもよいでしょう。

ただし、ランクル300の中古車にはプレミア価格がついており、ZXの場合だと購入に1,600万〜2,000万円ほどかかります。

その他ランクル300購入 3つの疑問にお答え

納車に4年以上もかかる車を買うとなると、さまざまな疑問が出てくるものです。ランクル300購入に関するよくある疑問と、疑問への答えをまとめました。

Q.申込金ゼロでの購入は可能?

納期の長い車を注文すると、申込金の前払いを求められる場合があります。ただ、ランクル300の納期は4年以上先です。「4年も待たされるのに申込金なんて支払いたくない」「申込金ゼロで契約できないか?」と考える方もおられるでしょう。

ランクル300の契約に申込金が要るか否かは、ディーラーにより異なります。申込金ゼロでの契約に応じてくれるディーラーもあるので、最寄りの店舗で交渉してみるとよいでしょう。なお、ランクル300の申込金は10〜50万円程度が相場です。

Q.オーダー後のキャンセルはできる?

何らかの都合により、納車待ちの間にランクル300の注文をキャンセルしたくなる場合もあるでしょう。4年もあれば生活環境が大きく変わるかもしませんし、ほかの車が欲しくなる可能性もあります。

では、ランクル300の注文はキャンセルできるのかというと、やむを得ない事情があれば可能です。「病気や怪我で運転ができなくなった」「海外転勤が決まった」といった事情がある場合、多くのディーラーがキャンセルに応じてくれます。

一方、「気が変わった」「ほかの車が欲しくなった」といった理由でのキャンセルは基本的に認められません。また、やむを得ない事情があっても、注文した車両の生産がはじまってからでは、キャンセルを認められない場合があります。

Q.納車前にマイチェンしたらどうなる?

納期が4年ともなると、納車を待つ間にランクル300がマイナーチェンジするかもしれません。マイナーチェンジした場合に注文変更できるか否かは、ディーラーにより異なります。基本的には変更不可となっており、どうしても最新版が欲しい場合は、注文をキャンセルして再契約なければなりません。また、その際はキャンセル料が発生します。

ただ、一部のディーラーでは、マイナーチェンジ版への契約変更を可能とする、特例プランの導入を検討しています。実際にどのようなプランが導入されるかは不透明なものの、購入者にとっては歓迎すべき動きだといえるでしょう。

ランクル300は今後も増産されないのか?

現在の状況が続くなら、ランクル300の増産が決まってもよさそうなものです。ただ、トヨタがランクル300の増産に踏み切る動きは見られません。それどころか、日本むけの生産台数は現在よりも減る可能性があります。

昨今は世界規模で物価が上昇しており、海外では車の価格も上がっています。一方、日本国内では値上がりへの消費者の目が厳しいため、おいそれとは車の価格を上げられません。このため、自動車メーカーにとっては、国内よりも海外で車を売ったほうが、利益を得られる状況になっています。

もしトヨタが利益を最優先した場合、国内のランクル300の流通量は減少することになるでしょう。ただし、輸出が停止しているロシアむけのランクル300が、日本に割当てられる可能性もゼロではありません。

ランクル300の長納期は改善されるのか、今後のトヨタの動きに注目しましょう。

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執筆者プロフィール
加藤 貴之
加藤 貴之
1977年生まれのフリーライター。10年以上務めた運送業からライターに転向。以後8年以上にわたり、自動車関連記事やIT記事などの執筆を手がける。20代でスポーツカーに夢中になり、近年は最新のハイブリッド車に興...
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