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D1ドライバー・斎藤太吾選手インタビュー!新型GRスープラで参戦する意気込みは?
【Profile】斎藤太吾1980年3月7日生まれ。埼玉県出身。
現在はチーム「FAT FIVE RACING」の代表兼ドライバーを務めている。プロドリフターの中でも特に豪快な走りをすることで知られている。その豪快さは走りだけでなくマシンチョイスにも見受けられ、過去にはシボレー コルベットやランボルギーニ ムルシエラゴで競技を行なっていた。2019年シーズンは発表されたばかりのトヨタGRスープラをメインマシンとする。
2019年シーズンは新型GRスープラで参戦!
新型のGRスープラでD1参戦が決まった経緯を教えてください
TOYOTA GAZOO Racingさんからお話をいただきました。発売前にやらせていただけるというのはとても光栄です。
新型GRスープラをD1車両に仕立てる中で大変だったことは?
完全な新型車なので、情報がなにもない中で部品を製作しなければならなかったことです。車両が来たのが1月末で、そこから42日間という短い時間で仕上げるのも大変でした。
新型GRスープラと今までのマシンとの違いはどんなところですか?
新型GRスープラはホイールベースが短いので、運動性能の高さを感じます。
斎藤選手はこれまでランボルギーニなどさまざまなマシンでドリフトをされていますが、マシンに求める要素で特に重視していることはなんですか?
見た目がカッコいい車がいいですね。
新型GRスープラは見た目もカッコいいので、その点は申し分なしですね。斎藤選手がドリフトを始めたのはいつですか?
ドリフトを始めたのは18か19歳の頃です。昔はまだストリートを走っている人が多い時代で、自分もドリフトをするようになりましたね。
ドリフトのプロになろうと思ったのはいつ頃ですか?
なにをもってプロというのか自分にはわからないですが、ストリートから徐々にサーキットの大会メインにシフトしていって、現在に至ります。
斎藤選手はジムカーナグリッドにも参戦されていますが、D1との違いを選手としてどのように感じていますか?
D1は見せる走り。ジムカーナグリッドはジムカーナというタイムを意識した競技なので車の走らせ方などが異なります。
2004年から参戦されていて感じるD1のファン層の変化はありますか?
昔は実際にドリフトをされている方が観戦に来ることが多かったですが、現在はプレイヤーではなく観戦することが好きという方が増えてきた印象が強いです。
斎藤選手が考えるD1の魅力とはなんでしょうか
他のレースよりも近くで観れること。D1はわかりやすく迫力を伝えることができると思います。
新型GRスープラで参戦される今シーズンの意気込みをお願いいたします。
大会に参戦しているので、シリーズ優勝を狙います。
2019年は斎藤太吾選手のほか、川畑真人選手も新型GRスープラでのD1参戦も決定しているので、夢のW GRスープラドリフトバトルが見られるかもしれません。2019年のD1グランプリに注目です!
インタビュアー:上田 貴大(MOBY)
撮影:宇野 智(MOBY)
編集:池田 貴美(MOBY)
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...