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EVのバッテリー、ぶっちゃけ寿命や価格ってどれぐらい?ディーラー担当者を直撃!

EVのバッテリー価格について、ディーラーに直接聞いてみた

@twinsterphoto/stock.adobe.com

EVの動力源であり重要なパーツである駆動用バッテリー。交換費用がどのくらいユーザーの負担となり得るのか、某大手自動車メーカーディーラーの営業担当者に聞いてみました。

「EVのバッテリーはどうしてもエネルギー密度の高いリチウムイオン電池が主流になっているため、価格が高いのはしょうがないですね。

劣化してしまうことも避けられないので、バッテリーを交換するくらいなら(車を)新しく買い替えたほうがいい気がします。

その時期のモデルにもよりますが、性能がより良いEVは今後出てくると思いますしね。それにEVは、購入時にバッテリーの容量が減少した場合に備えて保証期間を設けていることがほとんどです。

バッテリーは保証期間中であれば、無料で修理や交換をしてもらえるので、そこまで交換するときの費用は考えなくてもいい気がします

車両価格高騰にも関係するバッテリー価格、値下げの可能性は…?

©NorGal/stock.adobe.com

交換費用が高額になってしまう駆動用バッテリーですが、今後値下げされる可能性はあるのでしょうか? 将来的にバッテリー価格の値下げはありえるのか、同ディーラーに意見を伺いました。

値下げに対して以下のようにコメントしてくれました。

「世界的にもEVに切り替えることを推奨していますし、タイミングによっては値下げの可能性もあるとは思います。

ですが、交換することを前提として考えず、保証期間や保証内容の確認を購入時にしておくことがベストかもしれません。

バッテリー自体の値下げに期待するのはハードルが高いと思うので…。」

さらにこれをふまえて、「バッテリーの特性を理解して劣化を最大限防ぐ工夫も大事」とのアドバイスも。満充電で放置すると劣化は早まるので、80%あたりを目安にするとよいそうです。

駆動用バッテリーの値下げを期待するのはあまり現実的ではありませんが、バッテリーの寿命や特性がEVの使い方や買い替えサイクルを考える指標になってくるといえるでしょう。

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執筆者プロフィール
小高皐月
小高皐月
1979年生まれ。会社員を経て、知人の縁で編集プロダクションに就職。子育ての経験を活かして様々な記事を担当していたが、取材をきっかけにドルオタ化。クルマを走らせながら一人でカラオケするのが大好きで、歴...

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