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「わざわざ車をカッコ悪くするなんて…」個性を出したつもりが恥を晒してるだけ?世間の“カスタム”への理解度、ひっく!
カーオーナーの趣味嗜好はさまざまであり、「愛車をどのように扱うか」も人それぞれです。なかには「愛車の改造」を趣味としている人もいるでしょう。
アルミホイールやエアロパーツをはじめ、カスタムされた車は目立ちやすくなるものです。なかには「人とは違う車に乗りたい」という思いからか、世間には理解されないレベルの改造をしてしまうオーナーも。
今回はドライバーの方々に、「理解できない車の改造」について話を聞きました。
ボンネットだけ黒い車、一体なぜ?
車の改造にはさまざまなジャンルがありますが、サーキットなどで「速く走るための改造」は、一般的な乗用車とは異なる形状へと向かっていくことから、ときに奇異に映ることもあるようです。
「ボンネットだけ色が違う車、あれは何のため? そういう車って、だいたい後ろに大きい羽根がついているじゃないですか。なんか役に立つんですかね? 私自身は車のことはわからないですけど、個人的に『あれはちょっとな……』と思ってしまいます」(40代女性)
スポーツ系の車種を改造しているオーナーのなかには、愛車のボンネットを軽量化するために「カーボンボンネット」を装着している人もいます。ボンネットが軽量になることで、コーナーリング時に鼻先の動きが軽快になるなど、実際の走行面に影響のあるパーツです。
さらに、「ボンネットの軽量化」にまで手を回すオーナーにはかなりの「本気度」があり、空力性能にもこだわりをもっているケースも少なくありません。そのためか、GTウイングなど大型のエアロパーツを装着している車も見かけます。
これはもともと全日本GT選手権(現Super GT)などの競技車両に採用されていたパーツであり、高速走行時の安定性やコーナーリング性能に影響を及ぼすとされています。ただし、一般道の速度域で効果を体感するのは難しいようです。
“走りの楽しさ”以外でMTを選んだ人たちの意外すぎる理由
- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...