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フリーズする彼氏、デートは気まずい雰囲気…などドライブスルーの失敗談3選
ファストフード店やコーヒーショップなどに設置されているドライブスルーは、ドライバーにとって便利なサービスとして定着しています。
「お出かけ感」を演出してくれるドライブスルーですが、車に乗りながら注文や会計までをスムーズに済ませるには、ある程度「慣れ」が必要な面もあるようです。
今回はドライバーの方々に、「ドライブスルーで失敗した経験」について話を聞きました。
「ちょっと!お客様!?」注文だけして颯爽と……
ドライブスルーと聞くと、まず注文用のスピーカーでオーダーし、そこから会計・商品の受け取りへと進む形が一般的でしょう。しかし、なかには異なる注文システムが採用されており、ちょっとした混乱が起きることも。
「ドライブスルーはよく利用するのですが、出先で寄ったドライブスルーが注文口と会計口が一つになっている施設で……注文だけして、そのまま車を進めてしまったことがあります。
数メートル進んだところで店員さんが大声で呼び止めてくれて、無事に会計と商品の受け取りはできましたが、バックしている瞬間が気まずかったですね。窓口に店員さんがいる時点で、普段とは違うことに気づくべきでした」(30代女性)
店員さんからしてみれば、注文だけして去っていくお客さんに驚いたことでしょう。疲れていたり、考えごとをしていたりすると、ついつい習慣化されている行動を取ってしまうものですよね。
フリーズする彼氏、デートは気まずい雰囲気に
ドライブスルーに限らず、「お店で注文をするのが苦手」という人はそう珍しくありません。さらに、ドライブスルーの「相手の顔が見えない注文方式」に対して、なんとなく抵抗を覚える人もいるようです。
「夫が以前から注文するのが苦手で、飲食店で店員さんを呼んだりオーダーしたりするのはいつも私の役割でした。付き合っている頃から、とくに疑問には感じていなかったのですが……。
数回目のドライブデートの途中、甘いものがほしくなり、『スタバのドライブスルーに寄ろうよ』と言ってみたんです。彼はあまり乗り気ではなく、先に私の分の注文を伝えたときも、どこか上の空といった感じでした。
それで、いざ注文口でオーダーを聞かれると、『えっ、あー……』とか言って固まってしまったんです。隣で再度メニュー名を伝えてもフリーズしたまま。仕方なく、助手席から声を張って自分の分を注文し、あとは適当にコーヒーを頼みました。店舗を出てから、あからさまに気落ちしているのがわかりましたね」(30代女性)
慣れていない店舗などではとくに、メニュー体系や注文方法がわからず、オーダーに手間取ってしまうケースも少なくないでしょう。スピーカー越しの会話に不安を抱く人もおり、ドライブスルーをすんなり利用できることは「当たり前」ではないのかもしれません。
- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...