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年末年始に乳幼児と帰省時、注意すべきことは?警視庁交通相談担当者の回答に納得

自宅駐車場でも細心の注意を!子供を先に降ろさないで

@AntonioDiaz/stock.adobe.com

前述の担当者は、そのほかの注意点を次のように話します。

車を発進させるときや、車庫入れ、駐車時にも子供の動きには注意が必要です。最近では、自宅の敷地内で父親の運転する車にはねられて、幼い子どもが死亡する事故も発生しています。

前進、後退問わず、車を動かす場合は必ず子供の動きに注意してください。自宅だからといって安心して子供を先に降ろすことは避け、子供が乗車した状態か、あるいは、保護者同伴で車庫入れや駐車を行ってください。

さらに、冬でも車内での熱中症には注意が必要だと話します。

「車で長距離移動中、真冬であれば熱中症を気にする人はほとんどいないかもしれません。

しかし、暖房で暖められた上に、直射日光で照らされると、車内の気温はかなり高くなります。また、冬は厚着したまま乗車し、上着を脱がずにそのまま過ごしている子供も多いと言われています。

幼い子供は、大人よりも身体に熱がこもりやすいため、乗車したら子供の上着を脱がせた上で、直射日光が当たらないように工夫したり、適度に水分を摂ったり、車内を換気して気温を下げたりするなど、熱中症対策は冬でも必要なのです。」

年末年始に車で帰省する場合、車内で長時間過ごす時間が増えます。目的地がいつもと違うなど、普段のドライブとは異なることもあるため、いつも以上に親や保護者が子供のわずかな変化に気づいてあげましょう。

また、休暇期間が長くなるとドライバーも気が緩みがちになると言われています。

年末年始を車とともに楽しく過ごすためには、走行中や乗降時、いつも以上に気を配ることが重要です。

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執筆者プロフィール
室井大和
室井大和
1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...

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