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「あのポールってぶつかるとそうなるんだ…」運転免許の技能試験で「あ、落ちたな」と思った瞬間はある?合格できたポイントは“ヤケクソ”

人生のなかで、運転免許の取得を「大人への階段」のように考える人は少なくないでしょう。それだけに、教習所には特有の緊張感があり、そこでの出来事を長く覚えている人もいると思われます。

とくに「試験での失敗」は、当人や周囲の人にとって印象に残ることがあるようです。今回はドライバーの方々に、「免許の技能試験での失敗談」について話を聞きました。

あのポール、そんな風になってたんだ…

©Josiah.S/stock.adobe.com

仮免許の技能試験において、教習生にとっての関門となるのが「S字・クランク」でしょう。指定教習所のスケジュールにおいて、仮免許までの技能教習は基本的にAT車で12時限、MT車で15時限であり、車両感覚が十分に身についていない教習生も多いと考えられます。

「仮免の技能試験で、順番が2番目だったので、最初の人の動きを見ながら頭のなかで手順を確認しておこうと思ったんです。でも、その人はドアロックや発進時のウインカーを忘れていて、その時点で『おや?』と思っていました。

運転もちょっと危なっかしい感じがしたのですが、『まぁ自分も他の人から見たらこんなものなのかも』と思っているうち、試験官がクランクに入るよう指示を出しました。

カーブに入る瞬間、『あっ』と思いましたね。明らかにハンドルを切るのが遅くて、その割にスピードが出ていたんです。

案の定、カーブの外側にあるポールに車体がぶつかって、パラパラパラッという音がして。おばあちゃんの家とかにある、玉のれんみたいな感じというか。ぶつかったのをはじめて見たので、こんな音がするのかと妙な気持ちになりました。

それからバックで立て直そうとはしていましたが、今度は内側に入りすぎて脱輪し、少しパニックのようになってしまったのか、何度も切り返すものの行ったり来たりを繰り返すばかりで……。なんとも気まずい時間でした」(20代女性)

普段の教習中であれば、基本的に助手席には指導教官が座っているため、教習車で接触事故を経験する人はそう多くないと思われます。もしかすると、教習生が緊張しており、補助ブレーキが踏まれにくい試験の場は、ポールとの接触なども起きやすいのかもしれません。

なお、上の話にあるように、「脱輪」と「障害物との接触」が同時に起きているような状況は、検定中止に該当するケースが多いと考えられます。ただし仮免の技能試験においては、次回へのフィードバックを与える意味で、試験を形だけ続行させる指導員もいるようです。

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執筆者プロフィール
鹿間羊市
鹿間羊市
1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...

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