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「代車ガチャあるある」よもやの高級車から「マジか…」と息をのむような車まで
ボロボロの代車には懐かしのアノ装備が……
一方で、代車サービスは店舗側の好意で行われていることも多く、コストのかからない軽自動車やコンパクトカーが用意されることも珍しくありません。もちろん贅沢を言うことはできませんが、あまりに古い車をあてがわれて仰天したという声も。
「車のことはいつも付き合いのある修理工場に任せているのですが、車検を予約していた日の前日に、店長から『代車が古い軽しか用意できていない』という連絡がありました。
まぁ数日の間ですし、問題ないと答えたのですが、実際に行ってみると思っていたよりボロボロで……車内はタバコとホコリのニオイがして、走るとキイキイ鳴りますし、なにより衝撃だったのは窓が手回し式だったことです。
小さい頃、父の車に乗って以来はじめてクルクルと窓を開けて、懐かしいのと同時に、なにか虚しい感じもありましたね」(30代男性)
代車の運転には「普段とのギャップ」がつきものです。しかし、この時代に手回し式のウインドウはなかなかインパクトが強かったかもしれません。
手回しで窓を開閉するシステムは「ウインドウレギュレーター」などと呼ばれ、現在でも商用モデルなどの一部グレードにおいては採用例が見られます。とはいえパワーウインドウに慣れ親しんだ世代にとっては、思わずギョッとしてしまうポイントになるのでしょう。
「この代車、前が見にくいなぁ」我慢して乗っていたけど……
いつもと違う車に乗り込んだときには、シートの具合や視界の広さ、アクセル・ブレーキの感触など、さまざまな点で違和感が生じやすいものです。そうした問題の多くはすぐに解消されるものですが、操作方法がわからず違和感のあるまま乗りつづけてしまった人も。
「免許取り立ての頃、中古のスペーシアに乗っていて、はじめての車検で代車がスイフトでした。ちょっと緊張しながら乗ってみると、やたらと座面が低くて、身長が低い私には前が見にくかったんです。結局、運転しにくい車だなぁと、ほとんど使わないまま車検を終えました。
返すときに担当の営業さんから『どうでしたか?』と聞かれて、イスが低くて乗りにくかったと言うと、一瞬キョトンとしたあと、座席を見て『すみません!これ、座面が一番下になっていますね』と謝ってきて……。
私のスペーシアだと座面の高さを調節する機能はないのですが、スイフトにはあったみたいで、私の前に背の高い人が乗ったままの状態だったようです。こっちが無知だっただけなのに、営業さんは申し訳なさそうで、なんとも気まずい感じでした」(30代女性)
安全運転の面でも、疲労軽減の面でも、ドライビングポジションは大きな意味を持ちます。乗ったことのない車を運転する際には、シートの前後移動やリクライニングはもちろん、シートリフターやステアリングのチルト機能など、「どこを調整できるか」をまず確認し、適切な姿勢を確保したうえで運転に臨みたいところです。
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- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...