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「ウワァ…その気持ち良く分かる」新車気分が台無しになった瞬間のエピソード
なんでこの車で被るの!?しかもご近所さんのほうが●●が上
新車を買ってからしばらくの間は、大きな買い物をした高揚感もあり、「自分の車が主役」という気分になるものです。しかし、そこで近所の家と車種が被ってしまえば、やはりテンションは下がってしまうものでしょう。
「とあるSUVが出てから、1年経たないくらいで購入して、やっぱりハイブリッドはいいなと満足していました。車庫に入れたときの存在感もあって、毎週洗って眺めるのが楽しみでしたね。
でも、納車されて3ヶ月しないくらいで、同じ並びにある家に同じ車が止まっていて……。色も同じで、しかもグレードは向こうの方が上という最悪な状態でした。
売れ筋の車種であれば、被ることも念頭に置いていたと思いますが、あまり台数が出ていない車種なのに近所で被ってしまって、しばらく向こうの車を見るたび憂うつな気分でしたね。向こうは向こうで、『先を越しやがって』と思っていたかもしれませんが……」(40代男性)
市販の車種を買う以上、誰かと被る可能性はゼロにはできません。車を選ぶときには、被ったとしても「自分は最高の選択をした」と思えるような買い方をしたいところですね。
新車の香りを台無しにした「あのニオイ」
内外装に走行性能と、新車の楽しみは多岐にわたりますが、「新車のニオイ」に心躍る人は少なくないでしょう。「消えるまで存分に新車気分を味わおう」という人もいると思われますが、 遅かれ早かれニオイは上書きされてしまいます。
「新車を納車してからすぐに、仲間うちでバーベキューに出かけることになりました。自分は下戸なので、普段から運転手を務めることが多かったのですが、そのときは新車を披露したい気持ちもあって、前のめり気味で引き受けたんです。
みんな『広くて快適』と喜んでくれましたし、気分よくバーベキュー場に向かって。汚れる心配も多少ありましたが、いつも道具はレンタルですし、そのときも無事汚れることはありませんでした。
ただ誤算だったのが、参加者の1人がかなりの量のニンニクを持ってきたことです。なんでも実家から大量に送られてきたとかで。なんでよりによってこのタイミングなんだとゲンナリしました。
アヒージョや丸焼きにしてとてもおいしかったのですが、ずっと帰りの車内のニオイが心配でしたね。いざ乗ってみるとそこまで強くは感じず、大丈夫かと思って帰宅したのですが……翌日、車のドアを開けると酷い臭気が立ちこめてきました。
それから数日経っても、ずっとニオイが残っているように思えて、気が気ではなかったですね。結局、オゾン脱臭をしてもらってからは気にならなくなりました」(20代男性)
嗅覚が気分に与える影響は大きく、車内に不快なニオイが充満していれば、やはりドライブの気分も損なわれてしまいます。日常的に使っている以上、ある程度ニオイはついてしまうものですが、あまりに強烈なものだとゲンナリしてしまいますよね。
新しい車を購入し、「キレイな状態をいつまでも」と考えるのは当然のこと。しかし、新車を長く楽しむには、あまり過敏になりすぎず、ときには「しかたない」で済ませる寛容さも必要なのかもしれません。
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- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...