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【SNSで話題】ソフトウェア更新中はエンジンを切ってはダメ?トヨタに聞いてみた
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SNSで「コネクテッドカーのソフトウェア更新が始まって困った」と話題に
先日Twitterにて、自動車通信サービスについてのツイートが大きな注目を集めました。ちょっとした外出の際にT-Connectの更新が始まり、「エンジンを切らないでください」と表示され、用事が済んだのに車から離れられなくなった、というものです。
この投稿に対し、『緊急時だったら困る』『急いでいるときはどうするの?』など、驚きの声が多数寄せられました。
T-Connectなどの通信サービスは、機能や操作性の向上を目的として、最新ソフトウェアが配信されることがあります。しかし、更新が終了するまで車から離れられないとなれば、不便さを感じるのも仕方がありません。
ソフトウェア更新を開始した場合、処理が終了するまで待機するしかないのでしょうか?今回話題になったT-Connectの更新について、トヨタ広報にお話をお聞きできました。
勝手にソフトウェア更新が始まってしまうの?
担当者によれば、T-Connectのソフトウェア更新は、更新確認画面で【はい】のボタンを押下すると、ダウンロード・インストールが開始されるとのこと。バックグラウンドでのダウンロード処理や、勝手に更新が行われることはなく、自分でボタンを押して、ダウンロードを始める仕様になっています。
ダウンロードからインストールまでに要する時間は、更新データ量や通信環境によって異なるため、具体的な所要時間は表示されません。ただし、利用規約の注意事項として『10〜15分程度』という時間を掲載しています。
ちなみに『バックグラウンドでの処理はしない』と言っても、データのダウンロードだけを先行して行っておくこともできます。ダウンロードが完了していれば、次回起動時に自動で更新処理されるとのことでした。
- 執筆者プロフィール
- 成田 佑真
- 1993年生まれ。普段は医療機器販売を行っているが、暇があれば自動車関連記事を読み漁る。現在の愛車はA4。子どもの頃からマークⅡに憧れ、社会人になりマークXを購入。週末は必ず手洗い洗車を行い、ドライブに出...