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《知らないと損》運転中に眠気防止ドリンクを飲むタイミングはいつがいい?
眠気覚ましドリンクは居眠り運転対策にもおすすめ
実家への帰省や旅行など、長距離ドライブの際に気をつけたいのが「居眠り運転」です。いつもと違うスケジュールに疲労も溜まりやすく、眠気に襲われ危険な状況に陥ることも考えられます。
長距離ドライブの際、強い味方となるのが「眠気覚ましドリンク」でしょう。せっかく購入するのですから、眠気が覚めるまでの時間や、覚醒が続く時間について把握し、最大限の効果を引き出したいところです。
実際に、眠気覚ましドリンクは何をどのように摂取するのが正解なのでしょうか。
意外にも「カフェイン摂取直後に仮眠15分」が効く?
「居眠り運転への予防策」は社会的にも大きなテーマであり、国内外でさまざまな研究が実施されています。なかでも身近な方法をデータとともに提示しているのが、「公益財団法人 高速道路調査会」による「高速道路での居眠り運転防止に向けた効果的な対策に関する調査研究」です。
眠気覚ましドリンクの主要成分であるカフェインは、同研究においても覚醒効果が認められており、長時間の運転時、カフェイン摂取の有無が操作の正確性に影響するという実験データが示されています。
こうした結果をふまえ、同研究では、効果的な居眠り予防策として「カフェイン+短時間仮眠」という方法が提案されています。概要としては、「カフェインを摂取した直後に15分ほどの短い仮眠を取る」ことで、大きな覚醒効果が得られるというのです。
この「カフェイン+短時間仮眠」は、カフェインを摂取してから効果が現れるまでの「時間差」を利用した方法です。
カフェイン摂取から効果発現までは「少なくとも15分」が必要とされています。さらに、仮眠を取る際に有効なのが「15分~30分」程度の短い時間であることから、睡眠のバイオリズムとカフェインの相乗効果により、目覚めた際の覚醒感が得られやすいといいます。
- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...