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「駐車料金が15,000円」「寒空の下で助けを待つ」お正月にまつわる車のトホホなエピソード
目次
1日800円の駐車場、6日間で5,000円くらいでしょ?と思ったら……
自家用車での帰省は荷物を気にする必要もなく便利ですが、一方で駐車場の問題に悩まされることも。
「社会人になって実家を出てから、はじめて車で帰省したときのことです。正月休みを地元で過ごそうと、6日間滞在するつもりだったのですが、家には駐車できるスペースがないので、近くのコインパーキングに止めることにして。
1日最大800円とあったので、全部で4,800円には収まるなと思っていました。滞在中は実家の車を使っていたので、自分の車はまったく動かしていません。
ですが帰るとき、精算ボタンを押すと、15,000円以上の額が表示されて……番号を間違えたのかと思ってやり直しても、やっぱり同じ額が出てきます。
それで、入り口の看板をよく見ると、最大料金の適用は48時間までと書いていて、それ以降は通常料金が適用されると小さく記載されていました。自分の確認不足とはいえ、正月から予想外の出費を強いられショックでしたね」(20代男性)
長時間駐車する際に嬉しい最大料金の制度ですが、多くのコインパーキングでは最大料金の適用回数に上限が定められており、それを超えると時間ごとに通常の料金が加算されてしまいます。
さらに、パーキングによっては最大料金が適用されない曜日や日付が設定されていることもありますので、利用時には適用条件をしっかり確認しておくことが大切です。
お正月休みで対応してくれるお店が見つからない!
新年を迎えるにあたって、絶対に避けたいのが車両トラブル。ディーラーや修理工場は年末年始に営業していないケースが多いため、事故や故障などがあってもすぐに対応してもらうことが難しくなります。
「初詣の帰りにタイヤがパンクしてしまったことがあります。道がかなり混んでいたので、裏道を使って帰ろうとしたのですが、狭い路地の行き違いでタイヤを路肩に擦ってしまい、そのとき傷ができていたようで……。
少し走ってから、いやにハンドルが取られるなと思い車を止めると、タイヤがぺちゃんこになっていました。どうにか近くのガソリンスタンドに持ち込み、修理してもらいましたが、完全に修復することは難しく、すぐにタイヤを交換する必要があると言われてしまって。
そのお店には適合するタイヤの在庫がなく、正月なのでディーラーや車屋さんもやっておらず、仕方なく正月明けまで車を使わずに過ごしました。いろいろ予定が狂い、タイヤ代も5万円以上かかり、新年早々最悪でしたね。おみくじの結果はたしか中吉とかだったと思うのですが……」(30代男性)
年末年始はロードサービスの利用が急増する時期でもあります。一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)の発表を見ると、2021年度の年末年始期間における出動件数は全国で5万9,542件。出動理由としては、やはりバッテリー切れが4割程度を占め、次いでタイヤのパンクやバーストが1割強を占めます。
これだけ出動件数が多いと、やはり到着までの時間も長くなってしまうと考えられます。正月に寒空の下で助けを待つ……という状況に陥ることのないよう、日頃から定期的に愛車を点検しておきたいところです。
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- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...