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初体験って緊張するよね…初心者ドライバー時代の「恥ずかしい失敗談」まとめ
免許を取って間もない頃は、程度の違いはあれ誰もが「運転に関する失敗」を経験するものです。筆者も実家の駐車場が狭く、初心者の頃には愛車のボディを壁面に擦ってしまったことが何度かあります。
今回は初心者の頃に経験した失敗のうち、「車の機能や装備」に関するものついて、ドライバーの方々に話を聞きました。
緊張で「前しか見えず」に危険な状況に……
運転に慣れたドライバーであれば、無意識のうちに「運転に必要な準備や操作」を済ませることができるでしょう。しかし不慣れな車を運転する場合には、レバーやスイッチの位置など確認するポイントが多く、慌ててしまうことも考えられます。
「免許を取ってから3年くらい運転していなくて、はじめて買った車が納車され、ドキドキしながら乗って帰ったんです。
完全にテンパりながら30分くらい運転して、ガソリンスタンドに寄ったところで『ミラーが畳んだままですよ』と指摘され……自分でゾッとしました」(20代女性)
ミラーを畳みながら進んでしまっている車は稀に目にすることがありますが、道中ずっと気づかないままだった点に、かなりの慌て具合が想像されます。
運転に不慣れだとどうしても視野が狭くなりがちですが、初心者の段階ではとくに、乗車時にシートやミラーの位置を確認する癖をつけておきたいところです。
MT免許取得者にありがちなAT車でのミス?
車によって異なる操作方法の違いも、初心者ドライバーにとって鬼門となるでしょう。なかには教習中についた「癖」が原因で失敗してしまうケースもあるようです。
「MTで免許を取ったのですが、はじめて乗った家の車がATで、足踏み式のパーキングブレーキでした。
もちろん『変速時にクラッチを踏まなくていい』って意識はありましたが、最初に止まるとき思いっきりサイドブレーキを踏んでしまい……すごい音がして体が前につんのめりました。後ろに誰もいなくてよかったです」(30代男性)
MT車の免許を取得した人が、「ATの運転を怖く感じる」のはよく聞く話です。このケースでも、始動前にペダルやレバーなどの配置を確認しておくことが望まれます。
とはいえMT免許の取得率が下がり、新車ラインナップにおいても足踏み式パーキングブレーキの採用車種が減少しているなか、今後はこうしたトラブルもあまり見られなくなるかもしれません。
- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...