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ストラット式サスペンションとは?特性や構造と車のサスペンションの代表となった理由まで
目次
ストラット式の交換の目安は?
ストラット式も機械なので、使用していると当然故障します。
そうなった場合は、交換する必要があります。交換する目安としては、5万kmほど運転していたり、運転中に前輪付近から異音が聞こえたりする場合です。
異音が聞こえると、ショックアブソーバーが消耗している可能性があります。
ショックアブソーバーについて
ショックアブソーバーとは、振動を減少させる装置のことです。
これが不調になってしまうと、運転が不安定になってしまったり、長距離走行で疲れやすくなってしまったりという症状が出てきます。
キャンバー調整について
また、ステアリングがうまくいかなかった場合は、キャンバー調整を行う必要があります。
キャンバーとは、自動車を正面から見たときのタイヤの倒れ角度のことです。これが左右不揃いになっていると車の挙動に異常が生じ、事故のもとになるので調整が必要です。
調整する際には、タイヤの上側が内側に、八の字型となるように倒します。ちなみにこうした調整をネガティブキャンバーといいます。
こうすることで、旋回能力やグリップ力があがるのです。こういった異常が出てきてしまったら、業者に頼んで交換してもらいましょう。
また、キャンバーを極端に改造した「鬼キャン」の記事が、MOBYにはありますので、そちらも是非ご覧ください!
ストラットグリルについて
車には、正面から見たときに、左右のライトの間にある網状のグリルというものが装備されています。
このグリルの中に、ストラットグリルというものがあります。
ストラットグリルは、一見ストラットと関係がありそうですが、こちらは商品の名前がストラットというため、特にサスペンションのストラットとは関連性がありません。
王道サスペンションであるストラット!
ストラット式に関する記事はいかがでしたか?
現代では最も一般乗用車に普及されているストラット式ですが、よく知らないという方でも、このストラット式が担っている役割が重要なものであるということが分かったと思います。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...