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救急車といえば「ピーポー」…でも「ウーウー」と鳴る場合はどんな意味がある?

「サイレンがうるさい」って言わないで!

また、緊急車両のサイレンについて、前述の担当者からこんなお願いがありました。

サイレンの音量は下げることができないということも、市民のみなさんに知っていただきたい点です。サイレンの音量は、前方20メートルの位置において90デシベル以上120デシベル以下で鳴らすように決められているからです。

サイレンがうるさいといった意見が寄せられることがあるのですが、音量を小さくして周囲に聞こえなくなってしまってはサイレンの意味がありません。

©hiroyoshi/stock.adobe.com

周囲に聞こえやすい音の種類や音量であるからこそ、緊急車両のサイレンは意味を為しますから、「うるさい」という意見は見当違いの声と言えるでしょう。

しかし、かつて筆者が勤務していた教習所では、サイレンに気を取られて、前方に止まっている車に気付かずに追突しそうになったという教習生もいました。

緊急車両が接近してきたときは、焦らずに周囲の状況を確認しつつ、路肩などに寄せて道を譲るようにしてください。

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執筆者プロフィール
室井大和
室井大和
1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...

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