2021年12月29日更新

カーナビはもう要らない？Yahoo! MAP、Yahoo!カーナビの新機能が凄い！

「渋滞・規制情報」と「一般道の交差点イラスト」機能を導入

ヤフーが提供する「Yahoo! MAP」は、車のナビに「Yahoo!カーナビ」の一部機能、徒歩のナビに進行方向などを「音声」で案内をする新機能を導入しました。

Yahoo! MAPはこれまで、“街歩き”を主な利用シーンとして、街歩きに最適化したシンプルな機能やデザインを提供。そのため、車でナビを利用する場合は車に最適化した「Yahoo!カーナビ」を、公共交通機関の遅延・迂回路などの最新情報は公共交通機関に最適化した「Yahoo!乗換案内」を利用する必要がありました。

一方で、ユーザーから「ひとつのアプリで全ての移動をサポートしてほしい」とのニーズも根強くありました。これに応えるために、ひとつのアプリで徒歩・車・公共交通機関での移動をトータルサポートできる機能拡充を進めています。

機能拡充の第1弾では、Yahoo!カーナビの「ターンバイターン方式のナビ」やYahoo!乗換案内の事故などで運休や遅延があった際や混雑を避けたい際、別の移動経路を検索する「迂回路検索」、徒歩のナビに「ナビ開始後の3D表示」機能などを導入。

今回は第2弾として、より一層Yahoo! MAPひとつであらゆる場面の移動をサポートする機能が新たに導入されました。

「車のナビ」に導入された機能、「渋滞・規制情報」では、以下のことが可能となります。

ログイン不要で目的地を入力し、ルート検索をするとルート選択画面上に「渋滞・規制情報」が表示
ナビ開始後のルート案内画面でも「渋滞情報」が表示
日本道路交通情報センター（JARTIC）から配信されるリアルタイムな渋滞情報・規制情報やYahoo!カーナビの個人を特定しないユーザー走行情報“プローブ情報”を反映
「渋滞・規制情報」は定期的に更新され、事故や災害などの突然の通行止めなどにも対応
ルート案内中に到着時間が大きく変更しそうな渋滞が発生した場合には、自動で最適なルートに修正される「オートリルート」が行われます
通行止めやチェーン規制などの「規制情報」が全12種類のアイコンで表示
「渋滞・規制情報」は右下図、画面右上の赤で囲んだボタンをタップし、オン・オフの切り替えが可能

さらにYahoo!カーナビは、これまで高速道路や有料道路のみ分岐を案内するイラストを表示していましたが、今回、東京都（23区）と全国の政令指定都市に対応した「一般道の交差点イラスト」を導入しました。

これにより見通しの悪い交差点などの右左折時に数百メートル手前からイラストが表示されるため、安心して運転が可能となりました。

「徒歩のナビ」に新たに提供された機能、「音声案内」の詳細は以下の通りです。

「ターンバイターン方式のナビ」の導入により、ユーザーは目的地に到着するまでの右左折時に加え、目的地までの目印となる交差点名やランドマークなどの案内を「地図画面」案内だけでなく「音声案内」も組み合わせて利用可能。これによりユーザーは、スマートフォンの画面を見る機会を減らすことができ「歩きスマホ」を抑制可能。「音声案内」で“どのくらい先に次のポイントがあり、どのような行動をとればよいのか”の情報を入手することができ、ベビーカーを押している方なども安心して目的地に到着可能。
設定した経路を外れた際には、自動的に現在地から目的地までの最適なルートに修正（オートリルート）され、「ルートを変更しました」と音声案内。

ユーザーは、今回の新機能の導入により、より一層「Yahoo! MAP」ひとつで車や徒歩の移動をストレスなく、場所を調べ、目的地に到達できます。

「情報技術のチカラで、日本をもっと便利に。」をミッションに掲げるYahoo! JAPANが提供する「Yahoo! MAP」。今後も「Yahoo! MAP」ひとつで移動全体に関する情報を正しく、わかりやすく、迅速にお知らせしていくために、機能拡充や改善を行い、ユーザーの利便性向上に努めていくとしています。