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ワイパーのビビリ音が止まらない!雨の日のドライブを快適にするためのアレが実は原因?意外と知らないワイパーのお手入れ

今すぐできる!ワイパーのビビリを解消する効果的な対策

@NopponPAT/stock.adobe.com

ワイパーのビビリを解消し、安全な視界を確保するためには、日常的な点検と適切な対策が不可欠です。以下の方法を試してみましょう。

ただし、新車購入直後にワイパーのビビリが発生する場合は、ワイパーの取り付け不良や初期不良の可能性も考えられます。この場合は、自己判断せずに購入した販売店、ガソリンスタンド、またはカー用品店に相談することをおすすめします。

1. ワイパービビリ止め剤を塗布する

手軽にできる対策として、ワイパーゴムに直接塗布するタイプの「ビビリ止め剤」があります。これは、ゴム表面の微細なキズを埋めて滑らかにし、摩擦抵抗を減らすことでビビリを軽減する効果が期待できます。

使い方は簡単で、ワイパーゴムの汚れをきれいに拭き取った後、ビビリ止め剤を塗布するだけです。ただし、ゴムの劣化が著しい場合は効果が薄いため、次の「ワイパーゴムの交換」を検討しましょう。

2. ワイパーゴムを新品に交換する

ビビリ止め剤で改善しない、あるいはワイパーゴムが明らかに劣化している場合は、ワイパーゴムの交換が最も効果的な解決策です。

前述の通り、ワイパーゴムの寿命は1年程度とされています。新品に交換することで、ガラスとの密着性が向上し、水滴をきれいに拭き取れるようになり、ビビリも解消されます。

3. ガラス面を徹底的にクリーニングする

ワイパー側の問題だけでなく、ガラス面を清潔に保つこともビビリ解消には重要です。

  • 撥水加工のムラがある場合: 一度撥水剤を完全に洗い流し、ガラスクリーナーで徹底的に油膜などを除去してから、再度均一に撥水加工を施し直すことをおすすめします。
  • 油膜が付着している場合: 市販の油膜除去剤やガラスクリーナーを使用して、ガラス表面の油膜をきれいに除去しましょう。

ガラスが清潔で滑らかな状態になれば、ワイパーゴムがスムーズに動き、ビビリの発生を防ぐことができます。

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視界確保は安全運転の要!ワイパーの定期的な点検を忘れずに

ワイパーのビビリは、単なる不快音ではありません。それは、あなたの車の「視界確保」という最も重要な安全機能に異常があるサインなのです。雨や雪の中でのクリアな視界は、刻一刻と変化する交通状況を正確に把握し、危険を回避するための絶対条件です。

もしワイパーが正常に機能しなければ、対向車のライトや街灯が乱反射し、前方の状況がぼやけて見えたり、歩行者や自転車、障害物の発見が遅れたりするリスクが高まります。このような状況は、ドライバーの疲労を増幅させるだけでなく、重大な交通事故に直結する可能性を秘めています。

安全なカーライフを送るため、ワイパーゴムの定期的な交換はもちろん、日頃からガラス面の清掃を怠らないなど、ワイパーシステム全体の状態を良好に保つことが不可欠です。少しでも異変を感じたら、放置せずに早めに対処しましょう。

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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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